「人を知る」人工知能講座 受講者募集開始

「人を知る」人工知能講座 受講者募集開始

京都大学情報学研究科知能情報学専攻の教員による最先端の研究成果も含めた座学と実践的な演習を通し、人工知能の基盤技術の習得を目指す全7分野に渡る技術者向けの講座を開催します。人工知能技術を自社での問題に当てはめ、新たな切り口を得る機会としてご活用いただきたく、多くの企業の技術者の方々の受講をお待ちしています。

■「人を知る」人工知能講座
●日程:2019年5月-11月 各4日間 9:30-18:00
5月 画像メディア(西野恒教授)
6月 音声メディア(河原達也教授)
7月 言語メディア(黒橋禎夫教授)
8月 知能計算(山本章博教授)
9月 集合知システム(鹿島久嗣教授)
10月 脳情報学(神谷之康教授)
11月 心理情報学(熊田孝恒教授)のめ
●場所:京都アカデミアフォーラム in 丸の内
(新丸の内ビルディング10階 東京駅直結)
●受講料:50万円(税込)/ 1 セッション
(7セッション一括 280万円(税込))
●申込締切:第1次 2019年5月9日(木)
●主催:京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻
京大オリジナル株式会社
●詳細・申込:「人を知る」人工知能講座
●問合せ:京大オリジナル株式会社 研修・講習事業部
電話:075-753-7778 mail:kensyu@kyodai-original.co.jp

日本アーカイブズ学会2019年度大会 (2019/4/20-21)

日本アーカイブズ学会2019年度大会

【期日】2019年4月20日(土)・21日(日)
【会場】学習院大学 南3号館
〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
(JR山手線目白駅下車)
【参加費】会員500円、非会員1,000円
【事前申込不要】
【プログラム】 *タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。
4月20日(土) 受付開始12:30
○総会 13:00~15:00 *会員の方のみが参加できます
○講演会 15:30~16:30
松岡資明氏(元日本経済新聞記者)
「アーカイブズ取材で見えた日本の病理」
○懇親会 17:00~19:00
(会場:輔仁会館1F、会費:一般5,000円、学生3,000円)
○賛助会員出展 13:00~16:30
4月21日(日)受付開始9:00
○自由論題研究発表会 9:30~12:20
○ポスター研究発表 12:00~13:00、12:30~13:30
○大会企画研究会 14:00~17:00
・テーマ:「社会が求めるアーカイブズ」
・報告1「社会的養護に関する記録管理:ケアリーヴァーにとっての記録とは」
阿久津美紀氏(目白大学人間学部児童教育学科)
・報告2「記録を残し公開することの意味:旧優生保護法、ハンセン病の記録を題材に考える」
薄井達雄氏(神奈川県立公文書館資料課)
・コメント
岡村正男氏(エリザベス・サンダース・ホームOB会 副会長)
○賛助会員出展 9:30~15:30
【問い合わせ先】
日本アーカイブズ学会事務局
〒105-0004 東京都港区新橋1-5-5 国際善隣会館5階
電子メール
HP:http://www.jsas.info/
FB:https://www.facebook.com/jsas.info/
Twitter:https://twitter.com/jsas_info

第6回定例研究会の開催 (2019/4/20)

第 6 回定例研究会

第6回定例研究会を下記の要領で開催いたします。
奮ってご参加ください。

第1回学会賞授賞

デジタルアーカイブ学会では2019年3月15日、以下の通り学会賞の授賞をおこないました。

第1回学会賞 (2019年3月15日)

功労賞
  • 角川歴彦 ( かどかわ・つぐひこ) 株式会社KADOKAWA 取締役会長
  • 北島義俊 ( きたじま・よしとし) 大日本印刷株式会社代表取締役会長
  • 後藤忠彦 ( ごとう・ただひこ) 岐阜女子大学顧問、前岐阜女子大学学長
実践賞
  • 青空文庫
  • いらすとや
  • 渋沢栄一記念財団情報資源センター
  • 橋本雄太 ( はしもと・ゆうた) 国立歴史民俗博物館助教
  • SAT 大蔵経テキストデータベース研究会 ( 代表:下田正弘)

シンポジウム「学生たちの戦後:矢内原忠雄と東大学生問題研究所から見た1960年安保前後の大学生像」(2019/3/11)

シンポジウム
「学生たちの戦後:矢内原忠雄と東大学生問題研究所から見た1960年安保前後の学生像」

■日時 2019年3月11日(月)13:00 (開場 12:30)

■会場 東京大学弥生講堂一条ホール

■事務局 加藤聡
東京大学大学院学際情報学府博士課程
日本学術振興会特別研究員(DC2)

■開催趣旨
2015年夏、国会前を取り巻いたデモをリードしたSEALDsの中核に東大生はいなかった。
それは、半世紀前に同じく国会前を取り巻いた60年安保の学生運動の中核を東大生が占めていたのとは大きな違いである。
この半世紀、「運動する学生」は、そのスタイルのみならず、担い手自体が大きく変化したのだ。
今では、半世紀前の大学生がどのような存在だったのかを想像することすら難しくなりつつある。
だが、矢内原忠雄が東大総長を退任してから世を去るまでの数年間、最も注力していた矢内原学生問題研究所の膨大な資料群は、1960年安保前後の大学生たちの姿をアンケート調査やヒアリング、資料収集を通じて生々しく浮かび上がらせている。
また、この研究所を支援していたアジア財団が、米国CIAと深い関係にあったことは、反米基地闘争や学生運動が盛んだったこの時代、アメリカ政府が日本の学生たちにどのような眼差しを向けようとしていたのかを推察させる。
本シンポジウムでは、学生問題研究所の膨大な資料のデジタル・アーカイブ化を軸に進めてきた共同研究を東大出版会からの書籍にまとめていくのに先立ち、同研究所資料から浮かび上がる60年前の大学生たちの姿について広く議論したい。
また、1960年安保闘争で国会突入に加わり、1968~69年の東大紛争でも全学助手共闘会議の中心にいた最首悟氏にもご登壇いただき、1960年前後の大学生の姿についてお話をお聞きしていく。

■プログラム
13:00~13:10 趣旨説明  吉見俊哉(東京大学)

第Ⅰ部 矢内原学生問題研究所とは何か?
13:10~13:30 学生問題研究所資料のデジタル・アーカイブ化事業について
周東美材(大東文化大学)・宮本隆史(東京大学文書館)
13:30~13:50 戦後日本の思想空間のなかの矢内原忠雄
米谷匡史(東京外国語大学)
13:50~14:10 矢内原忠雄における大学・大学生の戦後
赤江達也(関西学院大学)
14:10~14:30 学生問題研究所における社会調査の位置づけ
佐藤健二(東京大学)
14:30~14:40 学生問題研究所と戦後の世論研究について
鄭佳月(東京大学)
14:40~14:50 学生問題研究所と米国アジア財団について
礒山麻衣(東京大学)

第Ⅱ部 運動する学生たちの戦後
15:10~15:30 日本共産党と学生運動の1950~60年代
小玉重夫(東京大学)
15:30~15:50 1950年代の雑誌・サークル文化と学生運動
鳥羽耕史(早稲田大学)
15:50~16:10 学生運動の戦前と戦後
後藤美緒(日本大学)
16:10~16:30 「学徒」と「学生」:学徒動員の記憶
野上元(筑波大学)

第Ⅲ部 最首悟氏に聞く
16:30~17:30 1960年安保前後の大学生たち
最首悟(聞き手 吉見俊哉)
17:30~18:00  総括討議

■主催 東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室
■協力 東京大学文書館