デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第1回)」(2024/6/6)

2023年4月に施行された改正博物館法では、博物館の事業として資料のデジタルアーカイブ化が明記されたが、予算や人員体制などの理由でデジタルアーカイブ化が進んでいない施設も多い。そこで本シンポジウムでは、様々な角度から博物館デジタルアーカイブの「現在地」を確認するとともに、デジタルアーカイブの推進に向けた検討を始めたい。

第1回となる今回は、まず文化庁の博物館支援調査官が、ミュージアムDXをめぐる現在の政策動向を解説する。続いて、自治体の取り組みとして、国の交付金を活用して実質半年でデジタルミュージアムを創設し、高精細・3D・VRコンテンツの充実を図った小田原市の事例を紹介する。さらに、少子高齢化が進む中、博物館資料(縄文石棒)のSNSでの発信や、市民との資料撮影、オープンデータ化などを通じて関係人口を創出し、入館者を3倍増に、3Dデータの閲覧数を入館者数の50倍にした飛騨市の事例を紹介する。

政策の視点と、現場での実践をふまえて、博物館デジタルアーカイブの意義と課題を検証したい。

主催:デジタルアーカイブ学会

後援:日本博物館協会

時期:2024年6月6日(木)19時~21時

場所:Zoomによるオンライン開催

登録方法:下記URLからご登録ください(定員300名)。氏名等の個人情報は、シンポジウム事務局メンバーのみが取得し、シンポジウムの連絡のために利用いたします。
https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/tZAtde6oqj0vG9az3qrjYrHZtQxKDCCU9vf8

シンポジウムの構成:

  • 趣旨説明
    太下義之(同志社大学教授、デジタルアーカイブ学会理事:司会)(5分)
  • 基調講演
    中尾智行(文化庁 博物館支援調査官)「ミュージアムDXの展望」(20分)
  • 事例紹介
    吉野文彬(小田原市郷土文化館)「小田原の宝を世界に発信 おだわらデジタルミュージアム創設について-創設に至る経緯と今後の展望-」(20分)
    三好清超(飛騨みやがわ考古民俗館)「収蔵資料のデジタル化で関係人口を増やす飛騨市の取組み」(20分)
  • ディスカッション(40分)