産業とデータ・コンテンツ部会第 9 回 DA ショートトーク (2023/1/27)

産業とデータ・コンテンツ部会第 9 回 DA ショートトーク (2023/1/27)

  1. 日 時:2023年1月27日(火)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:黒橋禎夫氏(京都大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会長)
      (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
    • 13:00~「IIIF Curation Platform:画像を収集して新たなコンテンツを創出するOSS基盤」北本 朝展氏 (情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター センター長、国立情報学研究所 教授)
    • 13:15~「地球の歩き方旅行記データセット -文章中の人物の移動軌跡を実世界の地図上に接地する-」大内啓樹氏 (奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術領域 助教)
    • 13:30~「ミュージアムのデジタルアーカイブを支えるクラウドサービス I.B.MUSEUM SaaS」内田剛史氏(早稲田システム開発株式会社 代表取締役)
    • 13:45〜 「アーカイブ映像の活用事例:沖縄テレビ」
      山里孫存氏(沖縄テレビ放送)
    • 14:00~「専門領域のデジタルコンテンツ配信サービス」江草貞治氏 (有斐閣 代表取締役社長)
    • 14:15~「大河ドラマから生まれた!“デジタル障壁画”の秘密」内藤敦子氏 (NHK メディア総局 デザインセンター)
    • 14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

国立国会図書館デジタルライブラリーカフェ「NDLOCRを使ってみた―全文テキスト活用のススメ―」(2023/1/18)

国立国会図書館デジタルライブラリーカフェ「NDLOCRを使ってみた―全文テキスト活用のススメ―」 (2023/1/18)

国立国会図書館は、「ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」を掲げて、2021年から2025年までの5年間に100万冊以上の所蔵資料のデジタル化を進めるとともに、OCR(光学的文字認識)による全文テキスト化も行い、検索や機械学習に活かせる基盤データとすることを目指しています。

その取組の中で、デジタル化資料の全文テキストデータ作成のため、令和3年度OCR処理プログラム研究開発において、当館は機械学習技術を用いたOCR処理プログラム「NDLOCR」を開発しました。NDLOCRはオープンソースソフトウェアとしてCC BY 4.0で公開されており、自由な利用が可能になっています。

本イベントでは、実際の研究の場においてNDLOCRが活用されている事例について話題提供を受け、更なる活用の可能性について参加者とディスカッションを行います。

■日時:2023年1月18日(水) 15時00分~16時45分
■会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
■詳細: NDLラボのイベントページを参照ください。
https://lab.ndl.go.jp/event/digicafe2022/
■申込方法: 次のページからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_TNtOhNEyTrGpfCBZmIZa7w

■プログラム
第1部 話題提供
・「NDLOCRと公開中のオープンデータセットの紹介」
 青池亨(電子情報企画課次世代システム開発研究室開発研究係員)
・「東京大学史料編纂所出版物を用いたNDLOCRの応用事例紹介」
 中村覚(東京大学史料編纂所助教、当館非常勤調査員)
・「OCRテキスト横断検索システムへの期待と今後の幕末維新史研究」
 箱石大(東京大学史料編纂所教授)

第2部 カフェタイム
国内の多様なデジタル化資料のテキスト化の推進に向けて、NDLOCR活用の可能性や、テキストデータ活用の意義など、NDLOCRとテキストデータの活用をテーマに、第1部の登壇者と参加者とで気軽にディスカッションできる時間とします。

■定員
なし。ただし、ディスカッション参加者は20名(先着順)。
■参加費
無料

「声明 内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」(令和4年12月6日)について再考を求めます」(2022/12/21)

 本日開催されました日本学術会議第186回総会におきまして、「声明 内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」(令和4年12月6日)について再考を求めます」が承認されましたので、御報告いたします。
 以下のURLからご覧ください。
 https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/2022.html
 https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-25-s186.pdf

                                                                                        日本学術会議事務局

令和4年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災記録を次世代につなぐ―

令和4年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災記録を次世代につなぐ―

国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所は、「東日本大震災アーカイブシンポジウム」を開催します。

東日本大震災から11年が経過しました。震災が伝える経験や教訓を語り継ぎ、未来に生かしていくことの重要性がますます高まっています。

本シンポジウムでは、今、アーカイブや組織を構築する意義と取り組みについて、震災アーカイブを現在構築中の岩手県宮古市と教訓の継承を担う復興庁復興知見班(2021年4月新設)からご報告します。
また、国立国会図書館からはひなぎく(2013年3月公開)構築の経緯と現在の展開を、東北大学災害科学国際研究所(2012年4月発足)からはみちのく震録伝の活動を振り返ります。
最後に登壇者全員で東日本大震災の記憶・記録・教訓を後世につなげていく中での課題について議論します。

  • 日時 2023年1月9日(月曜・祝日) 13時00分から16時00分まで
    (開場:12時30分)
  • 場所 東北大学災害科学国際研究所 多目的ホール
    (宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
  • 主催 東北大学災害科学国際研究所・国立国会図書館
  • 後援 デジタルアーカイブ学会
  • 開催方法 有観客による開催のほか、会場の映像をウェブ会議システム(Zoom)を用いて事前登録者に対して同時配信します。
    (※)ただし、新型コロナウイルス感染症の状況により、オンライン開催のみへの変更があり得ます。
  • 募集人数 会場90名、オンライン300名
    (先着順。定員に達した時点で申込受付を終了します
  • 参加費 無料
  • 申込方法 下記URLのシンポジウム案内にある申込みフォームからお申込みください。
    https://www.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/symposium/20230109/
    (みちのく震録伝)
  • お問い合わせ先 東北大学災害科学国際研究所 災害人文社会研究部門 災害文化アーカイブ研究分野
    担当:柴山
    電話番号:022(752) 2099
    E-mailアドレス:archiveforum(at)irides.tohoku.ac.jp
    *(at)は半角記号の@に置き換えてください。

デジタルアーカイブ・ベーシックス第 2 期『知識インフラの再設計』発行

デジタルアーカイブ・ベーシックス第 2 期『知識インフラの再設計』

紹介

近年デジタルアーカイブはその意義をいっそう高めているが、持続可能性や人材育成、予算、権利処理などの課題が依然として残っている 。こうした課題に対し、デジタルアーカイブの制度や仕組みにスポットをあて、法律、教育、経営、経済などさまざまな分野の専門家による論考から、知識インフラを「再設計」する。
「デジタルアーカイブ・ベーシックス」第2期、刊行開始!

目次

  • 第2期シリーズを始めるにあたって 柳与志夫
  • 序章 記憶の家は誰のものか 吉見俊哉
  • 本書の趣旨と構成 数藤雅彦
  • 第1部 デジタルアーカイブによる社会設計のあり方
    • 第1章 知識コモンズとデジタルアーカイブ 西川開
    • 第2章 文化政策としてのデジタルアーカイブ―歴史的な多義性とこれからの方向 田良島哲
    • 第3章 デジタルアーカイブの教育利用 重田勝介
  • 第2部 デジタルアーカイブの法制度をつくる
    • 第4章 デジタルアーカイブの政策形成過程の研究―予算措置と法律制定の事例から 小山紘一
    • 第5章 デジタルアーカイブにおけるソフトローの意義と実践 数藤雅彦・川野智弘・小松侑司
    • 第6章 デジタルアーカイブにおける違法有害情報対策のあり方 上沼紫野
  • 第3部 デジタルアーカイブを持続・発展させるためのインフラを求めて
    • 第7章 デジタルアーカイブ経営論―ヒト・モノ・カネ・情報のマネジメント 井上透
    • 第8章 デジタル経済としてのデジタルアーカイブ論―混合財としてのDAの発展を展望して 後藤和子
    • 第9章 デジタルアーカイブ連携とネットワーク信頼―ネットワーク的組織論・試論 大場利康

知識インフラの再設計
数藤雅彦 責任編集
刊行年月:2022年11月
ISBN: 978-4-585-30301-5
価格: 3,520円 (税込)

産業とデータ・コンテンツ部会第 8 回 DA ショートトーク (2022/12/23)

産業とデータ・コンテンツ部会第 8 回 DA ショートトーク (2022/11/22)

  1. 日 時:2022年12月23日(火)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:荒木 純隆氏(長野県 企画振興部 DX推進課 デジタルインフラ整備室,、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)
    • 13:00~「ウクライナ衛星画像マップ」渡邉 英徳氏 (東京大学教授)
    • 13:15~「言語生成技術」
      高村 大也氏 (産業技術総合研究所人工知能研究センター)
      13:30~「デジタル・アーカイヴを起点にコミュニティを作る:慶應義塾ミュージアム・コモンズの試みから」本間 友氏(慶應義塾ミュージアム・コモンズ)
    • 13:45〜 「デジタルアーカイブ用ストレージ媒体としてのSSD」竹島 秀治氏(Verbatim Japan株式会社 代表取締役)
    • 14:00~「ブックデザイン技術のデジタル化の歴史」
      阿部 卓也氏 (愛知淑徳大学准教授)
      14:15~「森羅万象を音で表現~番組制作を支えるサウンドライブラリー」菊地 亮氏 (NHK メディア総局 デザインセンター)
    • 14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

じんもんこん 2022: 日本の「デジタル・ヒューマニティーズ」を見つめなおす

人文科学とコンピュータシンポジウム (じんもんこん 2022): 日本の「デジタル・ヒューマニティーズ」を見つめなおす

第27回 情報知識学フォーラム「人文学テキストを通じた研究データ共有

第27回 情報知識学フォーラム「人文学テキストを通じた研究データ共有

  • 日時:2022年12月18日(日) 13:00-17:30
  • 会場:国立情報学研究所 12階会議室(学術総合センター内)およびオンライン配信
  • 主催:情報知識学会
  • 共催:科学研究費 基盤研究(A) 仏教学デジタル知識基盤の継承と発展(代表者:下田正弘)・TEIコンソーシアム 東アジア/日本語分科会・一般財団法人 人文情報学研究所
  • 後援:記録管理学会 情報メディア学会 日本図書館研究会 アート・ドキュメンテーション学会 日本アーカイブズ学会 日本図書館情報学会 学術資源レポジトリ協議会 デジタルアーカイブ学会(以下、決定次第順次掲載)
  • こちらの 申し込みフォーム からお申し込みください。
  • プログラム
    • 講演1:「会計史料の構造化:ツリーかグラフか」
      小風尚樹(千葉大学人文社会科学系教育研究機構)
    • 講演2:「資料の構造を探り、他者に伝える: 日本古辞書のばあい」
      岡田一祐(北海学園大学人文学部)
    • 講演3:「日本語史研究資料の電子化─事例と課題」
      間淵洋子(和洋女子大学人文学部)
    • ポスターセッション
      1. 漢詩作品の自動生成とその評価システムの試み
        叢艶 (筑波大学大学院)[会場]
      2. DAKit:低コストなデータ共有のための静的デジタルアーカイブジェネレータの提案
        阿達藍留(東京大学大学院)[会場]
      3. 中国出土資料古漢字情報TEI化への検討
        片倉峻平(東京国立博物館)[会場]
      4. 国際的な情報技術標準化と日本文化資料
        永崎研宣(人文情報学研究所)[会場]
      5. 晴眼者と共に視覚障害者がテレビゲームを楽しむための必要な情報についての考察
        小川雄太(兵庫県立視覚特別支援学校),宮本行庸(神戸学院大学)[オンライン]
      6. 「イスラーム×デジタル」教材の開発と課題
        石田友梨(岡山大学)[オンライン]
      7. 機関リポジトリに登録された学習・教育用コンテンツに対するアクセス数に基づく考察
        長岡千香子(国立情報学研究所)[オンライン]
      8. 知識グラフを用いた歴史資料の構造化:TEIとRDFの活用
        小川潤(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)[会場]
    • 講演4:「TEIを用いたテキスト構造化がもたらしたもの:『渋沢栄一伝記資料』から「渋沢栄一ダイアリー」へ」金 甫榮(渋沢栄一記念財団)
    • 講演5:「TEIデータに対する可視化・分析ツールの開発」
      中村覚(東京大学史料編纂所)

デジタルアーカイブ学会第 4 回学会賞の受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第 4 回学会賞受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第 4 回学会賞の受賞者を授賞理由を添えて以下のように公表し、第 7 回研究大会 (沖縄) にて表彰しました。

功労賞

  • 該当なし

実践賞

  • 本間淳 (フェリックス・スタイル) (授賞理由)
  • 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 (授賞理由)
  • 岡山県立図書館 (授賞理由)
  • 渡邉英徳(東京大学)・古橋大地(青山学院大学)など関係者一同 (授賞理由)
  • 鹿野雄一(九州大学) (授賞理由)

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

学術賞(基盤・システム)

「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」(日本学術会議会長談話) (2022/11/28)

令和4年11月28日、日本学術会議会長談話「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」を公表いたしましたので、以下のとおり御報告いたします。
                                            日本学術会議事務局

                      日本学術会議会長談話
                「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」

                                             令和4年11月28日

 11月23日早朝のNHKニュースにおいて、「日本学術会議改革で法改正へ 第三者委員会設置など明記 政府」という報道がなされました(※)。
 日本学術会議のあり方をめぐる政府方針については、本年夏までに公表するとの意向が当時の小林鷹之科学技術担当大臣から表明されておりました。そのため、本年8月の本会議第185回臨時総会は、すでに政府方針が公表されているとの見通しのもと開催いたしましたが、残念ながらそれまでに公表されることはありませんでした。その後、本会議では、小林大臣の後任として日本学術会議を担当される山際大志郎前経済財政担当大臣および現在の担当の後藤茂之経済財政担当大臣に対し、早期の公表及び本会議への正式な説明をたびたび求めてまいりました。並行して、本来であれば10月に開催されるべき第186回総会を12月に延期し、政府方針の公表及び説明を受けたうえで、政府方針について本会議の考え方を取りまとめることとしておりました。しかるに、この間、本会議の度重なる要請にもかかわらず、本会議への説明の前に、このように唐突な形で来年の通常国会への「法改正」案の提出に言及する報道がなされたことに驚きを禁じえません。きわめて遺憾なことと言わなければなりません。
 本会議はすでに令和3年4月の第182回総会において「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」を決定し、国際的に共通するナショナル・アカデミーの基本原則としての「5要件」を前提とした自主的な改革を進めてまいりました。仮に今回報道されたような法改正がなされた場合には、わが国の科学者の内外に対する代表機関としての日本学術会議の独立性の根幹に関わりかねないと懸念されます。
 日本学術会議は、政府方針及び、仮に法改正を伴うのであればその法案の具体的内容の詳細を一刻も早く公表するとともに、12月8日に予定された総会の場などで本会議に対してしかるべき形で説明をされることを強く求めます。
 日本の国民と学術界の全ての皆さんには、こうした状況に鑑み、学術の健全な発展のための議論を繰り広げていただくようにお願いいたします。

(※)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221123/k10013900721000.html

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