吉見俊哉教授 最終講義 (2023/3/19)
・講義タイトル:『東大紛争-1968-69』
・日時:2023年3月19日(日)午前 10時30分~(予定)
・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
・開催形式:オンライン開催(事前登録制、会場での聴講はありません)
*オンライン配信のURLは、開催前日の3月18日(土)にお知らせ予定です。
*期間限定アーカイブ配信予定(3月31日まで)、日英版あり。
・事前登録:こちらよりお願いいたします。(3月10日まで)
・日時:2023年3月19日(日)午前 10時30分~(予定)
・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
・開催形式:オンライン開催(事前登録制、会場での聴講はありません)
*オンライン配信のURLは、開催前日の3月18日(土)にお知らせ予定です。
*期間限定アーカイブ配信予定(3月31日まで)、日英版あり。
・事前登録:こちらよりお願いいたします。(3月10日まで)
■主催:デジタルアーカイブ部会 地域アーカイブ部会
■とき:2023年3月17日 (金) 18:00~20:00
■場所:オンライン
■申し込みはこちらから
■登壇者:東海大学教授 水島久光、沖縄アーカイブ研究所 真喜屋力、聖学院高校 佐藤佑哉、聖学院高校教諭 大川功、ほか
進行・担当:宮本聖二 (地域アーカイブ部会部会長)
■研究会概要
昨年、戦前の地方(福島・会津と北海道札幌)の様々な姿を記録したフィルムが相次いで発見されました。
会津のフィルムは、東京北区の聖学院高校の生徒と先生が東京からの疎開学童の調査に会津美里町に赴いた時に、現地の元写真館のお宅から寄贈されました。
1937年の日中戦争から1944年までが映像に記録されていました。
一方、北海道の映像は、沖縄アーカイブ研究所にオークションで入手した方から持ち込まれたものです。これも1930年代から40年にかけての映像でした。
将兵たちが戦場に向かうあるいは帰還してきた様子、三国同盟締結を祝うパレード、シンガポール陥落の祝賀行事、ドイツのヒトラーユーゲントの若者たちなどの他、隣組の運動会、結婚式、祭りなどもありました。
撮影者が意図しないにも関わらず、どの映像も戦争の影がくっきり浮かびあがるものでした。
[デジタイズの壁]
一方、これらのフィルムは出てきたところで内容を確認することが容易ではありませんでした。8ミリもあれば、9.5ミリフィルムもあり、それらのデジタル化を一体誰がどこで行うのかの壁にすぐに突き当たったのです。
北海道のフィルムは沖縄アーカイブ研究所がデジタイズし、会津のフィルムはNHKとデータを共有することでNHKがデジタイズをしたのでした。
[共有と保管]
発見されたのちなんとかデジタイズもできたとしても、そのあとはその映像の共有をどうするかが課題になります。沖縄アーカイブ研究所では、入手してデジタイズした映像はそのサイトで公開しています。
会津のフィルムは、まだ内容が確認出ていないものもある上に、デジタイズした映像データのDA化、さらにフィルムをどこがどう保管するのかも不透明です。
戦前、アマチュアでフィルム撮影(パテベビー・9,5ミリ)を趣味にしていたひとは、10万人はいたのではないかと考えられます。まだ多くのフィルムが眠っていることでしょう。一方で、中身が確認できないと捨てられるものも数多くあるはずです。
■研究会の進め方
会津と北海道で発掘されたフィルムを事例に、地域からどのように発掘するのか、デジタル化をどのように進めるのか、その主体は誰・どんな組織であるべきか、共有するために何が求められるのか、などを議論して、できることと課題を浮き彫りにします。
学会メンバーの皆さんの参加をお待ちします。
研究会では、映像をまず見ていただいた上で、登壇者の方々の報告と意見交換ののち、参加者の方々も議論に参加いただく形で進めます。
2022年9月16日のデジタルアーカイブ学会2022年度第2回理事会にて、デジタルアーカイブの振興を目的とした本学会としての政策提言、「デジタル温故知新社会に向けた政策提言 2022 年」を決定し、その後内閣府知的財産戦略推進事務局等政策関係者に手交しました。政策提言本文はこちらです。
デジタルアーカイブ学会は2021年12月、2022年6月の2回にわたり、オンラインによるDAフォーラムを開催いたしました。こうしたオンラインでの発表は、地方の会員の発表・参加の門戸を広げ、また学生を含むより多くの会員に、発表と研鑽の機会を提供するものとなりました。本年も過去2回に続きオンライン形式で第3回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。
このたび、デジタルアーカイブ学会(以下「当学会」といいます)では、「デジタルアーカイブ憲章(最終案)」について、広く皆様からご意見を募集します。
■意見募集の趣旨、目的および背景
作品や文献、データを収集して散逸から守り、未来と世界へと継承するデジタルアーカイブはいま、かつてない広がりと変革の時を迎えています。
国立国会図書館による入手困難資料の個人向け送信などの大胆な法改正も続き、放送、漫画、ゲーム、舞台、アニメ、音楽、各種データなど、新たな様々な分野でのアーカイブ事業が生まれ、そしてジャパンサーチなどを通じて相互につながり始めています。
しかし一方で、アーカイブの現場は常に、「ヒト・カネ・権利」とも言うべき、専門人材の不足、資金難、権利処理の困難などに直面し、その歩みは今もって困難に満ちたものです。知識・ノウハウの共有も、やっと緒についたところとも言えるでしょう。
加えて、注目が高まっているとはいえ、まだまだデジタルアーカイブの社会的な価値は、必ずしも国民に広く共有されているとまでは言えません。当の関係者においてすら、デジタルアーカイブとは何であり、どんな価値を持ち、何に留意して進めて行くべきか、各現場の羅針盤となるべき指針は必ずしも存在していない状況に思えます。
そこで当学会では、現場の指針となる「デジタルアーカイブ憲章」をめぐる議論を開始し、評議員会や会員懇談会などで検討を重ねました。
さらに、オープンな議論の場として、「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議」を開催し、デジタルアーカイブの現場における羅針盤のあり方について、識者の方々と実り豊かな議論を交わしてきました(2022年8月に第1回、10月に第2回をそれぞれウェブ会議で開催。11月に沖縄で第3回を開催)。その成果をふまえて、憲章案も順次改訂しております。
当学会では、以上の趣旨、目的および背景をふまえて、このたびデジタルアーカイブ憲章案の最終版を公表し、以下の要領で広く皆様からご意見を募集します。この意見募集の結果を踏まえ、2023年3月14日に総括シンポジウムを開催して議論いたします。
■意見募集概要
■主催
デジタルアーカイブ学会
■開催日時
2023 年 3 月 14 日 (火) 19 :00~21:00
■場所
御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ルームC
(〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6)
※シンポジウムの模様はインターネットでのライブ配信/アーカイブ配信を検討中です。
詳細が決定次第、情報掲載いたします。
■参加費 無料
■お申込みはこちらから
※会場参加は先着順とし、定員 (100名) になり次第締め切りとさせていただきます。
■プログラム
・挨拶:吉見俊哉(デジタルアーカイブ学会会長)
・本会議の趣旨と基調報告:福井健策(弁護士、デジタルアーカイブ学会法制度部会長)
「デジタルアーカイブ憲章案について」(憲章案、論点整理)
・ラウンドテーブル「デジタルアーカイブの哲学を社会に実装する」
・参加者からの質問・意見
■登壇者(五十音順)
・赤松 健 (漫画家・参議院議員)
・宍戸 常寿(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
・野口 祐子(弁護士・クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(特定非営利活動法人コモンスフィア)理事)
・平田オリザ(劇作家・芸術文化観光専門職大学学長)
・福井健策 (弁護士):司会
・宮沢和史 (シンガーソングライター)
以上、6名
■開催趣旨
消えゆく映像、文献、音源、地域の記憶などを収集・保存・修復し、デジタル技術を用いて未来と世界に伝えるデジタルアーカイブの活動は、今、日本でも各ジャンルと地域でさまざまな取り組みが進んでいます。デジタルアーカイブ学会は、日本の各分野の研究者と実務家が集まり2017年に結成、学会員は既に700名を数えて研究大会、学会賞、学会誌・出版、政策提言、現場支援などの活動を続けています。
昨年からは、目指すべきデジタルアーカイブ社会の姿と、我々が従うべき羅針盤を広く共有するために、「デジタルアーカイブ憲章」の策定・公表に向けて検討を進めてきました。シンポジウム「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議」を第1回(2022年8月)、第2回(2022年10月)とオンラインで開催し、多くの視聴者に恵まれました(概要はこちら)。さらに2022年11月には初めてのリアル開催により第3回となる「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議 in 沖縄」を開催いたしました(概要はこちら)。
これまでの円卓会議において、デジタルアーカイブ機関や企業の担当者、研究者、クリエイター、政府関係者などさまざまな立場の登壇者から現場での取り組みが報告され、メタデータ整備や人材育成といった「足腰」の問題、海外とのさらなる連携の必要性、民間企業・団体だけで取り組むことの限界などの検討すべき数多くの課題、論点を議論してきました。円卓会議で浮き彫りになったのは、デジタルアーカイブが今後の社会にとって必要不可欠な基盤であることを多くの人々に共有してもらうためには、デジタルアーカイブとは何か、何のためにあるのかといった、デジタルアーカイブの哲学について、更に共通認識を作っていく必要性でした。
本シンポジウムでは、これまでの議論を総括するとともに、多くの方の叡智を結集した憲章案を、いよいよ正式版の発表へとつなげていければと思います。
デジタルアーカイブ憲章は聴講のみなさまも含めて「みんなで創る」ものです。ぜひとも、このシンポジウムにお集まりいただき、お知恵をお貸しいただけますよう、お願いいたします。

●紹介
近年デジタルアーカイブはその意義をいっそう高めているが、持続可能性や人材育成、予算、権利処理などの課題が依然として残っている 。こうした課題に対し、デジタルアーカイブの制度や仕組みにスポットをあて、法律、教育、経営、経済などさまざまな分野の専門家による論考から、知識インフラを「再設計」する。
「デジタルアーカイブ・ベーシックス」第2期、刊行開始!
●目次
知識インフラの再設計
数藤雅彦 責任編集
刊行年月:2022年11月
ISBN: 978-4-585-30301-5
価格: 3,520円 (税込)