東日本大震災アーカイブシンポジウム

国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所は、平成30年1月11日(木)に 「東日本大震災アーカイブシンポジウム」を東北大学にて開催いたします。
http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/symposium/sympo20180111
東日本大震災の発生直後から、様々な団体が震災アーカイブに取組み、現在まで に数十の震災アーカイブが構築されました。特に県域のアーカイブの構築は、県 内の記録の収集やアーカイブ連携を促進し、東日本大震災の記録の網羅的な集約 を可能にしました。そのことにより、震災アーカイブの連携にともなう知見も得 られてきました。
本シンポジウムでは、震災アーカイブを取り巻く国際動向として、「世界防災 フォーラム」の概要を紹介するとともに、東日本大震災と熊本地震の被災県の震 災アーカイブ担当者による事例報告や、「被災県が実施する震災アーカイブの意 義」と題して、各県のアーカイブ構築と県内のアーカイブとの連携等について課 題解決に向けた議論を行います。

●日時:平成30年1月11日(木)13時00分から16時30分まで
●会場:東北大学災害科学国際研究所棟 1階多目的ホール(宮城県仙台市青葉区荒 巻字青葉468-1)
●共催:東北大学災害科学国際研究所・国立国会図書館

●参加及び参加申込み
(1)定員:200名 ※受付は先着順とし、定員に達した時点で終了します。(2)参加 費:無料
(3)参加申込み:参加を御希望の方は、こちらのお申し込みフォームからお申し 込みください。
※もしフォームを開けない場合は,①氏名,②ふりがな,③ご所属,④メールアドレ スを記載のうえ,以下のメールアドレスまでご送付ください.
E-mail:archiveforum* irides.tohoku.ac.jp(* を@に置き換えて下さい)
申込み期限:平成30年1月10日(水)17時まで

●プログラム
13:00-13:10(1)開会の挨拶:今村文彦(東北大学災害科学国際研究所所長)
13:10-13:30(2)震災アーカイブを取り巻く国際動向
・「世界防災フォーラム&ぼうさいこくたいの報告」:ボレー・セバスチャン (東北大学災害科学国際研究所 助教)
13:30-14:30(3)被災県が取り組む震災アーカイブ~復興にむけて目指すもの〜
・「いわて震災津波アーカイブ~希望~ について」:酒井淳氏(岩手県復興局 復興推進課推進協働担当課長 )
・「熊本地震への対応とデジタルアーカイブ」:林田昭広氏(熊本県知事公室危 機管理防災課熊本地震検証室主幹)
・「茨城県における東日本大震災の記録資料の収集と公開」:中原健次氏(茨城 県生活環境部 防災・危機管理局 防災・危機管理課 副参事)
・「福島県における震災関連資料の収集について」:半谷成満氏(福島県文化ス ポーツ局 生涯学習課 主任社会教育主事)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25(4)進化する震災アーカイブ~現状と課題~
・「在仙テレビ局の震災アーカイブ、その意義と活用法」:浮ヶ谷美穂氏(宮城 テレビ放送アナウンサー )
・「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の課題と取組」:伊東 敦子(国立国会図書館電子情報部主任司書 )
・「震災アーカイブを発展させるために研究機関がすべきこと」:柴山明寛(東 北大学災害科学国際研究所准教授)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:25(5)パネルディスカッション「被災県が実施する震災アーカイブの 意義」
・(進行/前半)柴山明寛 (東北大学災害科学国際研究所 准教授 )
・(後半/進行)ボレー・セバスチャン(東北大学災害科学国際研究所 助教
・上記報告者
・太田 朋子氏(宮城県図書館 資料奉仕部 震災文庫整備チーム)
16:25-16:30(6)閉会の挨拶:伊東 敦子(国立国会図書館電子情報部主任司書)