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「デジタルアーカイブフェス2025―デジタルアーカイブの新展開―」(2025/8/25)

このイベントでは、欧州のデジタル文化遺産プラットフォームであるEuropeanaを参考に、ジャパンサーチの今後を展望する基調講演・対談を行い、各地で広がりを見せるデジタルアーカイブの構築・活用の事例を紹介します。また、デジタルアーカイブに取り組む機関や活用者を顕彰するデジタルアーカイブジャパン・アワード2025の受賞者発表を行います。

さまざまな立場から、デジタルアーカイブに関する最新の動向や取組事例、知見の報告があります。アーカイブ機関の関係者や、デジタルアーカイブをこれから活用したいとお考えのみなさまは、ぜひご参加ください。

  • 日時
    2025年8月25日(月)10:00~16:20
  • 主催
    内閣府知的財産戦略推進事務局及び国立国会図書館(共催)
  • 開催方法
    オンライン開催(Zoom Webinarsを使用、YouTubeでも同時配信予定)
  • 定員
    Zoom Webinarsは500名
    YouTubeライブは定員を設けません。
  • 参加費
    無料
  • 申込方法・期限
    次の内閣府のページよりお申込みください。
    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html
    当日はイベント終了時刻まで申込みを受け付けています。
    ※参加申込していただくと、Zoom WebinarsとYouTubeのリンクが送付されます。
  • プログラム(予定)
    開会(10:00)
    (1)開会挨拶  内閣府知的財産戦略推進事務局長
    (2)「デジタルアーカイブ戦略2026-2030」について  内閣府知的財産戦略推進事局

    【第Ⅰ部】シンポジウム
    (3)基調講演(10:20~)「Europeanaの展開」  筑波大学図書館情報メディア系助教 西川 開
    (4)対談(11:00~)  筑波大学図書館情報メディア系助教 西川 開、東京大学大学院人文社会系研究科准教授 大向 一輝
    (5)デジタルアーカイブジャパン・アワード2025表彰(11:30~)  
    進行:デジタルアーカイブジャパン・アワード2025選考委員長/東京大学大学院人文社会系研究科准教授 大向 一輝

    (休憩:11:50~13:30)

    【第Ⅱ部】ジャパンサーチ連携・活用事例等
    (6)ジャパンサーチとの連携について(13:30~)  国立国会図書館
    (7)ジャパンサーチ連携・デジタルアーカイブ活用事例報告(13:40~)
    ○ 金沢市「デジタルアーカイブの効果的な活用による文化施設の更なる魅力発信について」  金沢市文化スポーツ局文化政策課 小寺 博志・宮下 裕樹
    ○ 石川県立図書館「SHOSHO ISHIKAWAを活用した企画展やイベントについて」  石川県立図書館歴史公文書・郷土資料課 小山 弘昭
    ○ 埼玉県立自然の博物館「ギャラリーを活用した自然史資料データベースの公開―ジャパンサーチと埼玉県立自然の博物館の連携事例―」  埼玉県立自然の博物館 山岡 勇太
    ○ 京都御苑「京都御苑アーカイブによる魅力の継承について」  環境省京都御苑管理事務所庭園科 栁澤 暁
    ○ 千葉科学大学「学芸員養成課程の講義におけるジャパンサーチ活用事例―ワークスペースの機能を中心として」  千葉科学大学 渡邊 麻里

    (休憩:14:55~15:10)

    【第Ⅲ部】産業界におけるデジタルアーカイブの活用等
    (8)民間企業による活用紹介(15:10~)
    ○ 「デジタルアーカイブの教育分野への活用」  大日本印刷株式会社 田尻 智大
    ○ 「民放テレビ局におけるアーカイブ公開への取り組み」  株式会社エー・ビー・シーリブラ 吉水 彩
    (9)閉会挨拶   国立国会図書館電子情報部長

    閉会(16:20)

産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第31回)の開催について(2025/7/25)

産業とデータ・コンテンツ部会DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第31回)の開催について(2025/7/25)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第31回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。

1. 実施概要
(1)日 時:2025年7月25日(金)10:00~12:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:柴野京子氏(上智大学文学部新聞学科 教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)

  • 10:00~「新建築データについて」
    砂山 太一氏(SUNAKI Inc./新建築社/京都市立芸術大学)
  • 10:18~「国立国会図書館デジタルコレクションの参加型モバイルリーダー「じせデジリーダー」」
    橋本 雄太氏(国立歴史民俗博物館)
  • 10:36~「デジタル時代の社会的ルール形成に向けて(デジタル証明研究会のご紹介)」
    安藤 英作氏、小泉 格氏(デジタル証明研究会事務局)
  • 11:00~「学術出版におけるDA化とAI」
    柴田 守氏(株式会社有斐閣 編集第二部部長)
  • 11:17~ 総合討論・意見交換

2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/XR8VsJe3pH7QgG367

研究大会(2026/1/9-10)

研究大会

研究大会は、デジタルアーカイブ振興を図るため、研究者だけでなく博物館、図書館、文書館、国、自治体、企業の実務担当者を繋ぐネットワーク形成を図ります。

次回の研究大会

第10回研究大会 (2025)
日時:2026年1月9日(金)・10日(土)
場所:一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋)

これまでの研究大会

第9回研究大会 (2024)
第8回研究大会 (2023)
第7回研究大会 (2022)
第6回研究大会 (2021)
第5回研究大会 (2020)
第4回研究大会 (2020)
第3回研究大会 (2019)
第2回研究大会 (2018)
第1回研究大会 (2017)

第5回DAフォーラム(2025/6/29)

第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))

デジタルアーカイブ学会はオンライン形式で第5回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。

  • 日時: 2025年6月29日(日)
  • 形式: オンライン(参加費は会員・非会員とも無料)
  • プログラム
  • 参加方法: こちらからお申込みください。

2025年度通常総会議決権行使お願い

デジタルアーカイブ学会2025年度通常総会(通信総会)議決権行使お願い

2025年6月10日
デジタルアーカイブ学会会長
吉見 俊哉

デジタルアーカイブ学会規約第8条および第19条~21条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします(事務局宛、件名を「2025年度通常総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2025年6月23日(月)24時といたします(メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

(会員の方には別途メールで議決権行使サイトをご案内しています。メールが届かない場合は、こちらからご連絡お願いいたします。)

【決議事項】

  • 第1号議案 2024年度財務諸表等の承認
  • 第2号議案 規約の改正[資料-5
  • 第3号議案 2025-2026年度役員の選任[資料-6
  • 第4号議案 会費の改定[資料-7

(参考資料)


なお、該当規約は次のとおりです。

  • 第4章:会員
    • 第8条:会員は、理事会の定める方法により会費を納入しなければならない。会員の会費額は総会で決定する。(下略)
  • 第6章:総会
    • 第19条:会長は年に1回通常総会を招集する。また会長が必要と認める時は、いつでも臨時総会を招集することができる。総会は、理事会が決定する電磁的方法により開催することができる。
    • 第20条:総会は次の事項について審議し、決議する。
      • 本規約の変更
      • 事業報告と収支決算の承認
      • 役員の選任および解任
      • その他重要な事項
    • 第21条:総会の決議は、出席会員の過半数で決定する。

産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第30回)の開催について(2025/5/23)

産業とデータ・コンテンツ部会DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第30回)の開催について(2025/5/23)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第30回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。

1. 実施概要
(1)日 時:2025年5月23日(金)10:00~12:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:後藤和子氏(同志社大学創造経済研究センター/埼玉大学名誉教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)

  • 10:00~「令和6年能登半島地震アーカイブの取り組み」
    中塚 健也氏(石川県戦略広報監)
  • 10:18~「地域 × DAOによる新しい地方創生」
    畠中 博晶氏(株式会社あるやうむ)
  • 10:36~「江戸時代の古文風テキストで会話できるチャットボット「からまる」」
    カラーヌワット・タリン氏(Sakana AI, Research Scientist)
  • 10:54~「「歩く報道と戦災VR」WAR-COMMONSを考える」
    小松 尚平氏(東京大学大学院 情報学環 特任研究員)
  • 11:12~ 総合討論・意見交換

2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/XR8VsJe3pH7QgG367

演題申込締切を延長しました:第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))

第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))につきまして、演題申込の締切を下記の通り延長いたしました。
皆様からのご応募を心よりお待ち申し上げております。奮ってご参加ください。

■演題申込締切(延長後):5月11日(日)

何卒よろしくお願い申し上げます。


第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))

デジタルアーカイブ学会はオンライン形式で第5回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。

  • 日時: 2025年6月29日(日)
  • 形式: オンライン(参加費は会員・非会員とも無料)
  • 参加方法こちらからお申込みください。
  • 発表募集要項
    • 発表者の資格: 登壇者は会員に限ります(共同発表者は会員でなくても構いません)
      非会員の方はこちらから入会お申込みをお願いいたします。
    • 発表の種類: 口頭発表(質疑込みで15分の予定)
      予稿は原則としてCreative Commons (CC-BY)ライセンスによりJ-STAGE上で公開されます。
      発表スライドについてもJ-STAGE Dataで公開することができます。
    • 発表の分野
      • 制度・政策、著作権、人材育成、産業化
      • 地域活動、図書館、博物館、企業
      • 新技術、規格、メタデータ、データベース
      • その他デジタルアーカイブに関連する分野
    • 演題申込はこちらから。締切:2025年4月27日(日)5月11日(日)
    • 採択通知と予稿提出依頼 2025年5月7日(水)頃までに申込者に連絡いたします。締切から1週間以内を目処に申込者に連絡いたします。
      内容の査読はありませんが、上記「発表の分野」を外れるもの、発表形式が整っていないものについては発表をお断りすることがあります。
    • 予稿原稿提出: 提出期限: 2025年6月1日(日)
      採択された発表については予稿を提出していただきます。
      用意しているテンプレートを使用し、MS Wordの完全原稿でこちらから提出してください。(A4: 4 ページ以内)

産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第29回)の開催について(2025/3/26)

産業とデータ・コンテンツ部会DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第29回)の開催について(2025/3/26)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第27回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。

1. 実施概要
(1)日 時:2025年3月26日(水)13:00~15:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:柴野 京子氏(上智大学文学部新聞学科 教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)

  • 13:00~「AIのDA化と著作権に関する試論」
    鈴木 康平氏(人間文化研究機構)
  • 13:18~「変化し続ける日本庭園のデジタル・アーカイヴ化–「Incomplete Niwa Archives 終らない庭のアーカイヴ」について」
    原 瑠璃彦氏(静岡大学人文社会科学部准教授)
  • 13:36~「Stroly – デジタル化されたイラストマップという文化コンテンツの可能性」
    高橋 徹氏(株式会社Stroly)
  • 13:54~「資料映像流通概史」
    山内 隆治氏(株式会社資料映像バンク)
  • 14:12~「デジタルアーカイブとブロックチェーンを活用したファクトチェック」
    中島 理男氏(株式会社NFTDrive)
  • 14:30~ 総合討論・意見交換

2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/Ug4LTFJ48yDVXGwNA

「デジタルアーカイブ学会 政策提言2025」を決定

デジタルアーカイブ学会では、2022年のデジタルアーカイブ学会設立5年目の節目に、目指すべきデジタルアーカイブ社会の在り方を示す「デジタルアーカイブ憲章」を公表すると共に、今後のデジタルアーカイブ政策の具体的な姿を提案する「「デジタル温故知新社会に向けた政策提言2022年」を公表しました。その後も、生成AI技術の進展による情報流通構造の変化や、国際的なオープンサイエンス施策の拡大の中で、デジタル社会の公共的知識基盤としてのデジタルアーカイブの重要性は高まり続けています。この度、関連施策の進展やデジタルアーカイブ学会における議論と実践の蓄積、社会・経済状況の変化を踏まえ、特に喫緊性の高い事項に焦点を当てた、政策提言の更新版を公表します。

*デジタルアーカイブ学会 政策提言2025「デジタル温故知新社会に向けた包括的政策提言2025」
https://digitalarchivejapan.org/wp-content/uploads/2025/03/DA-seisakuteigen_2025.pdf