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デジタルアーカイブ学会シンポジウム「デジタルアーカイブをつくる人になるには?」(2024/8/1)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「人材養成・活用検討委員会」では、これまでデジタルアーカイブの企画・開発・活用・運営を担う人材の養成、デジタルアーキビストの在り方や国家資格化の可能性にむけて活動を行ってきました。本シンポジウムではこれまで検討された社会に求められるデジタルアーキビスト像の在り方と、それを踏まえた国家資格化の方向性について中間報告を行いたいと思います。さらに、デジタルアーキビストの方向性やデジタルアーカイブ憲章、法整備状況への動向など様々な角度から、「デジタルアーカイブをつくる人になるには?」を、多様な実践場面で活躍される方々との意見交換や事前アンケートを交えて、今後の人材養成の在り方を皆様と考えてみたいと思います。


主催:デジタルアーカイブ学会
日時:2024年8月1日(木)19時~21時
場所:Zoomによるオンライン開催

参加登録方法:
https://keio-univ.zoom.us/j/85170083708?pwd=Pbk8b5jTNTegEM4auBSzAn9LCdwixr.1

シンポジウムの構成:

司会:福島幸宏(慶応義塾大学)

  1. 趣旨説明(2分)
    井上透(デジタルアーカイブ学会人材養成・活用検討委員会委員長、岐阜女子大学)
  2. デジタルアーキビスト像(15分)
    細矢剛(国立科学博物館)、福島幸宏(慶応義塾大学)
  3. デジタルアーキビストの国家資格に向けた検討状況(人材養成・活用検討委員による活動の中間報告)(15分)
    吉川晃(岐阜女子大学客員教授、元筑波大学副学長)、井上透(岐阜女子大学)
  4. デジタルアーカイブ憲章と人材育成、デジタルアーカイブ法整備への動向(15分)
    福井健策(デジタルアーカイブ学会法制度部会長、弁護士・日本大学芸術学部客員教授)
  5. 文化と経済の好循環と基盤としてのデジタルアーカイブ(15分)
    吉見俊哉(デジタルアーカイブ学会会長、國學院大學、東京大学名誉教授)

    <休憩:10分>

  6. 総合討論・意見交換(45分)

・デジタルアーカイブ学会員及び日本デジタルアーキビスト資格認定機構認定デジタル
アーキビスト資格取得者等へのアンケート紹介

・総合討論

*アンケートへの協力のお願い

シンポジウム後半の総合討論の題材として皆様のご意見をアンケートにて頂戴できればと思います。7月24日までにご回答いただけますと幸いです。

シンポジウムに不参加の方もアンケートへのご協力をお願いします。

アンケートフォームURL: https://forms.gle/AsH3JjjgA1iez6pW9

第9回研究大会企画セッション申し込み案内 (締切 2024/7/26)

第9回研究大会企画セッション申し込み案内 (締切 2024/7/26)

例年と同様に、特定のテーマ設定のもと、議論を深めるための企画セッションの応募を今大会でも募集いたします。今年も、多様な視点からの議論を通じて、新たな知見や発見を得ることを目的としております。皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

研究大会概要

・2024年11月1日(金)オープニングアクト・学会賞授与式・交流会
    会場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール

・2024年11月2日(土)一般発表・企画セッション
    会場:本郷キャンパス法科大学院 総合教育棟

企画セッション概要

・研究大会開催時(11月2日)の対面セッション(2枠)

日程:11月2日
時間:90分
形式:会場にて対面

・サテライト企画セッション(応募枠の制限なし)

日程:研究大会期間(11/2~3)を外した近傍
時間:90分~120分(目安)
形式:オンライン

*対面セッションの応募が多数ある場合は相談のうえサテライトに回っていただく可能性があります。
*両セッションとも、研究大会にふさわしい形式・内容か実行委員会による審査を経たうえでの採用となります。

登壇者への報酬について

登壇者の方は原則無報酬ですが、非学会員で構成上重要な外部の方については、交通費(対面の場合)や謝金をお出しすることもあります(実行委員会と要相談)。この原則については別紙内規をご参照ください。

応募方法

下記リンクより7月26日(金)までにお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_Vq7VyiHPQotco30xFtXJ196G5dagKnf9AKGYYaN6uHTSoA/viewform?usp=sf_link

第9回研究大会について、及びこれまでの企画セッションについてはこちらをご覧ください。
https://taikai.digitalarchivejapan.org/9th/

応募いただいた企画案を実行委員会で審査したのち、採否をご連絡申し上げます。
お申込みお待ちしております。

第9回研究大会実行委員会

2024年度通常総会議決権行使お願い

デジタルアーカイブ学会2024年度通常総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2024年6月18日
デジタルアーカイブ学会会長
吉見 俊哉

デジタルアーカイブ学会規約第19条~21条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・ 非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、 件名を「2024年度通常総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2024年 6月27日 (木) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

(会員の方には別途メールで議決権行使サイトをご案内しています。メールが届かない場合は、こちらからご連絡お願いいたします。)

【決議事項】

  • 第1号議案  2023年度財務諸表等の承認
    • 1-1.2023年度事業報告 [資料-1
    • 1-2.2023年度財務諸表等 [資料-2資料-3
      (資料-2に参考のため2024年度予算案も付記しています)
    • 1-3.2023年度監査報告書 [資料-4
    • (参考)2024年度第1回理事会議事概要[資料-5

なお、該当規約は次のとおりです。

  • 第6章:総会
    • 第19条:会長は年に1回通常総会を招集する。また会長が必要と認める時は、いつでも臨時総会を招集することができる。総会は、理事会が決定する電磁的方法により開催することができる。
    • 第20条:総会は次の事項について審議し、決議する。
      • 本規約の変更
      • 事業報告と収支決算の承認
      • 役員の選任および解任
      • その他重要な事項
    • 第21条:総会の決議は、出席会員の過半数で決定する。

デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」(2024/6/6)

(2024年6月13日更新)登壇者の資料を公開しました。
中尾様資料
吉野様資料
三好様資料
三好様追加資料

2023年4月に施行された改正博物館法では、博物館の事業として資料のデジタルアーカイブ化が明記されたが、予算や人員体制などの理由でデジタルアーカイブ化が進んでいない施設も多い。そこで本シンポジウムでは、様々な角度から博物館デジタルアーカイブの「現在地」を確認するとともに、デジタルアーカイブの推進に向けた検討を始めたい。

第1回となる今回は、まず文化庁の博物館支援調査官が、ミュージアムDXをめぐる現在の政策動向を解説する。続いて、自治体の取り組みとして、国の交付金を活用して実質半年でデジタルミュージアムを創設し、高精細・3D・VRコンテンツの充実を図った小田原市の事例を紹介する。さらに、少子高齢化が進む中、博物館資料(縄文石棒)のSNSでの発信や、市民との資料撮影、オープンデータ化などを通じて関係人口を創出し、入館者を3倍増に、3Dデータの閲覧数を入館者数の50倍にした飛騨市の事例を紹介する。

政策の視点と、現場での実践をふまえて、博物館デジタルアーカイブの意義と課題を検証したい。

主催:デジタルアーカイブ学会

後援:日本博物館協会

時期:2024年6月6日(木)19時~21時

場所:Zoomによるオンライン開催

登録方法:所定のzoomの定員数を超えるご登録をいただきましたので、新規登録を停止いたしました(2024年6月3日更新)。

シンポジウムの構成:

  • 趣旨説明
    太下義之(同志社大学教授、デジタルアーカイブ学会理事:司会)(5分)
  • 基調講演
    中尾智行(文化庁 博物館支援調査官)「ミュージアムDXの展望」(20分)
  • 事例紹介
    吉野文彬(小田原市郷土文化館)「小田原の宝を世界に発信 おだわらデジタルミュージアム創設について-創設に至る経緯と今後の展望-」(20分)
    三好清超(飛騨みやがわ考古民俗館)「収蔵資料のデジタル化で関係人口を増やす飛騨市の取組み」(20分)
  • ディスカッション(40分)

産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第24回)の開催について(2024/5/23)

産業とデータ・コンテンツ部会DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第24回)の開催について(2024/5/23)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第24回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。

1. 実施概要
(1)日 時:2024年5月23日(木)13:00~15:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:柴野 京子氏(デジタルアーカイブ学会(JSDA) 産業とデータ・コンテンツ部会 会長/上智大学文学部新聞学科 教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)

  • 13:00~「演劇博物館の舞台芸術デジタルアーカイブ人材育成事業」
    岡室 美奈子氏(早稲田大学文学学術院)
  • 13:18~「地域循環型ミライ研究所のご紹介」
    阿部 寛之氏(東日本電信電話株式会社 経営企画部 地域循環型ミライ研究所)
  • 13:36~「アート・プロジェクトをアーカイブする—P+ARCHIVEの実践」
    井出 竜郎氏(NPO法人アート&ソサイエティ研究センター)
  • 13:54~「亀岡市デジタル文化資料館の構築」
    渡邊 慧子氏、井上 悟氏(株式会社乃村工藝社)
  • 14:12~「体験が創る新時代のコンテンツ:従来の枠を超えたエンゲージメントの進化」
    五味 大輔氏(株式会社IMAGICA GROUP/知的財産教育協会「知的財産アナリスト」講師)
  • 14:30~ 総合討論・意見交換

2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/DL1eh2PF67AH4NGG9

地域アーカイブ部会メンバー募集のお知らせ(2024/4/15)

地域アーカイブ部会では今後さまざまな活動を展開するために、学会のメンバーから部会員を募集しています。

地域アーカイブ部会では、各地の博物館、図書館、文書館、資料館、美術館、大学、企業、行政などの他、デジタルアーカイブを運営、あるいは立ち上げようという個人や団体、コミュニティをどのようにサポートするのかなどを部会員の皆さんと考えていきます。

3月1日に開催した部会では、部会員それぞれの活動内容などの情報交換を行いました。
次回部会は4月18日(木)19:00~20:30にZoomで開催いたします。引き続き部会員相互の情報交換を行います。

入会を希望される方は、下記のフォームから入会のお申し込みをお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd9lZ5Tf85fcQRf25TK07OJSME3c7Ir0OEbEABbXTZrP-qVXA/viewform

地域アーカイブ部会 部会長 宮本聖二

第4回 DAフォーラム(2024年7月21日)

第4回 DAフォーラム(2024年6月23日) (2024年7月21日)

デジタルアーカイブ学会は昨年オンラインによる第3回DAフォーラムを開催いたしました。こうしたオンラインでの発表は、地方の会員の発表・参加の門戸を広げ、また学生を含むより多くの会員に、発表と研鑽の機会を提供するものとなりました。本年も前回に続きオンライン形式で第4回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。

  • 日時: 2024年6月23日(日)13:00~18:002024年7月21日(日)13:00~17:00
  • 形式: オンライン (参加費は会員・非会員とも無料)
  • プログラム(準備中)
    発表終了後、発表者・参加者によるオンライン交流会を開催する予定です。
  • 予稿集抄録集
  • 参加方法: こちらからお申込みください。
  • 発表募集要項 
    • 発表者の資格: 登壇者は会員に限ります (共同発表者は会員でなくても構いません)
      非会員の方はこちらから入会お申込みをお願いいたします。
    • 発表の種類: 口頭発表 (質疑込みで 15 分の予定)
      予稿は原則として Creative Commons (CC-BY) ライセンスにより J-STAGE 上で公開されます。
      発表スライドについても J-STAGE Data で公開することができます。
    • 発表の分野
      • 制度・政策、著作権、人材育成、産業化
      • 地域活動、図書館、博物館、企業
      • 新技術、規格、メタデータ、データベース
      • その他デジタルアーカイブに関連する分野
    • 演題申込はこちらから。締切: 2024年4月28日 (日)6月20日(木)
    • 採択通知と予稿提出依頼 2024年5月7日 (火) 6月26日(水)頃までに申込者に連絡いたします。
      内容の査読はありませんが、上記「発表の分野」を外れるもの、発表形式が整っていないものについては発表をお断りすることがあります。
    • 予稿原稿提出: 提出期限: 2024年 6月2日 (日) 採択通知と同じく6月26日(水)頃に通知致します。
      採択された発表については予稿を提出していただきます。
      用意しているテンプレートを使用し、MS Word の完全原稿でこちらから提出してください。(A4: 4 ページ以内)

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム 入会団体募集(2024/4/4)

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(略称DAPCON)では、新たに入会する団体を募集しております。

DAPCONは、デジタルコンテンツの流通・利用と、それを支えるデジタルアーカイブの構築に関わる産業界諸団体が連携して、デジタルアーカイブ学会と同じく、2017年に発足しました。

DAPCONは産業界として、さまざまな業態の関連企業が知恵を出しあい、デジタルアーカイブの普及と発展、各種課題解決に寄与するべく、活動することを目的にしています。
会員の皆さんと最新のデジタルアーカイブの産業面での情報交換をいたしましょう。

以下が現在の会員団体です。

幹事社

  • 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
  • 大日本印刷株式会社
  • 寺田倉庫株式会社
  • TOPPAN株式会社

一般会員

  • 株式会社ヴィアックス
  • TRC-ADEAC株式会社
  • 株式会社野村総合研究所
  • 株式会社ブックスキャン
  • ポーラ文化研究所
  • 丸善雄松堂株式会社
  • 株式会社モルフォAIソリューションズ

ウェブサイトはこちら
デジタルアーカイブ推進コンソーシアム

入会の案内はこちら
入会案内 | デジタルアーカイブ推進コンソーシアム

ぜひ、皆さんのご参加・ご入会をお待ちしています。

デジタルアーカイブ学会編集委員会の新たな発信について(2024/4/1)

「フォーラム」の開始

デジタルアーカイブ学会編集委員会では、かねてより編集委員が考えていること、疑問に思っていること、伝えたいことを発信し、共有する場を作ることを議論してきました。このたび、それを「フォーラム」と名付け、その第1回として、能登半島地震に関わる2件の記事を学会誌のサイトから発信することといたしました。当編集委員会では、能登半島地震から得られた知見をできるだけ早く伝え、何らかのお役に立てていただきたいと考え、これらの記事を発信することといたしました。

一般に、学会誌が掲載する論文や解説記事は、十分に検証された内容であることが求められますが、その場合、発信するまでに長い時間が必要になります。

「フォーラム」では、専門的な知見を持つ著者が持つアイデアや新しい知見、素朴な疑問などを、論文や解説記事といった形式にとらわれず自由な形式で読者に伝えることを目的としています。そして、そこから新しい議論が始まることも期待しています。

「フォーラム」の進め方については「執筆者が持つ知見や疑問を手早く、軽やかに、そして学会としての品位と品質を守りつつ発信する場、いわば議論の種子を蒔いてみる場」を目指したいと考えております。当面は、不定期の発信となること、そして試行錯誤となることをご理解いただきたく存じます。また、「フォーラム」は、その第一ステップとして、編集委員が考えていること、感じたこと、疑問に思っていることなどを発信することからスタートします。そこでの経験をベースにして、次のステップでは、より広い範囲の会員の皆様による発信の場に育てたいと考えております。こうした新しい取り組みであることもあり、読者の皆様からのフィードバックをいただければありがたく存じます。

「フォーラム」は編集委員会のウェブサイト(https://editorial.digitalarchivejapan.org)にて公開しています。

杉本 重雄(デジタルアーカイブ学会編集委員長)