第 4 回定例研究会 (2018/2/9)

第 4 回定例研究会を次のとおり開催いたします。
digitalarchivejapan.org/reikai

●日時:2018 年 2 月 9 日(金)午後 4 時~ 7 時
●場所:東京大学本郷キャンパス工学部 2 号館 9 階 92B
●プログラム
(1) 学会活動の状況について(16:00-16:10)総務担当理事 柳与志夫(東京大学)
(2) 発表
〇産業日本語研究会の活動と今後の方向(16:10-17:30) 井佐原均(豊橋技術科学大学)
〇服飾分野におけるデジタルアーカイブ構築に向けての現状と課題(17:35-18:55) 田中直人(文化学園大学)
(3) お知らせ(18:55-19:00)
〇第 2 回研究大会の開催(2018年3月9日、10日at 東京大学)
〇シリーズ『デジタルアーカイブ・ベーシックス』の発刊
その他
司会:総務担当理事 柳与志夫 (東京大学)

●参加費:会員は無料。非会員は参加費1,000円を会場でいただきます。お申し出ください。
定員:80名(先着順)
お申し込みはこちら(定員になりましたら締め切らせていただます。)
pro.form-mailer.jp/fms/0d54624f127684

新年のご挨拶 (2018/1/1)

デジタルアーカイブ学会会員の皆様、またデジタルアーカイブに関心をお持ちの非会員の皆様(入会をお勧めします!)、新年明けましておめでとうございます。皆様にとりまして今年も良い年でありますようご祈念申し上げます。

デジタルアーカイブ学会は昨年発足し稔の多い活動をいろいろとしてまいりましたが、これも皆様方のデジタルアーカイブの重要性についての認識と意欲の表れによるものであったと感謝申し上げます。

おかげさまで、この我々の意欲は国会にも伝わりつつあり、馳浩議員をはじめとする議員連盟の皆様方のご協力によりデジタルアーカイブに関する法整備がなされようとするところまで参りました。本年はぜひこの法整備を実現していただき、我々の活動が国の支持を得てより広くまたより高度、具体的なものになってゆくよう努力する年にしたく存じております。どうか皆様方のご理解、ご協力をお願いいたします。

デジタルアーカイブにはいくつかの大きな意味があります。人類社会がこれまで築いてきた文化資産を保存・継承し、これからの社会を豊かにするために役立てること、またこれらの文化資産の上に更なる創造的な活動によって新たな文化資産を積み上げ、これを文化産業として社会の役にたつようにして行くことなども
大切であります。

特に日本の持つ各種の文化資産は諸外国の社会に受け入れられる高い価値を持つものであり、日本の観光産業にも貢献するものでありますから、この文化資産をデジタルアーカイブし世界中に流布し、日本の持つ魅力を伝える努力が欠かせません。こうしてグローバル化の中での文化国家日本の立ち位置を明確にしてゆく
ことにも貢献することが重要であります。

本年はデジタルアーカイブ学会がより一層発展するための基礎を固める年であると考えておりますので、皆様方のより一層のご理解とご協力をお願い申しあげます。

平成30年新春             会長  長尾 真