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第 7 回定例研究会:ジャパンサーチの課題と展望 (2019/9/24)

第 7 回定例研究会:ジャパンサーチの課題と展望 (2019/9/24)

「国の分野横断統合ポータル」であるジャパンサーチは、大きな期待のなかで、
2019年2月から試行版の運用が開始された。
このジャパンサーチは、日本の知的情報の基盤として、多様な主体が参加し、育
てていくポータルである。そこで、試行版の評価や2020年に運用開始が予定され
ている正式版への期待・改善点の指摘などの議論を、デジタルアーカイブ研究の
観点から実施する。
各方面からの積極的な参加と、忌憚ない意見交換を希望する。

* 日時:9月24日(火) 13:00~17:30
* 場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館
9F 92b教室
* 参加費: デジタルアーカイブ学会会員は無料、非会員は1000円 (資料代)
* 申し込みはこちらから
* 内容:
o 第1 部 ジャパンサーチ試行版の評価
+ 仕組み・社会的位置づけの観点から:13:00~13:30
永崎研宣 (一般財団法人人文情報学研究所)
+ システム構成の観点から:13:30~14:00
大向一輝 (国立情報学研究所)
o 第2 部 ジャパンサーチ正式版への期待 14:15~15:15
+ 大井将生(元千葉県高等学校教諭・東京大学院生)
+ 岡田一祐(国文学研究資料館)
+ 坂井千晶(前アイオワ大学図書館司書)
+ 佐久間大輔(大阪自然史博物館)
+ 松澤有三(インディゴ)
+ 諸田和幸(伊那市地域おこし協力隊・高遠ぶらり事務所)
o 第3 部 ディスカッション 15:30~17:30
司会:福島幸宏(東京大学大学院情報学環)
* 終了後、以下の要領で情報交換会を行います。
参加される方は定例研究会のお申込の際に同時にお申し込み下さい。時
間:18:00から
場所:ルヴェソンヴェール本郷
文京区本郷6-16-4 フォーレスト本郷1F
会費:6000円 (現地でいただきます)
* また、本研究例会に関わる事前アンケート を行います。ご参加予定の方も、残念ながらご参加いただけない方も、忌憚ないご意見をお寄せください。
* 当日はZoom による中継を行います。

「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」 (2019/9/26)

「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」 (2019/9/26)

  • 主催 デジタルアーカイブ学会
  • 後援 デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)
  • 開催趣旨
    デジタルアーカイブの構築と利用に際して、著作権と並んで肖像権に関わる問題への取り組みは大きな課題となっている。著作権法という根拠法があり、これまで様々な権利処理に関わる実例のある著作権処理の問題と比べて、肖像権処理に関わる問題は、根拠法もなく、どのように権利処理をしていくべきか、本人不明の映像・画像などをどうすべきか、現場では苦慮が続く。そのため本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべき多くの画像・映像が死蔵化あるいは消滅の危機にあると言っても過言ではない。
    そこで、デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブあるいはデジタルコンテンツ利用の現場で肖像権処理を行なっていくための羅針盤となるべき「民間ガイドライン」を提案すべく検討を重ねてきた。そしてこの度、まだたたき台のレベルではあるが、ガイドライン素案を早めに公開し、各種関係者による多様な観点からの検討を今後進めていくための最初の場として公開ラウンドテーブルを開催することとしたい。
  • 日時 2019年9月26日(木)午後3時30分~6時30分
  • 会場 御茶ノ水ワテラスコモンホール
    (千代田区神田淡路町2―101)
  • 参加費 無料(定員150名)
  • お申込みはこちらから
  • プログラム
    1. 開会の挨拶:15:30-15:35
      吉見俊哉(デジタルアーカイブ学会会長代行・東京大学教授)
    2. デジタルアーカイブにおける肖像権の諸問題:15:35-16:00
      瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
    3. 肖像権処理ガイドライン(案)の概要:16:00-16:30
      数藤雅彦(弁護士)
      [休憩 16:30-16:40]
    4. ラウンドテーブル:16:40-18:00
      <討論者(予定)>
      足立昌聰(弁護士)
      生貝直人(東洋大学准教授)
      坂井知志(国士舘大学スポーツアドミニストレーター)
      数藤雅彦(弁護士)
      瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
      長坂俊成(立教大学教授)
      福井健策(弁護士):司会
      宮本聖二(立教大学教授)
      渡邊英徳(東京大学教授)
    5. フロアからの質問・意見:18:00-18:30

 

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2019年度第4回募集 (2019/9/30 締切)

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2019年度第4回募集 (2019/9/30 締切)

NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。

公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館・川口 NHKアーカイブス、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

○第4回閲覧期間  2019年12月〜2020年2月 (1組 20日間まで利用可)
○募集対象者   大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
○募集締め切り  2019年9月30日
○募集研究数   放送博物館(6組)・川口 NHKアーカイブス(2組)・大阪放送局(3組)

応募要項等詳しくは、ホームページをご覧ください。

法制度部会が「個人情報保護法」についてパブリックコメント提出

「個人情報保護法」についてパブリックコメント提出

デジタルアーカイブ学会法制度部会「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しに係る検討の中間整理」に関する意見募集 (パブリックコメント) に対して意見を提出しました。
「(別紙2)意見(全体)」の419番 (P.147) に掲載されています。意見は以下のとおりです。

「中間整理」第6節の国際的制度調和その他の観点からは、情報の記録・保存・継承活動、特にデジタルアーカイブ活動への配慮も重要であり、適切な法整備が必要と考える。近時、デジタルアーカイブを通じたデジタル知識基盤の構築が急務となっている。我が国の政府においても、知的財産戦略本部に設置されたデジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会を通じた検討が進められており、分野横断統合ポータル「ジャパンサーチ」も2019年2月に試験版が公開された。デジタルアーカイブ化の動きは公的機関にとどまらず、民間事業者においても、所蔵資料のデジタル化及び利活用の取り組みが進んでいる。そして、デジタルアーカイブ化される資料の中には、特定の個人を識別できる写真や映像のように、法律上の「個人情報」に該当する情報も数多く存在する。しかしながら、これらの資料については、取得時に利用目的としてデジタルアーカイブでの保存や公開等が明記されていたか(法15条)等、事業者の義務が遵守されていたかを事後的に確認することが困難な場合も多い。また、法76条は、「大学その他の学術研究を目的とする機関若しくは団体又はそれらに属する者」が「学術研究の用に供する目的」で個人情報等を取り扱う際の適用除外を定めているが、典型的な学術研究機関ではない民間のアーカイブがこのような適用除外の要件を満たすかは必ずしも明らかでない。その結果、民間のデジタルアーカイブにおいては、現行法の規制を満たすかの判断が困難であることから、デジタル保存及び利活用に萎縮が生じ、質量ともに充実したデジタルアーカイブを構築する際の支障になっている。他方で海外の法制を見ると、公的目的のアーカイブ活動に配慮した規定が見受けられる。例えばGDPRでは、データ管理者の公私を問わず、「公共の利益におけるアーカイブ目的の取扱い」については目的外利用とはみなされず(5条1項(b))、長期の記録保存も可能となり(同項(e))、特別な種類の個人データの取扱いも一定の範囲で認められている(9条2項(j))。さらに、当該取扱いに関しては削除権の適用が制限される他(17条3項(d))、他の権利に関しても適切なセーフガード等を要件に国内法での特例を認める(89条3項)など、法制度全体においてアーカイブ活動への配慮が見られるところである。そこで、今回の個人情報保護法の3年ごと見直しに際しても、「中間整理」第6節の国際的制度調和の観点をも踏まえ、我が国におけるデジタルアーカイブ活動が不当に制限されることのないよう、適切な法整備を求める。具体的には、GDPRと同趣旨の条項などを新設することが考えられるが、仮にそうした整備が難しい場合には、少なくとも附則等において、公共の利益のためのアーカイブ活動が不当に制限されないよう配慮する義務を明記するなど、今日におけるデジタルアーカイブ活動の重要性を踏まえた適切な法整備を求める。【デジタルアーカイブ学会 法制度部会

スマートな学びで未来の自分を発見: 冲方丁氏講演とトークセッション (2019/8/22)

スマートな学びで未来の自分を発見 (2019/8/22)

デジタルアーカイブ学会人材養成部会は、岐阜女子大学と連携して標記のイベントを開催いたします。

  • プログラム
    • 基調講演
      ジャパンサーチを利用して時代小説を執筆した作家、冲方丁氏による「君たちはデジタル時代をどう生きるかーデジタルアーカイブが新たな未来を拓く」
    • トークセッション「2020年以降、企業が求めるのはデジタルアーキビスト」
      冲方丁氏と長丁光則氏(東京大学特任教授)
      講演は、長丁光則氏による「デジタルアーカイブの可能性と新たな展開」
  • 日時:2019年8月22日(木曜日)13:00~15:30
  • 場所:岐阜市じゅうろくプラザ(JR岐阜駅より2分)
  • 定員:90名
  • 申込:
    岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究所井上、またはG-mail:toru8808@gmail.comまで、氏名、所属、メールアドレスを記載の上、8月17日までに申し込みください。
    *申し込み多数の場合は、先着順となります。

「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(2019/9/10-11)

考 古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(2019/9/10-11)

【開 催趣旨】
現代は高度情報化社会と言われています。情報化社会では、日々大量の情報が生み出され、物財にかわって情報や知識が重要な価値を占めます。日本考古学は着 実な調査研究の推進によって膨大な成果を蓄積しました。情報や知識が重要となる情報化社会にとって、大きな情報資産群であるといえます。今まではストック に重点が置かれてきましたが、今後はフロー(情報流通)に着目することで、情報の「価値」が増し、さらなる社会還元や学術発展を見込めるようになります。 昨今、ITの技術環境が急速に大衆化し、簡単に処理・情報検索・分析できるようになってきました。しかしデータを管理していくうえで思想をしっかりと確立 し、デジタルデータならではの注意点を考慮する必要があります。
本研究集会では、ワシントン大学のBen Marwick氏を迎えて、今後の可能性と世界的潮流を講演いただき、全員参加型で可能性と課題を議論し共有します。

【日 時】
2019年9月10日(火)・11日(水)

【プログラム】
9月10日(火)
10:00~ 開会の辞 渡辺晃宏(奈良文化財研究所)
10:05~ 「考古学デジタルデータの課題と可能性」 高田祐一(奈良文化財研究所)
10:40~ Modern tools and approaches to scientific data management, analysis, visualization,
collaborationin archaeology and cultural heritage   Ben Marwick(逐次通訳あり)
12:00~ 休憩
13:15~ 「考古学のためのデータビジュアライゼーション」石井淳平(厚沢部町)
14:00~ Open science, transparency, reproducibility in archaeology and cultural heritage  Ben Marwick(逐次通訳あり)
15:00~ 休憩
15:20~ Workshop: Introduction to Git for science  Ben Marwick(逐次通訳あり)
※Workshopに使うPCはご持参ください。必要ソフトは後日ご案内します。

9月11日(水)
10:00~ 「遺物台帳・可視化・出版-「発掘調査報告」をめぐる課題/ Database, visualization and publication: the issues on archaeological excavation reports」野口 淳(奈良文化財研究所)
10:20~ Workshop: Reproducibility and transparency in archaeological science using R and related tools Ben Marwick(逐次通訳あり)

※アシスタント:Wan Liying(University of Washington)
※発掘調査・整理作業を通じて取得された遺物データ(分類、素材、計測値、位置座標等)をもとに、Rを利用して、透明性・再現性の担保された表・グラフを 作成し、Gitにより公開・共有する手順をハンズオン形式で学びます。
※途中休憩1時間含みます。

【講 師】
Ben Marwick(University of Washington)
現在ワシントン大学教授(考古学)、オーストラリア出身
2008年 オーストラリア国立大学 博士号 (考古学・自然史)
専門:東南アジア・中国の旧石器時代、ジオアーケオロジー、統計解析

【主 催】
独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所

【共 催】
考古形態測定学研究会、国立大学法人島根大学附属図書館

【会 場】
奈良文化財研究所 本庁舎
<ご来場には、公共交通機関をご利用ください>

【情報交換会】
9月10日(火)17:30~ 参加費4000円程度
*情報交換会への参加は任意です。

【定 員】
・考古学研究や埋蔵文化財調査に従事する研究者・学生向けの研究集会です。
・参加受付者数:各日30名程度(予定)
※定員オーバーの場合、両日参加者を優先する場合があります。

【参加費】
無料

【申込方法】
8月31日(土)までにE-MAILにて 下記事項をご連絡ください。
氏名・所属・E-MAIL・参加する日程・情報交換会の出欠

E-MAIL soran★nabunken.go.jp (★を@に変更してください)
※事前申し込みをされていない場合は、ご参加いただけません。

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主催独 立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
連絡先

【お問い合わせ先】
国立文化財機構 奈良文化財研究所 企画調整部 文化財情報研究室
E-MAIL soran★nabunken.go.jp (★を@に変更してください)

 

人文科学とコンピュータシンポジウム (じんもんこん 2019)(2019/12/14-15)

人文科学とコンピュータシンポジウム開催趣意書

  1. シンポジウム名
    人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん 2019)
  2. 開催の趣旨
    人文科学とコンピュータ研究会では、主に人文科学と情報学の学際領域における研究課題として、情報技術を活用した人文科学の研究や人文科学に関連する情報資源の記録・蓄積・提供に関わる研究等を扱ってきました。これまで、歴史学・考古学・人類学・文学・文化・芸術等の各学問分野において、デジタルアーカイブの構築に関して議論されてきましたが、これらの研究活動においては、現状では研究対象の資料のデジタル化・保存・公開に関する技術開発が中心です。資源の共有や利活用、それに関する諸問題、さらにデジタルアーカイブをとおして創
    生された文化や新しい価値を知る機会は多くはありません。
    そこで、本シンポジウムは、文化・芸術・エンタテインメントを対象に情報技術を応用した研究活動、人文科学の視点から有形無形文化財をデジタルアーカイブし、文理連携で継続的に成果を発信している立命館大学を会場とし、デジタルアーカイブを用いた人文、芸術、文化資源の活用方法と事例、また分野を超えた情報共有とその理解、デジタルアーカイブから発展し創生された文化や価値を議論したいと考えています。
  3. テーマ
    デジタルアーカイブの新たな挑戦-人文・芸術・文化資源の活用と創生
  4. 日程 2019 年 12 月 14 日(土)~15 日(日)
  5. 会場 立命館大学 大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)
  6. 主催 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会(IPSJ SIG-CH)
    共催 立命館大学アート・リサーチセンター
    後援

  7. 予想参加人数 150 名
  8. 実行委員会
    委員長:前田 亮(立命館大学)
    委員:鈴木桂子(立命館大学), 孟 林(立命館大学), 李亮(立命館大学),Biligsaikhan Batjargal(立命館大学), 河瀬 彰宏(同志社大学), 北﨑勇帆(高知大学), 鹿内 菜穂(亜細亜大学), 山田 太造(東京大学)
  9. プログラム委員会
    委員長:村井 源(はこだて未来大学)
    委員:上阪 彩香(大阪大学), 大内 英範(人間文化研究機構), 亀田 尭宙(京都大学), 北本 朝展(国立情報学研究所), 後藤 真(国立歴史民俗博物館), 曽我 麻佐子(龍谷大学), 高田智和(国立国語研究所), 永崎 研宣(人文情報学研究所), 橋本 雄太(国立歴史民俗博物館), 守岡知彦(京都大学)
  10. 主な開催内容
    口頭発表、ポスター・デモ発表、招待講演、企画シンポジウム
    (参考)
    研究会ホームページ
    シンポジウムホームページ

2018年度デジタルアーカイブ産業賞授賞式典 (変更)

2018年度デジタルアーカイブ産業賞授賞式典 (変更)

7月18日に、記念すべき第1回となる2018年度デジタルアーカイブ産業賞授賞式典を開催する運びとなりました。
下記の要領で開催いたしますので、ご参加いただけますと幸いです。(先のご案内から変更となりましたので、ご注意ください)

■主催: デジタルアーカイブ推進コンソーシアム
■後援: デジタルアーカイブ学会
■日時: 2019年7月18日(木)17:00-20:00
■場所: レストラン カポ・ペリカーノ
(東京大学本郷キャンパス 医・教育研究棟(東京都文京区本郷
7−3−1))

■概要: 1.記念講演、授賞式 17:00-18:00
記念講演会では、今回特別功労賞を受賞された月尾嘉男先生(東
京大学名誉教授)にご講演いただきます。
また今回の受賞者については、DAPCONホームページをご覧ください。
2.授賞パーティー(無料) 18:00-20:00
■参加費:無料

ご参加いただける方は、こちらのサイトからお申し込みください。パーティー参加費は無料となります。
*また、当日は購入画面およびお名刺1枚を受付にてご提示ください。

■お申込期限:7月16日(火)※先着順にて締め切り
■問い合わせ先
デジタルアーカイブ推進コンソーシアム事務局
TEL:050-3170-3391
平野桃子
前沢克俊

国際シンポジウム「デジタル化する歴史災害研究」(2019/7/20)

国際シンポジウム 歴史災害研究の情報化とオープン化

International Symposium
Digitization and Open Science in Historical Disaster Research

日時: 2019年7月20日(土) 13:00〜17:10(12:30受付開始)
会場:東京大学地震研究所1号館2階 セミナー室A/B
共催:東京大学史料編纂所、東京大学地震研究所、東京大学地震火山史料連携研究機構

プログラム(日英同時通訳あり)
13:00 開会・趣旨説明

13:10 基調講演 / Keynote
イタリア、欧州、そしてグローバルスケールの歴史地震データ管理−10年間の経験から得られた洞察−
マリオ・ロカティ(イタリア国立地球物理学火山学研究所)
Managing Data of Historical Earthquakes at Italian, European and Global Scale: Insights into a ten-year Experience
Mario Locati, Istituto Nazionale Geofisica e Vulcanologia (INGV)

14:20 講演
地震研究のための歴史史料の情報化とネットワーク構築をめざして
榎原雅治(東京大学史料編纂所,東京大学地震火山史料連携研究機構)
Digitization and Networking of Historical Japanese Materials in Seismic Research
Masaharu Ebara, Historiographical Institute / Collaborative Research
Organization for Historical Materials on Earthquakes and Volcanoes, the University of Tokyo

15:10 休憩 / Coffee break

15:30 話題提供
歴史地震研究と人文情報学ツール
加納靖之(東京大学地震研究所,東京大学地震火山史料連携研究機構)
DH Tools for Historical Earthquake Study
Yasuyuki Kano, Earthquake Research Institute, Organization for Historical Materials on Earthquakes and VolcanoesThe University of Tokyo

15:50 話題提供
歴史地震研究における市民科学
橋本雄太(国立歴史民俗博物館)
Citizen Science in Historical Earthquake Research
Yuta Hashimoto, National Museum of Japanese History

16:10 パネルディスカッション / Panel discussion

17:00 閉会 / Closing

17:30 懇親会 / Reception
参加費:4000円 / Fee: 4,000 yen
会場:アブルボア(東京大学農学部弥生キャンパス内)

「ジャパンサーチ発進!~連携拡大に向けて」

「ジャパンサーチ発進!~連携拡大に向けて」

ジャパンサーチ試験版の機能、連携方法等の説明に加えて、連携・利活用事例の報告、参加者からの質問も交えたパネルディスカッションを行います。

■日時: 2019年 7月17日(水) 14時00分~17時00分 (13時30分受付開始)
※資料整理休館日。図書館サービスはご利用いただけません。
■会場:  国立国会図書館 東京本館 新館 講堂
国立国会図書館 関西館 第一研修室(テレビ会議システムによる中継。関西館側からも質疑をお受けします。)
■募集人数 (東京本館)300名(関西館)60名
(先着順。定員に達し次第、募集は終了いたします。)
■参加費: 無料
■申込方法: 次のリンク先の申込みフォームからお申し込みください。
申込み締切: 2019年7月16日(火)17時
■お問い合わせ先: 国立国会図書館 電子情報部 電子情報企画課 連携協力係
電話: 03-3506-5239(直通)  E-Mail: deventat n d l dot g o dot j p

プログラム

■開会挨拶: 内閣府知的財産戦略推進事務局次長 内藤 敏也

■第Ⅰ部:「ジャパンサーチ(試験版)」について
・ジャパンサーチ(試験版)の機能と連携方法について
国立国会図書館電子情報部副部長 木藤 淳子

・ジャパンサーチ(試験版)との連携事例報告
国立公文書館総務課総括係長/総務課情報システム係長 平野 宗明
東京国立博物館学芸企画部博物館情報課情報管理室長 村田 良二
国立新美術館主任研究員 室屋 泰三
人間文化研究機構総合情報発信センター特任准教授 大内 英範
立命館大学衣笠総合研究機構准教授 金子 貴昭

・ジャパンサーチ(試験版)のメタデータ利活用事例報告
ゼノン・リミテッド・パートナーズ代表 神崎 正英
東京大学情報基盤センターデータ科学研究部門助教 中村  覚

■第Ⅱ部:パネルディスカッション「デジタルアーカイブをつなぐ意義~ジャパンサーチに期待すること」
モデレーター:国立情報学研究所教授 高野 明彦
パネリスト: 国立国会図書館電子情報部副部長 木藤 淳子
東京国立博物館学芸企画部博物館情報課情報管理室長 村田 良二
国立新美術館主任研究員 室屋 泰三
人間文化研究機構総合情報発信センター特任准教授 大内 英範
立命館大学衣笠総合研究機構准教授 金子 貴昭

■閉会挨拶
国立国会図書館電子情報部長 佐藤 毅彦