第 7 回研究大会企画セッション

企画セッション (2022年11月26日 (土))

(サテライト・セッションはこちら)

●10:00~12:00 (若干前後することがあります)

●14:00~16:00 (若干前後することがあります)

セッション 1. 琉球文化のテキストアーカイビング (沖縄県立図書館)

【企画提案者】
永崎研宣、岡田一祐 中村覚
【企画趣旨】
琉球文化のテキストには豊かな多様性があり、それを適切にデジタル媒体としてアーカイブする手法を確立することは喫緊の課題である。個々の言語を記述するための言語コード、固有の音を適切に表現するための文字コード、それをテキストとして組み立てた際に効率的に利活用するための構造化するための記述ルールとしてのTEIガイドライン、書かれたテキストを見えるままに共有するための画像共有の枠組みIIIFなど、琉球の貴重なテキストを適切にデジタルアーカイビングするために必要な手法やツールの現状と課題を参加者と共有し、テキストアーカイビングを通じた琉球文化の過去・未来・現在を考える。
【登壇者等】
・岡田一祐(北海学園大学・TEI協会東アジア/日本語分科会運営委員)
・冨田千夏(琉球大学附属図書館)
・中川奈津子(国立国語研究所)
・中村覚(東京大学史料編纂所・TEI協会東アジア/日本語分科会運営委員)
・永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所・TEI協会東アジア/日本語分科会運営委員)
【進行案】
・テキストアーカイビングの技術 (岡田一祐、中村覚、永崎研宣による共同発表)
・琉球諸語の言語調査データのアーカイビング (中川奈津子(国立国語研究所))
・琉球歴史文書のテキストアーカイビング (冨田千夏(琉球大学附属図書館))
・全体ディスカッション

セッション 2. (沖縄発) 残りにくい文化をいかに残すか (沖縄県立美術館・博物館)

【企画提案者】
第7回研究大会実行委員会
【企画趣旨】

セッション 3. (沖縄発) 戦後文書資料の保存と活用 (沖縄県公文書館)

【企画提案者】
第7回研究大会実行委員会
【企画趣旨】

セッション 4. デジタルアーカイブ憲章円卓会議 in 沖縄 (会場未定)

【企画提案者】
デジタルアーカイブ学会法制度部会
【企画趣旨】
デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブ振興に向けた社会的認知を高めるとともに、めざすべきデジタルアーカイブ社会の姿と、我々がデジタルアーカイブの普及・活用促進において従うべき羅針盤を広く共有するため、『デジタルアーカイブ憲章(仮称)』の策定・公表に向けた検討を進めている。それは学会内に閉じた議論ではなく、社会各層の人々を巻き込んだ公開討議を積み重ねていくことによって実現されるものである。今後、沖縄大会以前にも参加者層の異なる幾つかの円卓会議開催を予定しているが、本大会では、それまでの議論を踏まえながら、沖縄の歴史的・地域的特性を活かしつつ、地域アーカイブ振興の観点からの憲章案を検証していきたい。

セッション 5. (沖縄発)自治体のアーカイブ活用 (沖縄県立図書館)

【企画提案者】
第7回研究大会実行委員会
【企画趣旨】

セッション 6. 「文脈」を伝える——アジア・アフリカをアーカイブするための方法的探究 (沖縄県立美術館・博物館)

【企画提案者】
熊倉 和歌子、東京外国語大学TUFSフィールドサイエンスコモンズ
【企画趣旨】
今日、研究者により、アジア・アフリカ地域の言語や文化を研究対象とするデジタルアーカイブが構築され、研究や教育への利活用が進められている。そうした動きは、さまざまな形でその地域の理解を促進するものであり、地球一体化の時代においてますますその需要は高まっている。他方、デジタルアーカイブは、既存の情報資源の電子的な指標化や保存、大規模なデータの蓄積や参照、検索機能やネットワーク構築を通した情報の連携や発信などを通して、情報資源の飛躍的な構築や発信が可能となり、その社会的な影響も大きなものとなっている。そうした中で、デジタルアーカイブの存在が現地社会に及ぼすさまざまな影響も考えられ、検討を要する問題も多い。特定の地域文化についてとりあげることにより、アーカイブ自体が政治性をおびるためである。
第一に、静的なイメージの固定化があげられる。デジタルアーカイブにおける情報の取り上げ方や利用者の知識や理解の程度によっては、デジタルアーカイブがその地域にかんする固定的なイメージを作りあげてしまい、研究や教育に携わる構築者の意図を離れて利用されうることが懸念される。アーカイブの対象がマージナルなものであればあるほど、その懸念は強まる。第二に、その地域の情報がアーカイブされ、広く発信されることによって、現地社会のもつ知識の搾取など、現地の人々に何らかの不利益が生じる可能性も想定される。これらの問題は、デジタル情報資源に関する固有の権利の保護などの喫緊の課題に関わる同時に、公共財としてそれを適正に保全し、将来の利活用に道を開くことにも結びつくだろう。
このような問題に対して、「他者」である研究者は何を意識し、どのような方法でデジタルアーカイブを作り、発信すればよいのだろうか。この問題を考えるにあたり、私たちは「文脈」、つまり、アーカイブの対象のそばにいる人々が形成するコミュニティや、その歴史的・文化的な背景の重要性に注目する。デジタルアーカイブの構築において、そうした「文脈」をどのように扱うべきか、また、「文脈」をいかにしてデジタルアーカイブとともに伝えるか、本企画セッションでは、そうした問題意識に立ち、アジア・アフリカ地域を対象としたデジタルアーカイブ構築の事例を踏まえながら、問題点を共有し、現地の人々とともにあるデジタルアーカイブ構築の方法を検討する。
【登壇者等】
・司会:熊倉和歌子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
・パネラー1:倉部慶太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
・パネラー2:野林厚志(国立民族学博物館)
・パネラー3:深見奈緒子(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)
・コメント:木村大治(京都大学名誉教授)
【進行案】
1. 趣旨説明(5分):熊倉和歌子
2. パネル1(20分)
3. パネル2(20分)
4. パネル3(20分)
5. コメント(10分)
6. 総合討議(25分)

セッション 7. DX化する社会とデジタル公共文書 (沖縄県公文書館)

【企画提案者】
福島幸宏、古賀崇
【企画趣旨】
“DX化が急速に進み、社会のあらゆる事象がデジタル情報で記録されてきている。ただしまだまだそのデジタル情報をアーカイブするというところに議論が及んではいない。そこで、デジタルアーカイブ論の視点から「デジタル公共文書(digital public document)」という概念を提起し、その意義とその展開の可能性を考える。その際、利用者(市民、企業人、研究者等)の視点から、民間のものも含めた、公共的に利活用可能な形で蓄積されるべき「デジタル公共文書」を、新しい知識や社会生活、産業を生み出す源泉とするための方策を考える。特に今回は、沖縄の地域や現状に即しつつ、日本の状況と今後を視野に入れる形で、公共文書やそのデジタルアーカイブ化をめぐっての実例と課題を共有し、議論する機会としたい。
【登壇者等】
・古賀崇(天理大学)
・東健二郎(Code for Japan)
・沖縄関係者
・福島幸宏(慶應義塾大学)
【進行案】
・趣旨説明(5分)
・報告:デジタル公共文書をめぐる論点(15分)
・報告:沖縄における公共文書Ⅰ(15分)
・報告:沖縄における公共文書Ⅱ(15分)
・ディスカッション(70分)

セッション 8. (沖縄発)メディアのコンテンツとデジタルアーカイブ (会場未定)

【企画提案者】
第7回研究大会実行委員会
【企画趣旨】

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