jsda のすべての投稿
デジタルアーカイブに関する無料法律相談会 (会員向け)(2022年11月)
デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブに関するオンラインでの無料法律相談会を不定期で開催しており、これまでには、例えば、立体物を含む様々な史料に関する写真の著作物性、当該各写真の公開等の運用方法、映像データに関する権利関係や権利者の把握、映像データの館内利用の方法、映像データの肖像権に関する権利処理の要否、権利の利用許諾と譲渡の違い、など様々な相談を受けております。
今回、本年 (2022年) 11月25日から27日まで開催される第7回研究大会に連動した企画として、無料法律相談会を開催することとなりました。デジタルアーカイブに関連する様々な問題についてご相談いただける機会となりますので、是非お気軽にご参加ください。
- 日 時: 2022年12月、2023年1月(具体的な日程は申込者と別途協議のうえ決定)
- 実施方法: Zoomを用いたオンラインによる相談
- 主 催: デジタルアーカイブ学会 (法制度部会)
- 申込方法:
本無料法律相談は、デジタルアーカイブ学会会員を対象にしています。
申込にあたっては、こちらからお申し込みください。締切は 2022年11月30日です
なお、以前に無料法律相談を利用された会員の方でもお申込みいただけます。ただし、応募者多数の場合には、利用されたことのない会員を優先させていただく場合があります。
【注意事項】
※応募者多数の場合には抽選となります。
※抽選結果および日程調整の案内は12月7日頃を目処にメールにてご案内いたします。
※相談時間は概ね30分~60分です。全てのご質問にご回答できない場合がございます。
※法律相談は当日限りです。後日のフォローや事件についての受任に関しては相談員と別途協議して決めていただくことになります。
※ご相談の内容によっては、事前の資料送付や当日の資料持参をお願いする場合がございます。
※法律相談は、あくまで相談員個人が弁護士等として回答するものです。デジタルアーカイブ学会が法律相談を受けるものではございません。また、相談員の回答がデジタルアーカイブ学会の見解に該当するものではありません。
※ご相談内容は、法制度部会内に限定して、事案研究やより良き法制度の検討のために共有させていただく場合がございます。また、事案をわからないように抽象化した形で、ケーススタディとして学会内外で共有させていただく場合もございます。
「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2023年度前期募集 (締切 2023/1/31)
NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館・川口NHKアーカイブス、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。
- 2023年度前期閲覧期間: 2023年4月~9月 (1組30日間まで利用可)
※コロナ感染防止のため閲覧が延期・停止になる場合があります。 - 募集対象者: 大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
- 募集締め切り: 2023年1月31日
- 募集研究数: 放送博物館6組・川口NHKアーカイブス4組・大阪放送局2
- 応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/
産業とデータ・コンテンツ部会第 7 回 DA ショートトーク (2022/11/22)
産業とデータ・コンテンツ部会第 7 回 DA ショートトーク (2022/11/22)
- 日 時:2022年11月22日(火)13:00~15:00
- 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
- プログラム (予定)
- 司会:緒方靖弘氏(寺田倉庫株式会社、デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)事務局長、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長) (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
- 13:00~「ゲームアーカイブの現状と課題」 細井 浩一氏 (立命館大学映像学部 教授、立命館大学 アート・リサーチセンター, 立命館大学 ゲーム研究センター)
- 13:15~「演劇博物館のデジタルアーカイブの取組み」 中西 智範氏 (早稲田大学 坪内博士記念演劇博物館 デジタルアーカイブ室・写真室)
- 13:30~「建築のデジタルアーカイブについて考える」 松本 隆史氏(清水建設株式会社技術研究所)
- 13:45〜 「動画データの長期保存用ファイルフォーマットについて」 三浦和己氏(国立映画アーカイブ)
- 14:00~「Web3基盤におけるデジタルコンテンツ流通と価値の創出」 嘉村哲郎氏 (東京芸術大学 芸術情報センター)
- 14:15~「日本のアニメーション総合データベース「アニメ大全」」 植野淳子氏 (一般社団法人日本動画協会『アニメNEXT_100』事務局長, 株式会社 アーイメージ)
- 14:30~ 総合討論・意見交換
- 参加について
- 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
- 参加費:無料
- 申し込み:こちらから
川崎の戦争の記憶を継承するワークショップ (2022/12/3, 10, 17)
当学会が後援するイベントの紹介です。
川崎の戦争の記憶を継承するワークショップ
川崎の戦争を伝えるデジタルアーカイブみんなで制作しませんか
- 日程: 令和4年12月3・10・17日 全3回 (土曜日 14:00〜17:00)
- 会場: 川崎市幸市民館
- 対象: 関心のある方(先着12名)、簡単なパソコン操作ができる方
- 内容: 戦時下の川崎について
- 体験者から聞く
- ストーリーマップを組み立てる
- デジタルアーカイブを制作する
- 発表する
- 講師 東京大学大学院学際情報学府 修士2年 三上 尚美
川崎市平和館 専門調査員 暉峻 僚三 - 申込: 11月11日(金)午前10時から
幸市民館へ電話(044-541-3910)または来館 - 主催:川崎市教育委員会 共催:東京大学大学院 渡邉英徳研究室
後援:デジタルアーカイブ学会
協力:株式会社Eukarya 川崎市平和館
港区デジタルアーカイブ教育活用コンテスト
当学会が後援するイベントのお知らせです。
港区デジタルアーカイブ教育活用コンテスト
港区では、多くの方に港区の歴史に興味・関心を持っていただくため、デジタルアーカイブ「デジタル港区教育史」「デジタル版 港区のあゆみ」を公開しています。
教科指導におけるICTの活用は、児童・生徒の学習への興味・関心を高めるなどの効果が期待できることから、令和5年3月の『港区教育史』完結を記念するイベントとして、「港区デジタルアーカイブ教育活用コンテスト」を開催します。
港区デジタルアーカイブを活用した教材や授業プラン・授業実践報告書を募集し、優秀作品を表彰することで、港区デジタルアーカイブの教育活用を推進します。
■部門・募集作品
教材部門
港区デジタルアーカイブの資料を活用した教材
■授業プラン・実践報告部門
港区デジタルアーカイブの資料を活用した授業の学習指導案又は授業実践報告書
■賞・副賞
【港区教育長賞】各部門1点 【優秀賞】各部門2点
入賞者に副賞として、『港区教育史』第11巻くらしと教育編(令和5年3月刊行予定)と区内共通商品券(スマイル商品券)[教育長賞3万円分、優秀賞1万円分]を進呈。
■応募資格
公私立の小・中学校、高等学校の教員、教職課程を履修する学生、学校司書、司書教諭、司書、学芸員
※港区在住・在勤・在学以外の方も応募できます
■応募期間
令和4年12月1日(木曜)~令和5年1月24日(火曜)
■応募方法
応募用紙に必要事項を明記し、応募作品(PDF)と一緒にメールに添付してお送りください。(メールの件名は「港区デジタルアーカイブ教育活用コンテスト応募」)
実施要項(PDF:359KB)
応募用紙(ワード:21KB)
■お問い合わせ
所属課室:教育委員会事務局教育推進部教育長室教育史編さん担当
電話番号:03-3578-2829
ファックス番号:03-3578-2759
第3回「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議in沖縄」(2022/11/26)
■第3回「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議in沖縄」(2022/11/26)
(2022/11/21 更新) ■ライブオンライン (Zoom) 配信をおこなうことになりました (どなたでも参加できます。参加費無料)。こちらからお申込みください。
■開催趣旨
デジタルアーカイブ学会は、現場の“羅針盤”としての「デジタルアーカイブ憲章」の策定に向けて、シンポジウム「デジタルアーカイブ憲章をみんなで創る円卓会議」を、第1回(2022年8月)、第2回(2022年10月)と、オンラインで開催し、多くの視聴者に恵まれました(概要はこちら)。
憲章案に明記した、社会にとっての“記憶する権利”という新たな概念をめぐる議論をはじめ、デジタルアーカイブ機関や企業の担当者、研究者、クリエイター、政府関係者などの登壇者から、それぞれの現場での取り組みと問題意識が伝えられ、デジタルアーカイブ利活用促進の重要性を共有する場となっています。同時に、メタデータ整備や人材育成といった「足腰」の問題、海外とのさらなる連携の必要性、民間企業・団体だけで取り組むことの限界など、今後も検討すべき課題、論点も数多く抽出されました。
そこで当学会では、第3回の円卓会議を開催します。初めてリアルに登壇者が集い、議論を深めてゆきます。
憲章案の柱の一つが、地域・分野ごとの取組を横断的につなげる「ネットワークの構築」です。地域の記憶を、次の世代にしっかりと継承するために何が求められるのか。今回の円卓会議では、開催地・沖縄でデジタルアーカイブに関わる方々が登壇、取り組みを語っていただきます。そして、他の地域に拠点を置く、異なる分野の専門家らを交え、討論します。
デジタルアーカイブ憲章は聴講のみなさまも含めて「みんなで創る」ものです。ぜひとも、この円卓にお集まりいただき、お知恵をお貸しいただけますよう、お願いいたします。
■主催 デジタルアーカイブ学会
■開催日時
2022年11月26日(土)10時~12時
■場所
琉球大学 50周年記念館・多目的室 (沖縄県中頭郡西原町字千原1番地)
※千原キャンパス西原口(南口)が最寄りです。
※円卓会議の模様はインターネットでのライブ配信/アーカイブ配信を検討中です。
決まり次第、情報を掲載します。
■参加費 (デジタルアーカイブ学会第7回研究大会参加費となります)
デジタルアーカイブ学会・正会員および賛助会員 ¥3,000(学生会員は無料)
沖縄県在住の非会員 ¥3,000
沖縄県以外に在住の非会員 ¥5,000
■お申込みはこちらから
※「研究大会参加費」のチケットを購入してください。
※会場での参加者は、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
■プログラム
・挨拶:吉見俊哉(東京大学大学院教授、デジタルアーカイブ学会会長)
・本会議の趣旨と進行:福井健策(弁護士、デジタルアーカイブ学会法制度部会長)
・デジタルアーカイブ憲章(案)の概要:
・ラウンドテーブル
・参加者からの質問・意見
■登壇者(五十音順)
・太下義之 (文化政策研究者、同志社大学教授)
・加藤 諭 (東北大学学術資源研究公開センター准教授)
・呉屋美奈子(恩納村文化情報センター係長、沖縄国際大学非常勤講師)
・平良斗星 (公益財団法人みらいファンド沖縄副代表理事、
沖縄デジタルアーカイブ協議会運営委員)
・田村卓也 (南城市教育委員会デジタルアーカイブ専門員)
・徳原直子
・平田大一 (沖縄文化芸術振興アドバイザー、演出家、脚本家、南島詩人)
・福井健策 :司会
・三好佐智子(EPAD2022 事務局長、有限会社quinada 代表取締役社長)
・柳与志夫 (東京大学大学院特任教授)
八巻真哉 (沖縄アーツカウンシル((公財)沖縄県文化振興会)プログラムオフィサー)
国立国会図書館主催フォーラム「#NDL全文使ってみた ~「次世代デジタルライブラリー」&「NDL Ngram Viewer」」(2022/11/1)
令和3年度、国立国会図書館はデジタル化済みの図書・雑誌等247万点について全文テキストデータをOCRにより作成しました。そのうち著作権保護期間の満了した図書約28万点は、現在、実験サービス「次世代デジタルライブラリー」及び「NDL Ngram Viewer」で利用可能となっています。
当フォーラムでは、これら2つの実験サービス及びその活用事例を当館職員が紹介し、その話題をもとに、OCRによるデジタル化資料の全文テキスト作成や、研究・実務における全文テキストデータの活用可能性について、研究者・実務家がディスカッションを行います。
■日時:2022年11月1日(火) 15時00分~17時10分
■会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
■プログラム詳細: NDLラボのイベントページを参照ください。
https://lab.ndl.go.jp/event/lff2022/
■申込方法: 次のページからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_sYkUdPLSTnCx11Se5X_ZRQ
■登壇者
第1部
モデレータ:
橋本 雄太(国立歴史民俗博物館准教授・国立国会図書館非常勤調査員)
パネリスト:
池内 有為(文教大学文学部英米語英米文学科准教授)
茂原 暢(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター長)
青山 真紀(国立国会図書館利用者サービス部人文課)
第2部
モデレータ:
永崎 研宣(一般財団法人人文情報学研究所主席研究員)
パネリスト:
瀧川 裕貴(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
日比 嘉高(名古屋大学大学院人文学研究科教授)
増田 知子(名古屋大学大学院法学研究科教授)
以上
デジタル映像データを共有化するために-「石山与五栄門展」における新たなキュレーションをめぐって-
デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会では、全国の地域でのアーカイブのデジタル化の動向を「シリーズ研究会」の開催で共有し、その知見データを「ツールボックス(仮称)」として積み上げていく活動を始めました。その第一回を新潟から、ZOOMにて開催いたします。
【シリーズ研究会:地域とデジタルアーカイブ】
デジタル映像データを共有化するために-「石山与五栄門展」における新たなキュレーションをめぐって-
- 日時:2022年11月11日(金)16時30分~18時頃まで
- 実施方法:Zoomによる公開研究会(会場:新潟市砂丘館より中継)
- 参加費無料・事前登録制
- 主催: デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会
- 共催: 砂丘館・石山与五栄門展実行委員会
- 出席者
- ナビゲーター:水島久光(東海大学、デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会)
- キュレーター:大倉宏(砂丘館館長)、榎本千賀子(写真家・新潟大学助教)、原田健一(新潟大学フェロー)
- 趣旨
デジタル映像データである「にいがた地域映像アーカイブデータベース」に収蔵されている石山与五栄門の写真データをもとに行われる「石山与五栄門展」が、10月8日から11月13日に砂丘館、妙光寺、巻郷土資料館の3カ所で行われます。
それぞれの会場のキュレーターである榎本、大倉、原田がいかなるセレクションをし、どういった展示をするのか。その3カ所から、これまでとは違った展示のあり方、研究の可能性がどう見えてきたのかについて、水島のナビゲーションを介して議論し、地域におけるデジタルアーカイブの継承と活用の課題について考えます。
※石山与五栄門展 - 内容
3会場の映像に、水島と原田が対話を重ね、各会場の紹介をする。(30分)
水島の司会のもと、大倉、榎本がそれぞれ自分のキュレーションの意図について語り、また他の会場についての感想を述べる。(5~10分×2)
最後に水島が地域映像アーカイブに関する課題をいくつか提起し、三人に質問しながら、議論を深めてゆく。 - 参加申込 こちらのフォームに必要事項をご記入ください。開催前日に参加URLをお送りします。
産業とデータ・コンテンツ部会第 6 回 DA ショートトーク (2022/10/25)
- 日 時:2022年10月25日(火)13:00~15:00
- 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
- プログラム (予定)
- 司会:柴野京子氏(上智大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長) (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
- 13:00~「公文書管理とデジタル化」 加藤諭氏(東北大学准教授)
- 13:15~「テキスト分析を用いたデジタルアーカイブ産業マップ検討の報告」 神崎正英氏 (ゼノン・リミテッド・パートナーズ)
- 13:30~「ネットの信頼性〜アテンションエコノミーとリテラシー向上〜」 宮本聖二氏(ヤフー株式会社メディア統括本部 / 立教大学大学院)
- 13:45〜 「ダンスアーカイヴ構想の活動について」 溝端俊夫氏(NPO法人ダンスアーカイヴ構想)
- 14:00~「自然言語処理を用いた文献の可視化・検索」 森信介氏 (京都大学学術情報メディアセンター/株式会社Linfer)
- 14:15~「デジタルアーカイブとミュージアムDXに関連した政策的事業」 田良島哲氏 (東京国立博物館 特任研究員)
- 14:30~ 総合討論・意見交換
- 参加について
- 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
- 参加費:無料
- 申し込み:こちらから