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国立文化財機構研究職員(文化財情報システム・文化財防災)の公募 (2021/9/30)

国立文化財機構研究職員(文化財情報システム・文化財防災)の公募 (2021/9/30)

●求人内容
[仕事内容]
文化財防災センターにおける研究業務システムの企画・導入・研究開発、システムの管理運用業務(ネットワーク、サーバ、クラウド等)、文化財に関する記録の電子化・情報化に関する業務、文化財情報の公開促進業務を行います。
また、西日本地区における災害発生時には文化財の被災に関する情報を収集し、情報インフラを活用した迅速かつ効果的な支援・救援活動を実施するための中核的な役割を果たします。

[勤務地住所等]
採用当初は奈良文化財研究所(奈良県奈良市二条町2-9-1)での勤務となります。
その後機構内他施設への異動もあります。

[募集人員]
1名

[着任時期]
採用予定日:令和4年4月1日(前倒しは応相談)

●職種
研究職(文化財情報システム・文化財防災)

●勤務形態
常勤

●募集期間
2021年04月17日 ~ 2021年09月30日 必着
締切は複数回あります。詳細は公募のURLをご確認ください。各回17:00必着

●その他詳細
www.nich.go.jp/infomation/saiyo/

以上

デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」正式公開 (2019/4/19)

デジタルアーカイブ学会は、法制度部会でまとめた「肖像権ガイドライン」を
2021年4月19日に正式承認し、公表しました。
digitalarchivejapan.org/bukai/legal/shozoken-guideline

「肖像権ガイドライン」の目的は次のとおりです。

肖像権ガイドラインについて

デジタルアーカイブ機関が、デジタルアーカイブを整備してその利用を促進する
にあたり、「権利の壁」として立ちはだかるものとして、著作権などと共に、い
わゆる肖像権が挙げられます。
肖像権は、著作権のように法律上明文化された権利ではなく、裁判例で認められ
た権利です。そのため、権利の対象や保護の射程などのはっきりした規定はな
く、すべて解釈に委ねられています。拠りどころの1つとなる最高裁の判決は、
法廷での写真撮影に関していくつかの要素を「総合考慮」して、写真撮影および
その公表により、本人の「人格的利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超える」
ものかどうかを検討して撮影・公表の適法性を判断しています。
しかしながら、大量のコンテンツを扱うデジタルアーカイブ機関の現場では、
「総合考慮」という基準のみで公表の是非を判断するのは現実的ではありませ
ん。このような状況下では、本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべ
き多くのコンテンツが、肖像権の判断ができないという理由で死蔵化あるいは消
滅する危機に直面していると言っても過言ではありません。
デジタルアーカイブ学会法制度部会では、これまでもデジタルアーカイブの基本
法制の実現に向け活動してきましたが、これと並行して、デジタルアーカイブ機
関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠りどころとなるようなガイドライン
を提案すべく、何度も検討を重ねてきました。
2019年には第1回「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつ
くる」を開催し、議論と意見交換の叩き台としてガイドライン案の第1版を公開
しました。2020年には第2回、第3回の肖像権ガイドライン円卓会議を開催し、ガ
イドライン案を順次改訂してきました。さらに、デジタルアーカイブ機関等にお
いて実証実験を行い、その結果をデジタルアーカイブ学会の研究大会ワーク
ショップで発表しました。
法制度部会では、以上の検討をふまえ、2021年1月にガイドライン案の「法制度
部会版ver.4」を公表し、パブリックコメント手続を実施しました。当学会は、
パブリックコメント手続で寄せられた意見や、その他の公開イベント、シンポジ
ウム等で得られた意見等をふまえ、ガイドラインの改訂を行い、ここにガイドラ
インの当学会公認版を公表します。
本ガイドラインは、権利者と利用者間の合意などに基づくガイドラインとは異な
り、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルをデジタルアーカイ
ブ学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作りの参
考・下敷きにして頂くことを目的としたものです。
各デジタルアーカイブ機関においては、本ガイドラインの考え方を参考に、肖像
が写ったコンテンツの公開方針を定めていただければ幸いです。
なお、本ガイドラインの記載のうち、肖像権という法的問題への考え方について
は、必ずしもデジタルアーカイブ機関だけに限定されない部分もあることから、
例えばメディアや、研究・教育、映像等の各種機関(営利・非営利を問いませ
ん)においても、本ガイドラインの考え方を参考に、自主的なガイドラインを策
定することは大いに考えられるところです。

2021 年4月19日
デジタルアーカイブ学会

東北公益文科大学情報処理担当教員の公募(准教授、講師)(2021/5/31)

東北公益文科大学情報処理担当教員の公募(准教授、講師)

●求人内容
[募集の背景]
山形県庄内地方では少子高齢化や人口減少に伴い、マルチメディアを活用した伝
統文化の保存やDXによる生活の効率化が求められている。
本学では公益的な視野に基づきOSSを活用し社会の動きの活性化に貢献する情報
システムの提案・設計ができる人材の育成を行える人を募集する。

[仕事内容(業務内容、担当科目等)]
公益学部公益学科および大学院公益学研究科(修士課程・博士後期課程)で、以下
の科目を担当できること。

[1] 基礎プログラミング(Rubyを利用した情報処理基礎理論教育)[◎]
[2] リテラシー科目(情報リテラシー、データリテラシー)
[3] 地域の文化資源を元に情報技術を活用した演習(VR技術、モーションキャプ
チャ、ドローンなど)[◎]
[4] 基礎演習(初年次導入教育)
[5] 専門演習(卒論指導)
[6] 大学院科目(情報に関する科目)

また、地域との関わりを持った研究・教育活動に積極的に関わりを持てること。

[勤務地住所等]
山形県酒田市・山形県鶴岡市

[募集人員]
1名

[着任時期]
2021年9月1日以降なるべく早い時期(応相談)

●職種
准教授・常勤専任講師相当
●勤務形態
常勤(任期あり)
(任期は3年で更新あり)
●募集期間
2021年05月31日 必着

日本アーカイブズ学会2021年度大会 (2021/4/24~25)

日本アーカイブズ学会2021年度大会

  • 【期日】2021年4月24日(土)・25日(日)
  • 【開催方法】オンライン(Zoom)
  • 【参加費】会員・非会員ともに無料
  • 【プログラム】 *タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。
    1. 大会講演会 4月24日(土)15:15~16:30
      タイトル:「公文書管理法の10年――何が変わって何が変わらなかったのか」
      講演者:三木由希子(特定非営利活動法人 情報公開クリアリングハウス理事長)
    2. 自由論題研究発表会 4月25日(日)9:00~12:30
      明治期の商事慣例調査からみる商人帳簿とその保存期限について/清水ふさ子
      ハンセン病療養所内教会資料についての考察/阿部伊作
      米国占領・統治下の沖縄における公文書管理:1945~1972/西山絵里子
      建築図面を対象としたアイテム別の記述法──アーカイブズの記述標準における方針の比較と日本における実践の分析/齋藤歩
      印鑑と電子署名が持つ証拠能力とその限界:アーカイブズ・古文書学からの考察/橋本陽
      日本における「スポーツアーカイブズ」の可能性/青木祐一・新名佐知子・清水邦俊
    3. 大会企画研究会 4月25日(日)13:30~17:00
      テーマ 「公文書管理法の10年―これまでとこれから―」
      今年度の企画研究会では、「公文書等の管理に関する法律」施行(2011年4月)からの10年を振り返ります。ウェブ会議システムの機能を活かし、グループ討論を取り入れた参加型の企画としました。参加者同士が経験を共有し、意見を出し合うことで、公文書管理に関する議論を活性化することを目指します。どうぞふるってご参加ください。
  • 【プログラム】
    • 日本アーカイブズ学会研究部会による論点提示
    • グループセッション(1)「公文書管理法、私たちの10年」
    • ライトニングトーク
      様々な立場で公文書にかかわってきた方々に、それぞれ「私の10年」を語っていただきます。

      • 【スピーカー(各10分)】
        下重直樹(学習院大学大学院 人文科学研究科アーカイブズ学専攻)
        小高哲茂(群馬県南牧村立南牧中学校)
        蓮沼素子(大仙市アーカイブズ)
        森本祥子(東京大学文書館)
        高橋和宏(法政大学法学部国際政治学科)
    • グループセッション(2)「スピーカーへの問い:全体討論のために」
    • 全体討論
  • 【参加登録】
    下記Googleフォームからご登録ください。
    https://forms.gle/P1zeJ8Nt4LE6d1Fw9
    *ご登録は、各日程の前日までにお願いいたします。
    *フォームの「送信」後、フォームに記入した内容が記載された自動返信メールが届いた時点で、参加登録は完了します。
    *もし「送信」後しばらくしても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが専用メールarchiveskenkyu2021@gmail.comまでご一報ください。
  • 【問い合わせ先】
    日本アーカイブズ学会事務局
    〒105-0004 東京都港区新橋1-5-5 国際善隣会館5階
    E-mail:office@jsas.info HP:http://www.jsas.info/
    FB:https://www.facebook.com/jsas.info/
    Twitter:https://twitter.com/jsas_info

2020 年度第 1 回臨時総会議決権行使結果報告

2020 年度第1回臨時総会 (議決権行使)

2021年3月31日

デジタルアーカイブ学会規約第17 条~19 条に従って会員の議決権行使をお願した結果、下記の結果となった。

  1. 実施期間: 2021/3/15~ 2021/3/29
  2. 対象会員数 (2021/3/15現在) (2021年度会員で理事会で入会承認されたものも含む)
    正会員 526 名、学生会員 40名、賛助会員 56名
    合計 622名
  3. 議決権行使数 フォーム利用 214名、メール利用  7 件合計 221 件から重複 10 件を除き、有効 211 件。なお期日までに議決権行使しなかった会員 411 名については各議案について賛成とみなした。
  4. 決議事項

第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2
議決結果
承認 620 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 1
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]
議決結果
承認 619 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 3
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

昨秋から慎重に議論しておりました、デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受
賞者を授賞理由を添えて以下のように公表いたしました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

授賞式

なお、授賞式を以下のように開催いたします。

2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

下記のとおり、2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使を実施します

デジタルアーカイブ学会2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2021 年 3 月 15 日
デジタルアーカイブ学会会長
長尾 真

デジタルアーカイブ学会規約第17条~19条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、件名を「2020年度第1回臨時総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2021年3月29日 (月) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

【決議事項】
第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]

源氏物語絵巻「夕顔の死」里帰り記念シンポジウム (2021/3/21)

日本文学展 〜文学とメディアの千年譚〜 源氏物語絵巻「夕顔の死」里帰り記念シンポジウム (2021/3/21)

DESCRIPTION
本シンポジウムでは、源氏物語絵巻『夕顔の死』里帰り記念シンポジウムとして
その魅力について語り合います。
文化庁が主催する「日本博」の文化資源コンテンツ創成事業(主催・共催型プロ
ジェクト)に採択された「日本文学展~文学とメディアの千年譚~」のプログラ
ムとして開催します。
会場ではフランスで発見された「盛安本源氏物語絵巻 夕顔の死」を日本で初め
て公開し、100名様限定でご鑑賞いただけます。
⇓お問い合わせはこちら⇓
nihonbungaku@alfanet.jp (日本文学展参加申込事務局)

主 催: 文化庁、独立行政法人 日本芸術文化振興会、凸版印刷株式会社
日 時: 2021年3月21日(日) 13時30分開場 14時開会 16時閉会予定
場 所: 【オフライン】日本橋ホール(東京都中央区日本橋2-5-1)
【オンライン】Zoomウェビナー

フライヤー: ダウンロード
関連動画
展 示:
「盛安本源氏物語絵巻 夕顔の死」

シンポジウム:
1.開会
2.プロジェクト紹介
3.夕顔の死について
4.講演① ロバート キャンベル氏
5.講演② 佐野 みどり氏
6.映像上映
7.トークセッション
8.質疑応答
9.閉会

オフライン参加の方は、新型コロナウイルスやインフルエンザ等、感染症予防対
策のご協力をお願いいたします。

デジタルアーカイブに関する無料法律相談会 (会員向け)

デジタルアーカイブに関する無料法律相談会 (会員向け) 受付

デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブに関するオンライ
ンでの無料法律相談会を実施していくことになりました。デジタルアーカイブに
関連する様々な法律問題についてご相談いただける機会となりますので、是非ご
参加ください。

  • 募集期間:2021 年 3 月 8 日 (月) から同年 6 月 7 日 (月) まで
  • 実施日時:相談者と調整のうえで決定
  • 実施方法: Zoomを用いたオンラインによる相談
  • 主 催: デジタルアーカイブ学会 (法制度部会)
  • 申込方法:
    本無料法律相談は、デジタルアーカイブ学会会員を対象にしています。
    申込にあたっては、こちらからお申し込みください。

【注意事項】
※応募者多数の場合には抽選となる場合がございます。
※お申込みから1週間を目処にメールにて担当者からご連絡いたします。
※相談時間は60分です。全てのご質問にご回答できない場合がございます。
※法律相談は当日限りです。後日のフォローや事件についての受任に関しては相
談員と別途協議して決めていただくことになります。
※ご相談の内容によっては、事前の資料送付や当日の資料持参をお願いする場合
がございます。
※法律相談は、あくまで相談員個人が弁護士等として回答するものです。デジタ
ルアーカイブ学会が法律相談を受けるものではございません。また、相談員の回
答がデジタルアーカイブ学会の見解に該当するものではありません。
※ご相談内容は、法制度部会内に限定して、事案研究やより良き法制度の検討の
ために共有させていただく場合がございます。また、事案をわからないように抽
象化した形で、ケーススタディとして学会内外で共有させていただく場合もござ
います。

「肖像権ガイドライン」の必要性と可能性を考える (2021/3/11)

危機の時代とデジタルアーカイブ ~「肖像権ガイドライン」の必要性と可能性を考える (毎日メディアカフェ)

デジタルアーカイブ学会法制度部会が協力するイベントです。本イベントは毎日新聞社が主催です。メディア関係者も交えて、肖像権ガイドラインに関するディスカッションを行います。
イベント主催者による Facebook での配信を予定しています。詳細はイベント前日に毎日メディアカフェの Facebook ページ
https://ja-jp.facebook.com/mainichimediacafe/
に掲載される予定です。配信のお知らせが掲載されましたら、デジタルアーカイブ学会のツイッターでも案内いたします。

日時: 2021年3月11日 (木) 18:00~20:00
主催: 毎日新聞社
会場: 毎日新聞東京本社(竹橋:パレスサイドビル)B1「毎日ホール」
(定員180名のホールを80名定員とするなど感染対策を徹底しております)
登壇者:
・吉見俊哉(よしみ・しゅんや) 東京大学大学院情報学環教授。日本学術会議連携会員。デジタルアーカイブ学会会長代行。日本マス・コミュニケーション学会会長
・福井健策(ふくい・けんさく) 弁護士、ニューヨーク州弁護士、骨董通り法律事務所 for the Arts代表パートナー、デジタルアーカイブ学会理事・法制度部会長
・生貝直人(いけがい・なおと) 東洋大学経済学部総合政策学科准教授。東京大学大学院情報学環客員准教授、東京芸術大学特別研究員等を兼務。デジタルアーカイブ学会理事・法制度部会副会長
・数藤雅彦(すどう・まさひこ) 弁護士。デジタルアーカイブ学会法制度部会員
・木戸崇之(きど・たかゆき) 朝日放送テレビ報道局 情報番組デスク
・内田朋子(うちだ・ともこ) 共同通信社編集局ニュースセンター校閲部委員。デジタルアーカイブ学会法制度部会員

お申込: こちらになります