デジタル映像データを共有化するために-「石山与五栄門展」における新たなキュレーションをめぐって-

デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会では、全国の地域でのアーカイブのデジタル化の動向を「シリーズ研究会」の開催で共有し、その知見データを「ツールボックス(仮称)」として積み上げていく活動を始めました。その第一回を新潟から、ZOOMにて開催いたします。

【シリーズ研究会:地域とデジタルアーカイブ】
デジタル映像データを共有化するために-「石山与五栄門展」における新たなキュレーションをめぐって-

  • 日時:2022年11月11日(金)16時30分~18時頃まで
  • 実施方法:Zoomによる公開研究会(会場:新潟市砂丘館より中継)
  • 参加費無料・事前登録制
  • 主催: デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会
  • 共催: 砂丘館石山与五栄門展実行委員会
  • 出席者
    • ナビゲーター:水島久光(東海大学、デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会)
    • キュレーター:大倉宏(砂丘館館長)、榎本千賀子(写真家・新潟大学助教)、原田健一(新潟大学フェロー)
  • 趣旨
    デジタル映像データである「にいがた地域映像アーカイブデータベース」に収蔵されている石山与五栄門の写真データをもとに行われる「石山与五栄門展」が、10月8日から11月13日に砂丘館、妙光寺、巻郷土資料館の3カ所で行われます。
    それぞれの会場のキュレーターである榎本、大倉、原田がいかなるセレクションをし、どういった展示をするのか。その3カ所から、これまでとは違った展示のあり方、研究の可能性がどう見えてきたのかについて、水島のナビゲーションを介して議論し、地域におけるデジタルアーカイブの継承と活用の課題について考えます。
    石山与五栄門展
  • 内容
    3会場の映像に、水島と原田が対話を重ね、各会場の紹介をする。(30分)
    水島の司会のもと、大倉、榎本がそれぞれ自分のキュレーションの意図について語り、また他の会場についての感想を述べる。(5~10分×2)
    最後に水島が地域映像アーカイブに関する課題をいくつか提起し、三人に質問しながら、議論を深めてゆく。
  • 参加申込 こちらのフォームに必要事項をご記入ください。開催前日に参加URLをお送りします。