「公文書利用で始める地域学講座」(ネット講座)

デジタルアーカイブ学会人材養成部会が後援するイベントです。

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「公文書利用で始める地域学講座」(ネット講座)
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知識循環型社会における学習者中心のデジタルアーカイブ活動モデルとなる地域
学ネット講座として開講いたします。本講座は長野大学が地元長野県の上田市公
文書館と連携し、歴史公文書活用の入門講座として実施するものです。上田市公
文書館収蔵の歴史公文書を本講座サポートを介して利用することも可能ではあり
ますが、望ましくは受講される方の地元都道府県・市町村の一次資料を使い、そ
れぞれの地元の地域史探求の端緒として受講していただくことを想定していま
す。受講者によるキュレーションの成果物は、地域デジタルコモンズクラウド
サービス「みんなでつくる信州上田デジタルマップ」のマイサイト(eポート
フォリオ)にネット展示します。マイサイトは講座終了後も公開し続け継続して
ご利用いただけます。
受講希望する方は以下からお申込みください。

★講座案内と受講申込フォーム
d-commons.net/koza/

★講座の詳しい内容
www.mmdb.net/mlab/uedagaku/pdf/curation_koza_detail.pdf

各回ともビデオ会議Meet利用、時間帯13:30~16:30
【プログラム】
第1回 2月6日(土) 一次資料から地域をひもとく
第2回 2月13日(土) 地域の資料探しと成果物のネット展示
第3回 2月20日(土) 調査記事の書き方+資料の分類整理
第4回 2月27日(土) みんなで地域探求ネット展示披露会

【第1回】 2月6日(土) 一次資料から地域をひもとく
講座のねらい/一次資料から地域をひもとく 前川道博(長野大学教授)
上田市公文書館・概要と収蔵庫見学 上田市公文書館職員
上田小県の近現代史へのいざない 小平千文(上田小県近現代史研究会会長)
探求テーマへの助言Q&A 前川道博/小平千文/公文書館職員
【第2回 】2月13日(土) 地域の資料探しと成果物のネット展示
探求テーマに沿った資料探しと助言Q&A 前川道博、公文書館職員
探求の成果物をネットに展示する方法 前川道博
【第3回】 2月20日(土) 調査記事の書き方+資料の分類整理
調査記事の書き方とアドバイス(投稿実習) 前川道博
資料の分類とメタデータ 井上透(岐阜女子大学教授)
途中経過の投稿記事をみんなで見合うQ&A 前川道博/井上透
【第4回】 2月27日(土) みんなで地域探求ネット展示披露会
著作権と資料の権利処理 久世均(岐阜女子大学教授)
受講者のキュレーション成果披露 それぞれの受講者
講評コメント 前川道博/小平千文/久世均

【申込期限】2021年2月4日(木) 【受講料】無料
【講座内容のお問合せ】前川道博(長野大学/講座担当) TEL:090-2270-5074
maekawa◆nagano.ac.jp
【上田市公文書館のお問合せ】上田市公文書館 TEL:0268-75-6682
kobunshokan◆city.ueda.nagano.jp
 ◆は@に置き換えてください。
【想定受講生】公文書利用・地域史に関心がある市民、図書館員、学芸員、教
員、中高大院生など
【定員】20名程度(ネット受講のため人数制限は設けません)
【企画・主催】公立大学法人 長野大学 【共催】岐阜女子大学 【協力】上田市
公文書館
【後援】NPO法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構デジタルアーカイブ学会人材養成部会

ジャパンサーチ利活用イベント「ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~」(2021/3/3)

ジャパンサーチ利活用イベント「ジャパンサーチを使ってみた! ~教育・研究・地域情報発信の現場から~」開催 (2021/3/2)

本イベントでは、ジャパンサーチの利活用機能「ワークスペース」「プロジェク
ト」の使い方を紹介するとともに、様々なシーンでの活用事例を報告していただ
き、ジャパンサーチの利活用可能性を探ります。
デジタルアーカイブの活用にご関心のある方のご参加をお待ちしております。

詳細・参加登録はこちらから
■日時: 令和3年3月3日(水)15:00~17:00(オンライン開催)
■主催: 国立国会図書館
■参加費: 無料
■プログラム:
・ジャパンサーチ利活用機能の紹介・デモ
・ジャパンサーチ利活用機能の利用事例報告
(1)小・中学校での調べ学習へのジャパンサーチ活用事例
大井 将生(東京大学大学院情報学環・学際情報学府渡邉英徳研究室)
(2)博物館学芸員実習のキュレーション演習授業へのジャパンサーチ活用事例
齊藤 有里加(東京農工大学科学博物館 特任助教)
堀井 洋(合同会社AMANE 代表社員)
(3)大学研究室・ゼミ等における研究プロジェクトへのジャパンサーチ活用の可能性
加納 靖之(東京大学地震研究所地震予知研究センター 准教授)
(4)ジャパンサーチを用いた地域情報発信~「2020アーバンデータチャレンジ京
都:ジャパンサーチ・タウン」実施報告
青木 和人(アーバンデータチャレンジ2020京都府ブロック)
・質疑応答

<お問合せ先>
国立国会図書館電子情報部電子情報企画課連携協力係
電話 03-3581-2331(代表)
電子メール devent @ ndl.go.jp

第14回CODHセミナー (2021/2/18)

第14回CODHセミナー
IIIF Curation Platform利活用レシピ100連発

IIIF Curation Platform (ICP)は2016年11月のリリースから発展を続け、今では
多くのデジタルアーカイブの基盤技術として活用されています。とはいえ、ICP
のドキュメントを読み、ICPで構築されたデジタルアーカイブを見るだけでは、
それが自分たちのデジタルアーカイブにどう関わるかを想像することは難しいか
もしれません。そこで本セミナーでは、実際の利活用事例における用途とICPの
機能との関係を整理した「利活用レシピ」をご紹介します。100連発で繰り出さ
れる多数のレシピから、ご自分のデジタルアーカイブ構築へのヒントをつかんで
下さい。

■ プログラム

  • IIIFのポテンシャルを引き出すIIIF Curation Platform利活用アイデア
    北本 朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
  • 人文学マイクロコンテンツ研究ツールとしてのIIIF Curation Platform
    鈴木 親彦(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)
  • IIIF Curation Platformを用いたデジタルアーカイブの活用
    中村 覚(東京大学史料編纂所)

2020デジタルアーカイブ産業賞授賞式の開催(2021/2/2)

2020デジタルアーカイブ産業賞授賞式の開催(2021/2/2)

参加申込は以下の開催概要に記載の申込フォームからお願いいたします。

■開催概要
日時:2021年2月2日(火)15:00~17:20
主催:デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)
後援:デジタルアーカイブ学会(予定)
参加方式:オンライン視聴(無料、事前申し込み)
参加対象者:DAPCON会員社、デジタルアーカイブ学会会員 先着100名

■プログラム
(1) 開式宣言:長丁光則事務局長(司会)
(2) 開式の辞:青柳正規会長
(3) 受賞者発表:長丁光則事務局長
(4) 青柳正規会長、吉見俊哉JSDA会長代行対談
「デジタルアーカイブにおける産業界への期待」
(5) 受賞者プレゼンテーション(全7テーマ、発表者7名)
1テーマ 発表7分+質疑応答3分=10分
(6) 閉式宣言:長丁光則事務局長

■申込フォーム
*お申込みは下記URLからお願いいたします。
https://forms.gle/1vcenbdB8bsbPikq8

■受賞内容
以下のURLからご参照いただけます。
dapcon.jp/uncategorized/award2020/

肖像権ガイドライン案 パブリック・コメント募集 (2021/2/7まで)

「肖像権ガイドライン(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)について

このたび、デジタルアーカイブ学会法制度部会(以下「法制度部会」といいま
す)では、「肖像権ガイドライン(案)」(以下「本ガイドライン」といいま
す)について、広く皆様からご意見を募集します。

  • 意見募集の趣旨、目的および背景
    デジタルアーカイブ機関が、デジタルアーカイブを整備してその利用を促進するにあたり、「権利の壁」として立ちはだかるものとして、著作権などと共に、いわゆる肖像権が挙げられます。

    肖像権は、著作権のように法律上明文化された権利ではなく、裁判例で認められた権利です。そのため、権利の対象や保護の射程などのはっきりした規定はなく、すべて解釈に委ねられています。拠りどころの1つとなる最高裁の判決は、法廷での写真撮影に関していくつかの要素を「総合考慮」して、写真撮影およびその公表により、本人の「人格的利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超える」ものかどうかを検討して撮影・公表の適法性を判断しています。

    しかしながら、大量のコンテンツを扱うデジタルアーカイブ機関の現場では、「総合考慮」という基準のみで公表の是非を判断するのは現実的ではありません。このような状況下では、本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべき多くのコンテンツが、肖像権の判断ができないという理由で死蔵化あるいは消滅する危機に直面していると言っても過言ではありません。

    法制度部会では、これまでもデジタルアーカイブの基本法制の実現に向け活動してきましたが、これと並行して、デジタルアーカイブ機関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠りどころとなるようなガイドラインを提案すべく、何度も検討を重ねてきました。

    2019年には第1回「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」を開催し、議論と意見交換の叩き台として本ガイドラインを公開しました。2020年には第2回、第3回の肖像権ガイドライン円卓会議を開催し、本ガイドラインを順次改訂してきました。さらに、デジタルアーカイブ機関等において実証実験も行い、その結果をデジタルアーカイブ学会の研究大会ワークショップで発表しました。

    このガイドラインは、権利者と利用者間の合意などに基づくガイドラインとは異なり、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルをデジタルアーカイブ学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作りの参考・下敷きにして頂くことを目的とするものです。

    法制度部会では、以上の趣旨、目的および背景をふまえ、肖像権ガイドライン(案)の改訂版(法制度部会版ver.4)を公表し、以下の要領で広く皆様からご意見を募集します。

  • 意見募集対象
    別紙「肖像権ガイドライン案(法制度部会版ver.4)
  • 意見募集期間(意見募集開始日及び終了日)
    2021年1月8日から2021年2月7日まです。
  • 意見の提出はこちらから

第 6 回研究大会一般研究発表 (2021/4/23~24) の演題を募集

2021年4月23日~24日に東北大学災害科学国際研究所 (〒980-8572 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1) で開催される第 6 回研究大会一般発表 (2021/4/23~24) の演題を募集します

  • 登壇者は会員に限ります (共同発表者は会員でなくても構いません) (非会員で発表されたい方は、入会手続きをおねがいいたします。)
  • 発表の種類
    • 口頭発表 (質疑込みで 15 分の予定)
    • 予稿は J-STAGEでオンライン公開されます。
    • ご希望の場合、スライド、音声、動画その他発表資料は J-STAGE Data でオンライン公開できます。
  • 発表の分野
    • 制度・政策、著作権、人材育成、産業化
    • 地域活動、図書館、博物館、企業
    • 新技術、規格、メタデータ、データベース
  • 演題募集開始 2020年12月25日 (金)
  • こちらからお申込ください
  • 演題締切 2021年1月29日 (金)
  • 採択通知と予稿提出依頼 2021年2月8日 (月)
  • 内容の査読はありませんが、上記「発表の分野」を外れるもの、発表形式が整っていないものについては発表をお断りすることがあります。
  • 予稿原稿提出
    • 採択された発表については予稿を提出していただきます。
    • 提出期限: 2021年2月26日 (月)
    • 用意しているテンプレートを使用し、
    • 予稿は原則として Creative Commons (CC-BY) ライセンスにより J-STAGE 上で公開されます。別のライセンスご希望の場合お申し出ください。
    • 発表者も研究大会参加登録をしていただきます。
    • 一般発表がオンライン実施になった場合は参加費収入減少の可能性があるため、発表者から予稿集作成費をいただくことがあります。その際は再度発表の諾否をお伺いします。

令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年- (2021/1/11)

令和2年度東日本大震災アーカイブシンポジウム-これまでの10年とこれからの10年-

  • 日時 2021年 1月11日(月) 14時00分~16時00分
  • 会場 ウェブ会議システム(Zoom)によるオンライン開催
  • 募集人数 300名(先着順。定員に達した時点で申込受付を終了します。)
  • 参加費 無料
  • 申込方法 「みちのく震録伝」(外部サイトへリンク)のシンポジウム案内にある申込みフォームからお申込みください。
  • お問い合わせ先 東北大学災害科学国際研究所 情報管理・社会連携部門 災害アーカイブ研究分野担当 小野、柴山 電話番号:022(752) 2099
    E-mailアドレス:archiveforum(at)irides.tohoku.ac.jp
    *(at)は半角記号の@に置き換えてください。
  • プログラム(敬称略)
    • 事例報告
      • 「大槌町震災アーカイブ~つむぎ~の取組について」北田竹美(大槌町副町長)
      • 「東日本大震災・原子力災害伝承館における取組について」瀬戸真之(福島イノベーション・コースト構想推進機構東日本大震災・原子力災害伝承館事業課課長代理)
    • 総括報告
      • 「東日本大震災アーカイブ宮城の10年」日比遼太(宮城県図書館資料奉仕部震災文庫整備班主事)
      • 「メディアと震災アーカイブの10年」山口 勝(NHK放送文化研究所メディア研究部主任研究員)
      • 「震災アーカイブの10年-ひなぎくとの連携を通じて」中川 透(国立国会図書館電子情報部主任司書)
      • 「震災アーカイブのこれまでの10年とこれからの10年」柴山明寛(東北大学災害科学国際研究所准教授)
    • パネルディスカッション「これまでの10年とこれからの10年」
      • (進行)柴山明寛
      • (パネリスト)南 正昭(岩手大学教授、東日本大震災津波伝承館運営協議会会長)
        上記報告者全員

『デジタルアーカイブ・ベーシックス 4: アートシーンを支える』発行

デジタルアーカイブ・ベーシックス 4: アートシーンを支える』が発行されました。

高野明彦 監修/嘉村哲郎 責任編集

紹介
アートシーンの新次元をつくるデジタルアーカイブ
日本の芸術分野におけるデジタル対応の概要・現状から問題点まで、美術館、博物館などの事例をもとに、幅広く紹介。
美術のみならず、音楽、舞踏、服飾のアーカイブの事例も掲載。
日々進化するアートアーカイブの実状を知るための一冊。

目次

    • まえがき 高野明彦(国立情報学研究所)
    • Scene 0 ゼロ地点のDA
      • 第1章 アート×デジタルアーカイブのこれまでとこれから 青柳正規 (学校法人多摩美術大学理事長、山梨県立美術館館長)
    • Scene 1 アートシーンにおけるデジタル対応の現況
      • 第2章 デジタルアーカイブはどのようにしてアートの振興に貢献するか? 太下義之(同志社大学教授、国際日本文化研究センター客員教授、独立行政法人国立美術館理事)
      • 第3章 デジタルアーカイブ・ビオトープ―相互関与し複層化する、作品環世界 田尾圭一郎(美術出版社「美術手帖」ユニット)
      • 第4章 アートのデジタルコンテンツの権利処理に関わる法的問題について 酒井麻千子(東京大学大学院情報学環准教授)
    • Scene 2 デジタル技術とアート現場のDA
      • 第5章 メディアアート領域にとってのデジタルアーカイブ―国内外の動向 森山朋絵 (東京都現代美術館)
      • 第6章 デジタル技術と現代のアートの保存 平諭一郎(東京藝術大学特任准教授)
    • Scene 3 パフォーマンスとアートのDA
      • 第7章 早稲田大学演劇博物館のデジタルアーカイブの現状と課題 中西智範(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館)
      • 第8章 土方巽アーカイヴ―実験的アーカイブの理念と活動 森下隆(慶應義塾大学アート・センター)
      • 第9章 日本のオペラアーカイブの現状と課題 石田麻子(昭和音楽大学オペラ研究所所長・教授)・吉原潤(昭和音楽大学オペラ研究所准教授)
      • 第10章 〈服装・身装文科デジタルアーカイブ〉の現在と今後の課題 高橋晴子(国立民族学博物館研究員)
    • Scene 4 ミュージアムとアートのDA
      • 第11章 オープンなデジタルミュージアム―多様な価値の共存と高い規模拡張性 金子晋丈(慶応義塾大学理工学部准教授)
      • 第12章 国立博物館所蔵品統合検索システム「ColBase」—過去・現在・未来 村田良二(独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター)
      • 第13章 文化遺産オンライン試験公開版の構築 丸川雄三(国立民族学博物館)
      • 第14章 ヨコハマ・アート・LOD その成り立ちと構成 相澤勝(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)・小林巌生 (インフォ・ラウンジ株式会社)
      • 第15章 アート・プロジェクトの現場で取り組むアーカイブの試み 井出竜郎 (特定非営利活動法人アート&ソサエティ研究センター)
    • あとがき 嘉村哲郎

「メディア芸術データベースアイディアソン」(2020/12/19)

「メディア芸術データベースアイディアソン」(2020/12/19)

文化庁では12月19日(土)に「メディア芸術データベースアイディアソン」を開催します。文化庁では、令和元年11月からメディア芸術の振興と保存・活用の基盤を企図して「メディア芸術データベース(ベータ版)」を公開しています。令和3年1月には、オープンデータとして使用できるデータセットのリリースなど、より多くの方に利活用していただけるように機能拡充が予定されています。今回のイベントは、それに先駆け、メディア芸術データベースをどう活用できるかを「アイディアソン」というワークショップを通じて考えるものです。

アイディアソンは、「アイディア」と「マラソン」の2つの語を掛け合わせた言葉で、特定のテーマについて、様々な分野の人間が集まってディスカッションをし、新たなアイディアの創出を目的としたものです。今回は「メディア芸術データベースを活用するサービスやアプリ」のアイディアを参加者全員で考えます。メディア芸術自体に興味がある方はもちろん、メディア芸術を活用した新ビジネス創出を考えている方、メディア芸術を活用した教育問題、地域活性、環境保全などの社会課題解決にチャレンジしたい方も含め、幅広い皆さまの御参加をお待ちしております。

  • 日時:12月19日(土)13:00-17:30
  • 会場:オンライン(Zoomミーティングにて開催)
  • 主催:文化庁
  • 運営:国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、メディア芸術コンソーシアムJV事務局
  • 定員:70名
  • 参加費:無料(アイディアソンに御参加いただくための電気代・通信費は御自身で御負担下さい)
  • 参加条件:
    • 12月19日(土)の13:00-17:30にパソコンからインターネットに接続し、Zoomミーティングを利用してイベントに御参加いただける方。
    • アイディアソン参加中は、Webカメラとマイク機能を使って議論に御参加いただける方。
    • アイディアソンでは、GoogleスライドやMURALといったオンラインコラボレーションツールを利用する予定です。こちらは当日アイディアソンの中で操作方法を御説明します。
    • 本アイディアソンで使用するソフトウェアは、次のバージョンのブラウザでの使用が推奨されています。 Chrome: 51以上、Edge: 43以上、Safari: 9以上、Firefox: 46以上。
  • 参加お申込み用URL:https://mediaartsdb-ideathon.peatix.com
  • プログラム(当日一部変更になる可能性があります)
    • 12:30~13:00 受付
    • 12:30~13:00 受付
    • 13:00 チェックイン・チームビルディング
    • 13:20 オリエンテーション
    • 13:30 インスピレーショントーク① 山内康裕氏(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社代表)
    • 14:00 アイディアメイキングその1
      ・メディア芸術で世界を面白くするためのアイディアを考えよう
    • 14:15 インスピレーショントーク② 大向一輝氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
    • 15:00 アイディアメイキングその2
      ・アイディア実現のために必要なデータを考えよう
      ・チームでイチオシのアイディアを決めよう
      ・アイディアを企画書にしよう
    • 16:20 プレゼンバトル
    • 16:55 投票&審査
    • 17:05 審査員による講評
      ・審査員① 山内康裕氏(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社代表)
      ・審査員② 大向一輝氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
      ・審査員③ 渡辺智暁(国際大学GLOCOM主幹研究員/教授)
    • 17:30 終了
      (ファシリテーション:国際大学GLOCOM 研究員/講師 菊地映輝)
  • お問い合わせ:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
    Mail: info_pf@glocom.ac.jp Tel: 03-5411-6675(担当:小島)

ラウンドテーブル「デジタル公共文書を考える-公文書・団体文書を真に公共財にするために-」 (2021/1/12)

ラウンドテーブル「デジタル公共文書を考える-公文書・団体文書を真に公共財にするために-」 (2021/1/12)

2019 年6月に開催された「アーカイブサミット2018-2019」の第2分科会「『官』に独占された『公文書(official document)』概念を捉え直す」の議論を受け継ぎつつ、デジタル庁設置やオンライン教育の拡大などが打ち出されている社会状況を前提に、デジタルアーカイブ論の視点から「デジタル公共文書(digital public document)」という概念の意義とその展開の可能性を考える出発点としての公共的議論の場を設定することにいたします。
その背景には、今後のデジタル環境の整備を見越して、これまで行政や企業・団体で行われてきた資料や情報の「保存と廃棄、デジタル化活用」の問題があり、一方で日々大量に産出されるデジタル情報の保存と活用をどうするかという問題があります。この問いの対象は、立法府・司法府の記録、政策決定に至るまでの官僚のメモや与野党間の協議書類のみならず、企業や大学、またシンクタンクやNPO等の民間セクターまで広がる、ガバナンスの公共性をデジタル環境下にどのように担保していくかです。利用者(市民、企業人、研究者等)の視点から、公共的に利活用可能な形で蓄積されるべき「デジタル公共文書」を、新しい知識や社会生活、産業を生み出す源泉とするための方策を考えることは喫緊の課題と思われます。
このような問題意識の下に、多様な価値観を前提としつつも、デジタル公共文書は従来の公文書と対比しながらどのような要件で設定できるか、その明示的決定プロセスは構築可能か、それを最大限社会的に利活用できる仕組みをどのように保障するかについて、関係者が一堂に会して議論することといたします。

  • 日時:2021年1月12日(火) 15:00~17:30
  • 主催:東京大学大学院情報学環 DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座
  • 後援:デジタルアーカイブ学会
    デジタルアーカイブ推進コンソーシアム (DAPCON)
  • 形式:ラウンドテーブル
  • 参加方式:オンライン視聴(無料、事前申し込み)
  • プログラム
    1. 趣旨説明  柳与志夫(東京大学):5分
    2. 基調講演 「ガバナンスにおけるデジタル公共文書の意義」
      御厨貴(東京大学名誉教授):30分
    3. 話題提供:各5分
      1. デジタル公共文書はどのような要件として設定できるか
      2. その明示的決定・管理プロセスは構築可能か
      3. それを最大限社会的に利活用できる仕組みをどのように保障するか
    4. 討議:社会インフラとしてのデジタル公共文書:90分
      <登壇者>

      • 生貝直人(東洋大学):法的側面からみた公共文書
      • 加藤諭(東北大学):大学と公共文書
      • 長坂俊成(立教大学):災害記録の公共性
      • 林和弘(科学技術・学術政策研究所):オープンデータと公共文書
      • 福島幸宏(東京大学):MLAと公共文書
      • 三木由希子(情報公開クリアリングハウス):公文書問題の現在
      • 山川道子(プロダクションIG):企業運営と公共文書
      • 山本唯人(法政大学大原社会問題研究所):コミュニティと公共文書
      • 司会:吉見俊哉(東京大学)
  • お申込みはこちらからお願いいたします。
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