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第 4 回研究大会スピンオフ研究発表会 (2020/7/5) のお知らせ

第 4 回研究大会スピンオフ研究発表会 (2020/7/5)

デ ジタルアーカイブ学会第4 回研究大会での一 般発表は中止となり、予 稿集の公開のみとなりましたが、発表予定だった講演の一部を「スピンオフ研究発表会」として以下のとおりオンラインで発表いたします。ぜひご参加 ください。予 稿集はこちら抄 録集はこちらです (この研究発表会ですべてを発表するわけではありません。プ ログラムをご覧ください)。

  1. 開 催方法
    • Zoom によるオンライン開催
  2. 日 程
    2020年7月5日 (日) 13:30~16:30

    • 13:30〜13:40 イントロダクション
    • 13:40~14:30 セッ ション1: (5件)
      • 14:30〜14:40 休憩
    • 14:40~15:30 セッ ション2: (5件)
      • 15:30〜15:40 休憩
    • 15:40~16:30 セッ ション3:(5件)
    • 16:30~16:40 まとめ:
    • 16:30〜17:30 オンライン懇親会:(自由参加、自由解散)
  3. 参 加方法
    • 参加費 無料 (非会員の方も参加できます)
    • お申込み こちらからお申込みください。
    • アクセス方法 開催日が近くなりましたら申込まれた方にアクセス方法をメールで案内いたします。
  4. プログラムはこちらをご覧ください。
    抄録集はこちらでご覧になれます。

以上

会員ウェブ懇談会 (2020/5/26) のお知らせ

デジタルアーカイブ学会会員各位

会員の皆様には日ごろ学会の発展のためご協力いただきありがとうございます。
2020年の通常総会は昨年同様、メールによる通信総会を実施する予定ですが、こ
れに合わせて広く学会員のご意見を伺うため下記の日程でウェブによる会員懇談
を実施したいと思います。
吉見会長代行他、理事多数が出席して皆様と懇談いたします。

●日時: 2020年5月26日 (火) 13:00~14:30
●方法: Zoomを用いたウェブ懇談会

つきましては、参加ご希望の方はこちらからお申込み下さい。定員は80名とさせていただきます。

日頃学会に対してお持ちのご要望、ご意見を発言・議論できる貴重な機会ですの
で奮ってご参加ください。お待ちしております。

参加を申し込まれた方には後ほどアクセス方法を連絡いたします。Zoomの経験のない方には事前にアクセス練習の機会を設けます。

よろしくお願いいたします。

デジタルアーカイブ学会事務局

COVID-19 に関するアーカイブ活動の呼びかけ (SIG 新型コロナウイルス感染症に関するデジタルアーカイブ研究会)

関係各位

2020 年5月7日

「COVID -19に関するアーカイブ活動の呼びかけ」

新型コロナウイルス感染症に関するデジタルアーカイブ研究会

現在、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の感染拡大を受けて、社会の各層でさまざまな取り組みが行われています。

あらゆる点において、最も尊重されるのは人命であり、人命を守る医療の維持であることは言うまでもありません。

しかし、COVID-19に向き合うためには、感染症の実相や社会のありさまを正確に記録することも欠かせません。事実、今回のCOVID-19禍において、私たちはこれまでの疫病の歴史、たとえば約100年前のパンデミック「スペインかぜ」の記録などからまなべる点は多々あるはずです。

しかし今回、過去の疫病の教訓が十分に生かされているとは言えません。今後の社会においてCOVID-19と相対していくためには、歴史に残るであろう現在の社会の状況を、仔細に記録していくことが肝要です。

そこで私たちは、図書館・博物館・自治体・大学・産業など、社会状況の記録に関心を持つみなさんに向けて、いま社会が直面しているCOVID-19に関する「アーカイブ活動の推進」を提案します。たとえば、次のような取り組みが考えられるでしょう。

* 市民による情報の収集活動を、十分に安全を確保することに留意したうえで、可能な範囲で支援すること
* メディア報道や各種情報発信の内容をアーカイブすること
* 自らの組織(たとえば自治体であれば対策本部等)や地域の記録をアーカイブすること

※ アーカイブの手段については、デジタル・アナログを問いません

以上はあくまで例に過ぎません。私たちは、COVID-19に関するアーカイブ活動が本来地域の情報集積のハブである図書館・博物館等を中心として実施されることを切望しています。また、本研究会としても活動への協力を惜しみません。アーカイブ活動に関するご相談をお気軽にお寄せください。

なお本研究会は、デジタルアーカイブ学会の一研究会としてスタートします。今後、COVID-19に関するアーカイブ活動に資する様々な情報交換・共有を、国内外の関係者と幅広く進めていきます。

新型コロナウイルス感染症に関するデジタルアーカイブ研究会
主査・渡邉英徳(東京大学 大学院情報学環)
sig-covid19@googlegroups.com
‘ https://digitalarchivejapan.org/bukai/sig-covid19 ‘

『デジタルアーカイブ・ベーシックス 3: 自然史・理工系研究データの活用』出版

デジタルアーカイブ・ベーシックス 3: 自然史・理工系研究データの活用』が出版されました。

紹介
オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育
機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベース
やWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学
分野における取り組みの事例を一望。
今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。

目次

  • 序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学)
  • 第1部 研究データの活用にむけて
    1. 科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大
      澤剛士(首都大学東京)
    2. 研究データ利活用の国際的動向―世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所)
  • 第2部 自然史・理工学DAの社会的活用
    1. オープンサイエンスと天文学 玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
    2. 自然史博物館×デジタルアーカイブ―オープンサイエンスを拓く一例としての魚類写真資料データベース 大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
    3. 自然史情報のデジタルアーカイブとその社会的問題への利用―地球規模生物多様性情報機構GBIFの機能とそのデータの利用 細矢剛(国立科学博物館)
    4. 環境学×教育―森の感性情報アーカイブ・サイバーフォレストを用いた環境教育 中村和彦(東京大学)
  • 第3部 自然史・理工系研究データの学際的利用
    1. 南方熊楠データベース―文理統合・双方向型デジタルアーカイブ 岩崎仁(京都工芸繊維大学)
    2. 異分野融合で切り拓く歴史的オーロラ研究―オーロラ4Dプロジェクトの経験から 岩橋清美(国立国文学研究所)
    3. 東京大学工学史料キュレーション事業の展開―工学・情報理工学図書館を実例に 市村櫻子(東京大学)
  • あとがき 中村覚(東京大学)

第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議 (2020/4/25)

第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議

  • 趣旨
    デジタルアーカイブ学会の法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場で解決が迫られている重要課題のひとつである肖像権処理を行うための「民間ガイドライン」の作成に取り組んできた。
    2019年9月には、部会でまとめたガイドライン素案を公開し、多様な観点から検討するための「第1回肖像権ガイドライン円卓会議」を開催して、160人を超える参加者の間で活発な意見交換を行なった。その後も、様々なステークホルダーの参加を得ながらオープンな議論を続け、素案の改善に活かしていく必要があると考え、2020年2月に京都で「第2回円卓会議in関西」、そして3月の東京での実施予定を延長し、4月にウェブ上で第3回の円卓会議を実施する。
    第3回では、これまでの議論をふまえたガイドラインの改訂版を公表するとともに、法学者や、写真の権利者、デジタルアーカイブの現場担当者らを交えて、ガイドラインを現場で活用するための方策を検討する。さらに、ガイドラインの有効性実証実験に協力可能な関連機関を募る予定である。
  • 主催デジタルアーカイブ学会法制度部会
  • 日時:2020 年 4 月 25 日(土)15:00~17:00(延長あり)
  • 形式:ウェブ会議システムを用いる(URL等の詳細は、開催日の数日前に参加者にメールで周知する。)
  • プログラム
    • ガイドライン第三次改訂版の報告
      川野智弘(弁護士)
    • ラウンドテーブル
      <討論者(50音順)>
      ・足立昌聰(LINE株式会社)
      ・内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
      ・大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
      ・宍戸常寿(東京大学教授)
      ・数藤雅彦(弁護士)
      ・中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
      ・橋本阿友子(弁護士)
      ・原田健一(新潟大学教授)
      ・福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
      ・宮本聖二(立教大学教授)
      ・渡邉英徳(東京大学教授)
    • 実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
      福井健策 法制度部会長
  • 参加方法
    招待及び一般参加申込。こちらからお申込み下さい。
    参加費: 無料
    定員:250名程度 (150名から増やしました)

第4回研究大会の実質的延期について

第4回研究大会の実質的延期について

4月25日(土)・26日(日)に開催予定の第4回研究大会について、理事会及び実行委員会では今般の社会状況の変化に対応して何とか実施すべく検討を重ねてまいりましたが、益々状況が厳しくなる中で、この日程で敢えて行なったとしても、研究大会本来の目的・機能が果たせないとの判断に至り、実質的な延期の措置をとることといたしました。

ご参加や当日のご発表を楽しみにしていただいた方も多数いらっしゃると思い
ますが、事情をご賢察いただき、ご了解いただければ幸いです。延期した大会へ
のご参加を切に願う次第です。

今後の具体的対応は以下のとおりです。

  1. 研究大会の実施について
    延期した研究大会は、10月17日(土)・18日(日)に東京大学で開催いたします。今回(4月)の研究大会プログラムについては、10月の大会を第5回研究大会と位置づけて開催し、第2回学会賞授賞式等を含め原則としてそのまま移行します。ご登壇者のご都合、会場確保等の理由により、ワークショップ構成、時間割等が変更される可能性はあります。また、今回中止した懇親会等の開催についても、改めて検討いたします。一般発表については、4月の会誌(予稿集)発行(J-STAGE オンラインのみの発行となります)をもって第4回研究大会における学会発表として扱います。そして第5回研究大会では、今回の発表者のうち、希望者については優先的に発表枠を設けることを検討します。第4回研究大会の予稿集への掲載を望まない方、第5回研究大会で新たに発表を希望される方についても対応させていただきます。
  2. 第4回研究大会参加費と予稿集掲載の扱い
    すでにお振込みいただいた今回(4月)の参加費は、発表予定者の方を含めてすべて返金いたします。4月の会誌(予稿集)への論文掲載費は徴収いたしません。

2020年3月30日
デジタルアーカイブ学会理事会

以上

「デジタルアーカイブ学会誌」記事の電子付録データ、J-STAGE Data に登載

デジタルアーカイブ学会誌」の記事にある電子附録データが、2020年3月16日にリリースされた J-STAGE Data に登載されました。
J-STAGE Data は研究データ公開の共有プラットフォームとして開発されたもので、海外で広く利用されている研究データリポジトリ「figshare (フィグシェア)」のシステムを利用しています。詳しい説明はこちらになります。
当学会誌は、この J-STAGE Data のパイロット誌として採用され、最近の電子附録データ、たとえば動画スライド写真グラフなどが今回登載されました。過去のデータも順次登載する予定です。
当学会誌に投稿・寄稿される方は是非ご自分のデータを登載することをお勧めします。

第4回研究大会で無料法律相談を実施します

第 4 回研究大会無料法律相談会

デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブ学会第4回研究大会の第1日目(4月25日)に、法制度部会員の有志の弁護士、弁理士による無料法律相談会を開催することになりました。デジタルアーカイブに関連する様々な法律問題についてご相談いただける機会となりますので、是非ご参加ください。

  • 日時: 2020年4月25日 (土) 11:45~18:00
    [1巡目]11:45〜12:15
    [2巡目]12:45〜13:15
    [3巡目]13:45〜14:15
    [4巡目]15:30〜16:00
    [5巡目]16:30〜17:00
    [6巡目]17:30〜18:00
  • 会場: 学術総合センター一橋講堂 2F
    (〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2)
  • 主催: デジタルアーカイブ学会 (法制度部会)
  • 申込方法:
    こちらからお申し込みください。本無料法律相談は、研究大会に参加されるデジタルアーカイブ学会会員を対象にしています。法律相談自体は無料ですが、研究大会への参加には参加費がかかります。
  • 【注意事項】
    • お申込が多数の場合には、ご質問の種類(デジタルアーカイブとの関連度)、回答に要する時間(30分の枠内での対応に適するご相談内容かどうか)などによって選別させていただく場合がございます。
    • 受付結果および時間指定は4月22日を目処にメールにてご案内いたします。
    • 相談時間は30分です。全てのご質問にご回答できない場合がございます。
    • 法律相談は当日限りです。後日のフォローや事件についての受任に関しては相談員と別途協議して決めていただくことになります。
    • ご相談の内容によっては、事前の資料送付や当日の資料持参をお願いする場合がございます。
    • 法律相談は、あくまで相談員個人が弁護士等として回答するものです。デジタルアーカイブ学会が法律相談を受けるものではございません。また、相談員の回答がデジタルアーカイブ学会の見解に該当するものではありません。
    • ご相談内容は、法制度部会内に限定して、事案研究やより良き法制度の検討のために共有させていただく場合がございます。また、事案をわからないように抽象化した形で、ケーススタディとして学会内外で共有させていただく場合もございます。
  • 本件についてのお問い合わせはこちらにお願いいたします。

デジタルアーカイブ学会第2回学会賞の受賞者が決まりました

昨秋から慎重に議論しておりました、デジタルアーカイブ学会第2回学会賞受賞者授賞理由を添えて以下のように公表いたしました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

授賞式

なお、授賞式を以下のように開催いたします。

「絶版コンテンツを活用する ― 公共利用からビジネスまで ―」 (2020/5/11)

デジタルアーカイブ学会が後援するイベントのお知らせです。

DAPCONシンポジウム「絶版コンテンツを活用する ― 公共利用からビジネスまで ―」

  1. 趣旨
    デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)では、各種図書館、民間文献デジタル化事業者、一般企業、地方自治体等に書籍等の大量のデジタルテキストデータが、各所に蓄積されているにもかかわらず、組織的・法制度的・経済的・技術的な障壁によって、極めて限定的にしか活用されていない現状に鑑み、それらを社会共通データとして新たなコンテンツビジネスを創出する基盤となる仕組みを考えるために、2018年11月に「テキストデータ再活用推進検討会(座長:植村八潮専修大学教授)を設置し、検討を進めてきました。
    本シンポジウムでは、その検討結果を報告するとともに、それを受けて今後の我が国におけるテキストデータ再活用のあり方を論じる場とします。
  2. シンポジウム名「絶版コンテンツを活用する ― 公共利用からビジネスまで ―」
  3. 主催:デジタルアーカイブ推進コンソーシアム (DAPCON)
    後援:デジタルアーカイブ学会
  4. 日時:2020年5月11日(月)午後3時~5時半
    場所:東京大学本郷キャンパスダイワユビキタス学術研究館石橋信夫記念ホール
  5. 構成
    1. 趣旨説明(15:00-15:05)
      長丁光則 デジタルアーカイブ推進コンソーシム事務局長
    2. テキストデータ再活用推進検討会報告概要(15:05-15:25)
      植村八潮 専修大学教授(検討会座長)
    3. テキストデータ再活用に関わる法的諸問題(15:25-15:40)
      生貝直人 東洋大学准教授・東京大学客員准教授(検討委員)
      <休憩(10分)>
    4. パネルディスカッション(15:50-17:20)
      <討論者>(50音順・敬称略)
      赤松健(漫画家)
      生貝直人
      植村八潮:司会
      庄司昌彦(武蔵大学教授)
      福井健策(弁護士)
    5. 質疑応答(17:20-17:30)
  6. 聴講:無料、定員:125名(申込順)
    参加申込はこちらからお願いいたします。
    定員に達し次第、申し込みを終了させていただきます。
  7. 備考
    ホールでのイベント実施となりますが、日程が近づいてきた段階で新型コロナウイルスの状況が落ち着いていない場合には、事務局で対応を検討いたします。
  8. 問い合わせはこちらまで