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デジタルアーカイブ学会2021年度通常総会 (通信総会) 議決権行使受付開始 (2021/6/25締切)

デジタルアーカイブ学会2021年度通常総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2021年6月14日
デジタルアーカイブ学会会長
吉見 俊哉

デジタルアーカイブ学会規約第19条~21条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、件名を「2021年度通常総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2021年6月25日 (金) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

【決議事項】
第1号議案  2020年度財務諸表等の承認
1-1.2020年度事業報告 [資料-1
1-2.2020年度財務諸表等 [資料-2
1-3.2020年度監査報告書 [資料-3

第2号議案  顧問の選任
当学会の顧問に御厨貴氏 (東京大学名誉教授) を選任する。


なお、該当規約は次のとおりです。

  • 第6章:総会
    • 第19条:会長は年に1回通常総会を招集する。また会長が必要と認める時は、いつでも臨時総会を招集することができる。
    • 第20条:総会は次の事項について審議し、決議する。
      • 本規約の変更
      • 事業報告と収支決算の承認
      • 役員の選任および解任
      • その他重要な事項
    • 第21条:総会の決議は、出席会員の過半数で決定する。

第 9 回定例研究会 (2021/6/24)

デジタルアーカイブ学会 第9回定例研究会
デジタルアーカイブを議論するための基盤形成に向けて

デジタルアーカイブ学会では、学会員等の研究成果の発表と会員間の交流・意見
交換を目的とした定例研究会を開催しています。今回は、第6回研究大会におい
て永崎研宣氏が行った報告「デジタルアーカイブの内実はどう表現されるべき
か?:DAに関する議論の基盤構築に向けて」を出発点に、デジタルアーカイブの
議論の基盤をどのように形成していくか、特にデジタルヒューマニティーズでの
経験を踏まえながら、デジタルアーカイブの学としての確立に必要なことは何
か、について検討を行います。

  • 日時:2021年6月24日(木)  18:30~20:00
  • 開催方法:遠隔開催(Zoom利用)(6月21日(月)23:59までにお申し込み下さい)
  • プログラム:
    • 18:30~18:40  学会活動近況報告(10分)
    • 18:40~19:00  報告:永崎研宣:人文情報学研究所(20分)
    • 19:00~19:10  コメント:岡田一祐:北海学園大学(10分)
    • 19:10~19:20  コメント:西川 開:筑波大学(10分)
    • 19:20~20:00  討論:大向一輝:東京大学(司会)(40分)
  • 参加方法:
    • デジタルアーカイブ学会会員(参加費無料)
      こちらからお申し込みください:返信で参加案内をお送りします
    • デジタルアーカイブ学会会員以外の方(参加費1,000円)
      こちらからお申し込みください:メールにて振込先等をご案内します
  • 登壇者
    • 永崎 研宣:文化資料のデジタル化と応用についての研究・支援活動を長年にわたって行う
    • 岡田 一祐:日本語学・文献学の立場からデジタル空間への発言を続ける
    • 西川 開:研究テーマは知識コモンズ、学術情報流通、科学計量学、科学技術政策
    • 大向 一輝:オープンデータ、オープンサイエンス、デジタルヒューマニティーズに関する研究開発

※参考
永崎 研宣, [52] デジタルアーカイブの内実はどう表現されるべきか?:DAに関する議論の基盤構築に向けて, デジタルアーカイブ学会誌, 2021, 5 巻, s1号, p. s86-s89. https://doi.org/10.24506/jsda.5.s1_s86

「ジャパンサーチ連携説明会~地域アーカイブをつくる・つなぐ・つかう~」(2021/6/11)

ジャパンサーチ連携説明会~地域アーカイブをつくる・つなぐ・つかう~」を
開催します。

■日時: 令和3年6月11日(金)14:00~16:00(オンライン開催)
■主催: 国立国会図書館、内閣府知的財産戦略推進事務局

ジャパンサーチにつながる意義について理解を深めてもらうため、ジャパンサーチ連携説明会を開催します。
本説明会では、ジャパンサーチの連携方法の紹介、連携機関からの事例報告及び地域アーカイブの構築・利活用に造詣の深い有識者を交えたパネルディスカッションを行います。

連携を希望される機関やデジタルアーカイブ関係者の皆さまのご参加をお待ちしております。

■プログラム

  1. 開会挨拶
    出倉功一(内閣府知的財産戦略推進事務局次長)
  2. 第Ⅰ部:ジャパンサーチとの連携について
    ○ジャパンサーチの連携方法(電子情報部電子情報企画課職員)
    ○連携事例報告
    匹田賢嗣(三重県デジタル社会推進局デジタル事業推進課DX人材育成班班長)
    松原恵(東京大学情報システム部情報基盤課)
    河原健一郎(日本写真保存センター調査員)
    丹田敦(南方熊楠顕彰館主任)
    鴨木年泰(全国美術館会議 情報・資料研究部会幹事、東京富士美術館学芸
    係長)
  3. 第Ⅱ部:パネルディスカッション「地域アーカイブをつくる・つなぐ・つ
    かう」
    モデレータ:山崎博樹(実務者検討委員会構成員、知的資源イニシアティブ代表理事)
    パネリスト:
    諸田和幸(長野県伊那市地域おこし協力隊)
    匹田賢嗣(三重県デジタル社会推進局デジタル事業推進課DX人材育成班班長)
    鴨木年泰(全国美術館会議 情報・資料研究部会幹事、東京富士美術館学芸
    係長)
    徳原直子(電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室長)
  4. 閉会挨拶
    大場利康(国立国会図書館電子情報部長)

    ■お問合せ先
    国立国会図書館 電子情報部電子情報企画課連携協力係
    電子メール:devent@ndl.go.jp
    電話:03-3506-5239

第 32 回 (2021) アート・ドキュメンテーション学会年次大会 (2021/6/19-20)

第 32 回 (2021) アート・ドキュメンテーション学会年次大会

  1. 日 時 2021 年6月19日 (土)、20 日 (日)
  2. 会 場 オ ンライン 開催
  3. 参加費 無料
  4. プログラム
    ●6月19日 (土)

    • 13:00~16:30 シンポジウム
      テーマ:美術館コレクション検索はどこへ向かうか
      ――日本のプラットフォームの現状と将来像

      • シンポジウム趣旨説明 川口雅子(国立西洋美術館)
      • [講演] 栗田秀法(名古屋大学)
        「美術館コレクション情報管理と共通検索可能なプラットフォームへの期待(仮題)」
      • [事例1] 成相肇(東京国立近代美術館)手錢和加子(文化庁アートプラットフォーム事業事務局)
        「文化庁アートプラットフォーム事業〈全国美術館収蔵品サーチ〉」
      • [事例2] 鴨木年泰(東京富士美術館)、徳原直子(国立国会図書館)
        「ジャパンサーチのつなぎ役としての全国美術館会議の役割」
    • 16:40~17:15 野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・同推進賞
      講評および受賞者紹介

    ●6月20日 (日)

    • 10:00~12:00 総会(会員限定)
    • 13:30~16:15 研究発表会

デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」正式公開 (2019/4/19)

デジタルアーカイブ学会は、法制度部会でまとめた「肖像権ガイドライン」を
2021年4月19日に正式承認し、公表しました。
digitalarchivejapan.org/bukai/legal/shozoken-guideline

「肖像権ガイドライン」の目的は次のとおりです。

肖像権ガイドラインについて

デジタルアーカイブ機関が、デジタルアーカイブを整備してその利用を促進する
にあたり、「権利の壁」として立ちはだかるものとして、著作権などと共に、い
わゆる肖像権が挙げられます。
肖像権は、著作権のように法律上明文化された権利ではなく、裁判例で認められ
た権利です。そのため、権利の対象や保護の射程などのはっきりした規定はな
く、すべて解釈に委ねられています。拠りどころの1つとなる最高裁の判決は、
法廷での写真撮影に関していくつかの要素を「総合考慮」して、写真撮影および
その公表により、本人の「人格的利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超える」
ものかどうかを検討して撮影・公表の適法性を判断しています。
しかしながら、大量のコンテンツを扱うデジタルアーカイブ機関の現場では、
「総合考慮」という基準のみで公表の是非を判断するのは現実的ではありませ
ん。このような状況下では、本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべ
き多くのコンテンツが、肖像権の判断ができないという理由で死蔵化あるいは消
滅する危機に直面していると言っても過言ではありません。
デジタルアーカイブ学会法制度部会では、これまでもデジタルアーカイブの基本
法制の実現に向け活動してきましたが、これと並行して、デジタルアーカイブ機
関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠りどころとなるようなガイドライン
を提案すべく、何度も検討を重ねてきました。
2019年には第1回「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつ
くる」を開催し、議論と意見交換の叩き台としてガイドライン案の第1版を公開
しました。2020年には第2回、第3回の肖像権ガイドライン円卓会議を開催し、ガ
イドライン案を順次改訂してきました。さらに、デジタルアーカイブ機関等にお
いて実証実験を行い、その結果をデジタルアーカイブ学会の研究大会ワーク
ショップで発表しました。
法制度部会では、以上の検討をふまえ、2021年1月にガイドライン案の「法制度
部会版ver.4」を公表し、パブリックコメント手続を実施しました。当学会は、
パブリックコメント手続で寄せられた意見や、その他の公開イベント、シンポジ
ウム等で得られた意見等をふまえ、ガイドラインの改訂を行い、ここにガイドラ
インの当学会公認版を公表します。
本ガイドラインは、権利者と利用者間の合意などに基づくガイドラインとは異な
り、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルをデジタルアーカイ
ブ学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作りの参
考・下敷きにして頂くことを目的としたものです。
各デジタルアーカイブ機関においては、本ガイドラインの考え方を参考に、肖像
が写ったコンテンツの公開方針を定めていただければ幸いです。
なお、本ガイドラインの記載のうち、肖像権という法的問題への考え方について
は、必ずしもデジタルアーカイブ機関だけに限定されない部分もあることから、
例えばメディアや、研究・教育、映像等の各種機関(営利・非営利を問いませ
ん)においても、本ガイドラインの考え方を参考に、自主的なガイドラインを策
定することは大いに考えられるところです。

2021 年4月19日
デジタルアーカイブ学会

日本アーカイブズ学会2021年度大会 (2021/4/24~25)

日本アーカイブズ学会2021年度大会

  • 【期日】2021年4月24日(土)・25日(日)
  • 【開催方法】オンライン(Zoom)
  • 【参加費】会員・非会員ともに無料
  • 【プログラム】 *タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。
    1. 大会講演会 4月24日(土)15:15~16:30
      タイトル:「公文書管理法の10年――何が変わって何が変わらなかったのか」
      講演者:三木由希子(特定非営利活動法人 情報公開クリアリングハウス理事長)
    2. 自由論題研究発表会 4月25日(日)9:00~12:30
      明治期の商事慣例調査からみる商人帳簿とその保存期限について/清水ふさ子
      ハンセン病療養所内教会資料についての考察/阿部伊作
      米国占領・統治下の沖縄における公文書管理:1945~1972/西山絵里子
      建築図面を対象としたアイテム別の記述法──アーカイブズの記述標準における方針の比較と日本における実践の分析/齋藤歩
      印鑑と電子署名が持つ証拠能力とその限界:アーカイブズ・古文書学からの考察/橋本陽
      日本における「スポーツアーカイブズ」の可能性/青木祐一・新名佐知子・清水邦俊
    3. 大会企画研究会 4月25日(日)13:30~17:00
      テーマ 「公文書管理法の10年―これまでとこれから―」
      今年度の企画研究会では、「公文書等の管理に関する法律」施行(2011年4月)からの10年を振り返ります。ウェブ会議システムの機能を活かし、グループ討論を取り入れた参加型の企画としました。参加者同士が経験を共有し、意見を出し合うことで、公文書管理に関する議論を活性化することを目指します。どうぞふるってご参加ください。
  • 【プログラム】
    • 日本アーカイブズ学会研究部会による論点提示
    • グループセッション(1)「公文書管理法、私たちの10年」
    • ライトニングトーク
      様々な立場で公文書にかかわってきた方々に、それぞれ「私の10年」を語っていただきます。

      • 【スピーカー(各10分)】
        下重直樹(学習院大学大学院 人文科学研究科アーカイブズ学専攻)
        小高哲茂(群馬県南牧村立南牧中学校)
        蓮沼素子(大仙市アーカイブズ)
        森本祥子(東京大学文書館)
        高橋和宏(法政大学法学部国際政治学科)
    • グループセッション(2)「スピーカーへの問い:全体討論のために」
    • 全体討論
  • 【参加登録】
    下記Googleフォームからご登録ください。
    https://forms.gle/P1zeJ8Nt4LE6d1Fw9
    *ご登録は、各日程の前日までにお願いいたします。
    *フォームの「送信」後、フォームに記入した内容が記載された自動返信メールが届いた時点で、参加登録は完了します。
    *もし「送信」後しばらくしても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが専用メールarchiveskenkyu2021@gmail.comまでご一報ください。
  • 【問い合わせ先】
    日本アーカイブズ学会事務局
    〒105-0004 東京都港区新橋1-5-5 国際善隣会館5階
    E-mail:office@jsas.info HP:http://www.jsas.info/
    FB:https://www.facebook.com/jsas.info/
    Twitter:https://twitter.com/jsas_info

2020 年度第 1 回臨時総会議決権行使結果報告

2020 年度第1回臨時総会 (議決権行使)

2021年3月31日

デジタルアーカイブ学会規約第17 条~19 条に従って会員の議決権行使をお願した結果、下記の結果となった。

  1. 実施期間: 2021/3/15~ 2021/3/29
  2. 対象会員数 (2021/3/15現在) (2021年度会員で理事会で入会承認されたものも含む)
    正会員 526 名、学生会員 40名、賛助会員 56名
    合計 622名
  3. 議決権行使数 フォーム利用 214名、メール利用  7 件合計 221 件から重複 10 件を除き、有効 211 件。なお期日までに議決権行使しなかった会員 411 名については各議案について賛成とみなした。
  4. 決議事項

第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2
議決結果
承認 620 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 1
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]
議決結果
承認 619 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 3
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

昨秋から慎重に議論しておりました、デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受
賞者を授賞理由を添えて以下のように公表いたしました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

授賞式

なお、授賞式を以下のように開催いたします。

2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

下記のとおり、2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使を実施します

デジタルアーカイブ学会2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2021 年 3 月 15 日
デジタルアーカイブ学会会長
長尾 真

デジタルアーカイブ学会規約第17条~19条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、件名を「2020年度第1回臨時総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2021年3月29日 (月) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

【決議事項】
第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]