デジタルアーカイブ学会はオンライン形式で第5回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。
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2025年度通常総会議決権行使お願い
デジタルアーカイブ学会2025年度通常総会(通信総会)議決権行使お願い
2025年6月10日
デジタルアーカイブ学会会長
吉見 俊哉
デジタルアーカイブ学会規約第8条および第19条~21条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。
「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします(事務局宛、件名を「2025年度通常総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2025年6月23日(月)24時といたします(メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。
(会員の方には別途メールで議決権行使サイトをご案内しています。メールが届かない場合は、こちらからご連絡お願いいたします。)
【決議事項】
(参考資料)
なお、該当規約は次のとおりです。
- 第4章:会員
- 第8条:会員は、理事会の定める方法により会費を納入しなければならない。会員の会費額は総会で決定する。(下略)
- 第6章:総会
- 第19条:会長は年に1回通常総会を招集する。また会長が必要と認める時は、いつでも臨時総会を招集することができる。総会は、理事会が決定する電磁的方法により開催することができる。
- 第20条:総会は次の事項について審議し、決議する。
- 本規約の変更
- 事業報告と収支決算の承認
- 役員の選任および解任
- その他重要な事項
- 第21条:総会の決議は、出席会員の過半数で決定する。
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第30回)の開催について(2025/5/23)
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第30回)の開催について(2025/5/23)
デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第30回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。
1. 実施概要
(1)日 時:2025年5月23日(金)10:00~12:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:後藤和子氏(同志社大学創造経済研究センター/埼玉大学名誉教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
- 10:00~「令和6年能登半島地震アーカイブの取り組み」
中塚 健也氏(石川県戦略広報監) - 10:18~「地域 × DAOによる新しい地方創生」
畠中 博晶氏(株式会社あるやうむ) - 10:36~「江戸時代の古文風テキストで会話できるチャットボット「からまる」」
カラーヌワット・タリン氏(Sakana AI, Research Scientist) - 10:54~「「歩く報道と戦災VR」WAR-COMMONSを考える」
小松 尚平氏(東京大学大学院 情報学環 特任研究員) - 11:12~ 総合討論・意見交換
2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/XR8VsJe3pH7QgG367
演題申込締切を延長しました:第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))
第5回DAフォーラム(2025年6月29日(日))につきまして、演題申込の締切を下記の通り延長いたしました。
皆様からのご応募を心よりお待ち申し上げております。奮ってご参加ください。
■演題申込締切(延長後):5月11日(日)
何卒よろしくお願い申し上げます。
デジタルアーカイブ学会はオンライン形式で第5回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。若手研究者を含む、デジタルアーカイブに関わる幅広い方々の積極的な応募をお待ちしております。
- 日時: 2025年6月29日(日)
- 形式: オンライン(参加費は会員・非会員とも無料)
- 参加方法: こちらからお申込みください。
- 発表募集要項
- 発表者の資格: 登壇者は会員に限ります(共同発表者は会員でなくても構いません)
非会員の方はこちらから入会お申込みをお願いいたします。 - 発表の種類: 口頭発表(質疑込みで15分の予定)
予稿は原則としてCreative Commons (CC-BY)ライセンスによりJ-STAGE上で公開されます。
発表スライドについてもJ-STAGE Dataで公開することができます。 - 発表の分野
- 制度・政策、著作権、人材育成、産業化
- 地域活動、図書館、博物館、企業
- 新技術、規格、メタデータ、データベース
- その他デジタルアーカイブに関連する分野
- 演題申込はこちらから。締切:2025年
4月27日(日)5月11日(日) - 採択通知と予稿提出依頼
2025年5月7日(水)頃までに申込者に連絡いたします。締切から1週間以内を目処に申込者に連絡いたします。
内容の査読はありませんが、上記「発表の分野」を外れるもの、発表形式が整っていないものについては発表をお断りすることがあります。 - 予稿原稿提出: 提出期限: 2025年6月1日(日)
採択された発表については予稿を提出していただきます。
用意しているテンプレートを使用し、MS Wordの完全原稿でこちらから提出してください。(A4: 4 ページ以内)
- 発表者の資格: 登壇者は会員に限ります(共同発表者は会員でなくても構いません)
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第29回)の開催について(2025/3/26)
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第29回)の開催について(2025/3/26)
デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第27回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。
1. 実施概要
(1)日 時:2025年3月26日(水)13:00~15:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:柴野 京子氏(上智大学文学部新聞学科 教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
- 13:00~「AIのDA化と著作権に関する試論」
鈴木 康平氏(人間文化研究機構) - 13:18~「変化し続ける日本庭園のデジタル・アーカイヴ化–「Incomplete Niwa Archives 終らない庭のアーカイヴ」について」
原 瑠璃彦氏(静岡大学人文社会科学部准教授) - 13:36~「Stroly – デジタル化されたイラストマップという文化コンテンツの可能性」
高橋 徹氏(株式会社Stroly) - 13:54~「資料映像流通概史」
山内 隆治氏(株式会社資料映像バンク) - 14:12~「デジタルアーカイブとブロックチェーンを活用したファクトチェック」
中島 理男氏(株式会社NFTDrive) - 14:30~ 総合討論・意見交換
2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/Ug4LTFJ48yDVXGwNA
「デジタルアーカイブ学会 政策提言2025」を決定
デジタルアーカイブ学会では、2022年のデジタルアーカイブ学会設立5年目の節目に、目指すべきデジタルアーカイブ社会の在り方を示す「デジタルアーカイブ憲章」を公表すると共に、今後のデジタルアーカイブ政策の具体的な姿を提案する「「デジタル温故知新社会に向けた政策提言2022年」を公表しました。その後も、生成AI技術の進展による情報流通構造の変化や、国際的なオープンサイエンス施策の拡大の中で、デジタル社会の公共的知識基盤としてのデジタルアーカイブの重要性は高まり続けています。この度、関連施策の進展やデジタルアーカイブ学会における議論と実践の蓄積、社会・経済状況の変化を踏まえ、特に喫緊性の高い事項に焦点を当てた、政策提言の更新版を公表します。
*デジタルアーカイブ学会 政策提言2025「デジタル温故知新社会に向けた包括的政策提言2025」
https://digitalarchivejapan.org/wp-content/uploads/2025/03/DA-seisakuteigen_2025.pdf
デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第3回:コモンズ編)」(2025/3/19)
(2025年3月21日更新)登壇者の資料を公開しました。
・西川様資料
・佐々木様資料
・高田様資料
・本間様資料
開催趣旨:
博物館資料のデジタルアーカイブにはどのような意義があり、現状どこに課題があるのか。このような問題意識から、我々は博物館デジタルアーカイブの「現在地」を議論するべく本シンポジウムを企画した。
2024年6月の第1回では主に資料を「公開する」立場から、続く2025年1月の第2回では主に資料を「利活用する」立場から議論を試みた。そして、その中で浮かび上がった問いの一つに、「博物館の資料は本来、皆に開かれたものではないか。それを博物館が自ら囲い込んでよいのだろうか」というものがある。
われわれは、これをいわゆる共有地(commons)の議論になぞらえて「コモンズ」をめぐる問題と呼び、第3回のテーマとしたい。具体的には、EUのEuropeanaにおけるコモンズ政策との比較や、文化施設においてコモンズが持つ価値、さらにはコモンズを実現するための実践などの観点から、これからの博物館が資料とどのように向き合うべきかを検討したい。
まず導入として、EUなどでガバナンスの制度設計の指針として活用される「知識コモンズ」を研究する西川開氏には、知識や情報、データに関する文脈で使われる「コモンズ」という概念やその捉え方の変遷を概説いただく。
博物館で資料の公開に携わり、文化施設がコモンズ形成に果たす役割を探究する佐々木秀彦氏からは、デジタル・コモンズのあり方として、デジタルアーカイブからデジタル事典への発展の可能性を提起していただく。
文化財資料のデジタル公開を推し進める高田祐一氏には、文化施設の予算や人員をめぐる昨今の実情をふまえつつ、限られた館内のリソースを最大限活用する観点から、資料を公開することの現実的な意義を語っていただく。
デジタル・コモンズをキーワードに、デジタル時代の文化体験を豊かにするプロジェクトに取り組む本間友氏からは、博物館でコモンズを考えるにあたって何が障害になっているのか、そしてコモンズを実現するためのデジタルの使い方を提示いただく。
「コモンズ」の持つ様々な価値に光を当てつつ、博物館の資料のあり方を改めて考えるための一助としていただきたい。
主催:デジタルアーカイブ学会
後援:日本博物館協会
時期:2025年3月19日(水)19時~21時
場所:Zoomによるオンライン開催
登録方法:
下記URLからご登録ください(定員300名)。氏名等の個人情報は、シンポジウム事務局メンバーのみが取得し、シンポジウムの連絡のために利用いたします。
https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/EQlxqzttTJG-BJZqXFsYZA
シンポジウムの構成:
- 趣旨説明
数藤雅彦(弁護士、デジタルアーカイブ学会理事:司会)(5分)
- 講演
西川開(筑波大学、科学技術予測・政策基盤調査研究センター)「「コモンズ」の変遷」(15分)
佐々木秀彦(アーツカウンシル東京)「デジタル・コモンズの進化 アーカイブから事典へ」(15分)
高田祐一(奈良文化財研究所)「リソースが限られているからこそ文化財情報のオープン化」(15分)
本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ)「ミュージアムに集うためのコモンズ的実践」(15分)
- ディスカッション(50分)
- 事務局からのご案内(5分)
【参加受付終了】【2/4 東大本郷】デジタル公共文書の理論スキーム設定に関するラウンドテーブル
本件の申込みは締め切りました。
デジタル公共文書の理論スキーム設定に関するラウンドテーブル
デジタルアーカイブ(以下DAと表記)は、さまざまな情報資産をデジタル媒体で保存し、共有し、活用することを通じて、公共的知識基盤として人びとの生活を支えるものです。そして、これまでのDAの議論においては、それを実体化するものとしてのMLA(ミュージアム、図書館、文書館)を対象として考えられることが多かったように思われます。しかしながら、MLAに限らず、保存・蓄積されて公共のために利用されるべき情報は、官民を問わず、また組織か個人かを問わず、いたるところに存在しています。
一例を挙げると、政府や自治体が作成した公的デジタル情報の中には、公文書管理法の対象から外れてしまうものがあります。また、研究者が作成した未公表のデータには、公表されれば他の研究を大きく前進させるものもあるでしょう。さらに、個人が保有してきた情報や、SNS等で発信されながら保存を前提としていない情報、故人が残したデジタルデータの中にも、歴史資料や社会資料としての価値を見出せるものがあります。
他方で、これらのデジタル情報には、法律や政策、技術などの観点から、DAの対象とするためには解決すべき課題も数多く存在します。
それでは、このようなデジタル情報について、持続的・長期的に保存し、対象や時期に係るアクセス制限を考慮しつつ、いずれは広く公共のための利用につなげる社会システムを構築するにはどうすればよいでしょうか。消えてしまうあるいは紙媒体等に比べて消えやすいデジタル情報に対して、何らかの早急な手当てをすることはできないのか。
この課題を解決するために、ひとまずこれらの情報を「デジタル公共文書」という枠組みでとらえ直し、それを支えるための公共的知識基盤のあり方をデジタルアーカイブ学会としても考える必要があるように思われます。
そのための端緒として、デジタル公共文書が持つ課題を共有し、新たな社会システムが担保すべき要件を検討する機会を設定することが必要と考え、先ずはラウンドテーブルの開催を提案するものです。
<ラウンドテーブル開催概要>
今後継続的に検討していくことが不可欠と考え、今回は「第1回」として、先ずは今後のテーマ別検討の土台となる、理論分析スキームの設定の在り方を議論する。
- 主催:デジタルアーカイブ学会
協力:東京大学大学院情報学環「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」
- 日時:2025年2月4日(火)午後1時半~3時半(最大午後4時まで延長)
場所:東京大学情報学環福武ホールラーニングスタジオ
形式:15名程度の討論者による対面のラウンドテーブル、周囲に15名程度の聴講者席を設け、質疑応答による参加も可能とする。
共同司会;福島幸宏(慶応義塾大学准教授)・田中久徳(元国立国会図書館副館長)
- 討論テーマ
以下の三つの観点から、「デジタル公共文書」を論ずるための分析軸を考える。
1. 媒体の変化(紙等旧メディアからデジタルに切り替わったことにより派生した問題)
2. そもそもの「公共」文書の範囲をどう捉えるか(官/民、公/私、機関/個人、生前/死後、コンテンツ/データ、などによる区別の妥当性・適切性の再考)
3. 膨大なデジタルコンテンツ・データの中から選別・保存・活用するための評価・基準
- 構成
1. 開催趣旨説明(司会者)及び討論者自己紹介(15分)
2. 報告(各15分×3=45分):タイトルはいずれも仮題
古賀 崇 天理大学教授「デジタル公共文書論の理論的枠組み」
田中久徳 元国立国会図書館副館長「制限アーカイブの必要性と戦略」
塩崎 亮 聖学院大学教授「パーソナルDAの公共性」
3. 討論(60分、最大90分まで延長)
- 討論参加者
生貝直人 一橋大学教授
嘉村哲郎 東京芸術大学准教授
川野智弘 弁護士
古賀 崇 天理大学教授
塩崎 亮 聖学院大学教授
柴野京子 上智大学教授
数藤雅彦 弁護士・東京大学客員准教授
高野明彦 国立情報学研究所名誉教授
田中久徳 元国立国会図書館副館長
福島幸宏 慶応義塾大学准教授
南山泰之 国立情報学研究所特任助教
柳与志夫 東京大学特任教授
吉見俊哉 國學院大学教授(デジタルアーカイブ学会長)
- 参加申込:下記フォームからお願いいたします。定員15名程度、先着順。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScdF4U5iKSitSRzZc836mn1f5r8KuFukM6kInaGox0ame69mw/viewform?usp=sharing
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第28回)の開催について(2025/1/29)
産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第28回)の開催について(2025/1/29)
デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。第28回の開催案内をお送りしますので、皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的にご参加ください。また今後の回でのご発表も募集しておりますのでよろしくお願い致します。
1. 実施概要
(1)日 時:2025年1月29日(水)13:00~15:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:後藤 和子氏(摂南大学経済学部客員教授/埼玉大学名誉教授)
(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
- 13:00~「実空間にデジタル資源の接点をデザインする」
間嶋 沙知氏(majima DESIGN) - 13:18~「手話CG KIKIが繰り広げるインクルーシブ社会の実現」
小谷野 崇司氏(NHKエンタープライズ イノベーション戦略室 エクゼクティブプロデューサー) - 13:36~「ブロックチェーン基盤のデジタルアーカイブ実践研究とDAO」
後藤 博之氏(Atomos-Seed合同会社/NPO法人NEM技術普及推進会NEMTUS/フードNFTコンソーシアム) - 13:54~「1960~80年代 テレビ番組アーカイブの公開の取り組み 利活用の可能性と課題」
阪田 裕規氏(株式会社エー・ビー・シーリブラ ビジネス開発部) - 14:12~「出版現場におけるDMの現在点と問題点」
矢野 文子氏(小学館クロスメディア事業局多言語事業室室長) - 14:30~ 総合討論・意見交換
2. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://forms.gle/GkRdGQfu6uDr1wEu5
デジタルアーカイブ学会シンポジウム「博物館デジタルアーカイブの現在地(第2回:利活用編)」(2025/1/30)
(2025年2月13日更新)登壇者の資料を公開しました(なお容量の関係で、事務局にて圧縮または配布資料形式にしております)。
・梅林様資料
・大澤様資料
・宮澤様資料
開催趣旨:
博物館資料のデジタルアーカイブにはどのような意義があり、現状どこに課題があるのか。このような問題意識から、我々は博物館デジタルアーカイブの「現在地」を議論するべく本シンポジウムを企画した。
2024年6月に開催した第1回では、ミュージアムDXの政策動向を確認した上で、デジタルアーカイブを「公開する」立場から、2つの自治体の取り組みを紹介した。今回の第2回は視点を変えて、博物館資料を「利活用する」立場からの問題意識を共有し、博物館の現場に向けた提言を試みたい。
まず、研究や街歩きなどの実践において古地図などを利用する機会の多い梅林秀行氏からは、デジタルアーカイブが総じて以前より使いやすくなっている一方で、なお利活用に消極的な博物館も見られる現状をふまえつつ、利用者が資料を二次利用できることの重要性を解説いただく。
博物館学を専攻し、ミュージアムグッズに詳しい大澤夏美氏からは、デジタルデータを活用したグッズの制作事例を紹介いただき、グッズを通じた博物館と社会との関係構築の観点から、博物館資料をデジタルアーカイブすることの意義を解説いただく。
学校司書を経て初等中等教育の制度設計に携わる宮澤優子氏からは、教育現場において子どもがどのようにデジタル資料を使っているか、博物館のホームページをはじめ現状のデジタルアーカイブにはどのような使いづらさがあるかを語っていただく。
「利活用する側」から見た現状をふまえて、博物館デジタルアーカイブのさらなる実践に役立てていただきたい。
主催:デジタルアーカイブ学会
後援:日本博物館協会
時期:2025年1月30日(木)19時~21時
場所:Zoomによるオンライン開催
登録方法:
下記URLからご登録ください(定員300名)。氏名等の個人情報は、シンポジウム事務局メンバーのみが取得し、シンポジウムの連絡のために利用いたします。
https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/tZIscu6vqj8rGNH8PeclEyKZUIMkQr7tFBNv
シンポジウムの構成:
- 趣旨説明
福島幸宏(慶應義塾大学、デジタルアーカイブ学会理事:司会)(5分)
- 講演
梅林秀行(京都ノートルダム女子大学)「史資料は加工してナンボ」(20分)
大澤夏美(ミュージアムグッズ愛好家)「ミュージアムグッズとデータ活用」(20分)
宮澤優子(伊勢市教育委員会)「GIGAスクール時代のデータ活用」(20分)
- ディスカッション(50分)
- 次回のご案内等(5分)