「国内外の動向」カテゴリーアーカイブ

東京大学「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」ウェブページ公開

東京大学「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」ウェブページ公開

当学会が事務局を設置させていただいている「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」のウェブページが公開されました。(2022/5)
主な研究開発(活動)内容は次のとおりです。

  • DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座(2017年~2021年)における「Beyond Book Project(BBP)」の検討成果を踏まえて、デザイン思考をベースに試作・製品化に向けた検討を行い、社会実装を目指します。
  • DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座の成果を踏まえ、テクノロジードリブン・デザイン思考をベースとしたプロダクトαの開発を行ない、出版社の寄付講座である強みを活かした社会実装を進めます。さらに、デジタルネイティブ世代の観点から「新しい本」の可能性についても議論し、SFプロトタイピング・アート思考・インパクト思考をベースとした新しいプロダクトβのコンセプトを形成します。
  • 以上の2プログラムを同時並行で実施します。そのため検討チームも2編成(αチームとβチーム)としますが、メンバーの重複は妨げません。
  • プロダクトαは専門家が開発したテクノロジーと現在のユーザ動向からフォアキャスティングする方略に基づき、プロダクトβは若い世代が描く未来像からバックキャスティングする方略で進行する。これらを相互補完的に噛み合わせ「新しい本」の具体像に結実させます。
  • 合わせて旧講座で取り組んできたデジタル教材利活用制度整備に関する検討も進め、新しい活用制度フレームづくりと関係者への提案を行なっていきます。
  • デジタルコンテンツ構築やデジタルアーカイブ振興を図るため、当講座が事務局を担うデジタルアーカイブ学会等関連団体の支援と協力を進めます。

ジャパンサーチ正式版公開 (2020/8/25)

ジャパンサーチは、8月25日(火)に正式版を公開し、本格運用を開始した。
jpsearch.go.jp/

ジャパンサーチは、書籍、文化財、メディア芸術など、さまざまな分野のデジタ
ルアーカイブと連携して、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをま
とめて検索できる分野横断型統合ポータルです。約2,100万件のメタデータを検
索することができる。内閣府をはじめとする関係省庁・機関等と連携・協力し、
国立国会図書館が中心となって2017年から構築を進め、2019年2月の試験版公開
を経て、今般の正式版公開に至った。
プレスリリース
www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/__icsFiles/afieldfile/2020/08/20/pr200825_2.pdf

カルチュラル・ジャパン公開 (2020/8/1)

カルチュラル・ジャパンは、世界中の美術館、博物館、図書館などで公開されている日本文化に関連する情報を集約して共通のフォーマットに変換し、利用しやすい形で提供することを目的としている。
https://cultural.jp/
メトロポリタン美術館他+Europeana+DPLAなどから収集した日本関連データを、ジャパンサーチ利活用スキーマでRDF化し、検索プログラムに取り込んで提供。

2020デジタルアーカイブ産業賞発表 (2020/7/31)

デジタルアーカイブ推進コンソーシアムから2020デジタルアーカイブ産業賞の
受賞者が発表されました (2020/7/31)。
dapcon.jp/uncategorized/award2020/

  • 技術賞
    • 「RCGS Collection」 立命館大学ゲーム研究センター
    • 「KuroNetくずし字認識サービス/くずし字データセット」ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(北本 朝展、カラーヌワットタリン)、KuroNet共同研究チーム(Alex Lamb, Mikel Bober-Irizar)、国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター
  • ビジネス賞
    • 肥田康 株式会社堀内カラー アーカイブサポートセンター 所長
    • 「マンガ図書館Z」 株式会社Jコミックテラス
  • 貢献賞
    • 「東京藝術大学発ベンチャー」株式会社 IKI
    • 「デジタルアーカイブシステム「ADEAC(アデアック)」」TRC-ADEAC株式会社
    • 「阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材映像アーカイブ」朝日放送グループホールディングス株式会社

ジャパンサーチ(試験版)が公開される (2019/2/27)

ジャパンサーチ(試験版)が公開される

(カレントアウェアネス・ポータル 2019/2/27)

2019 年2月27日、ジャパンサーチ(試験版)が公開されました。
jpsearch.go.jp/news

ジャパンサーチは、日本が保有する書籍、文化財、メディア芸術等の様々なコンテンツをまとめて検索できる「国の分野横断統合ポータル」です。

試験版は公開時点で16機関と連携しており、36のデータベースの1,697万件あまりのメタデータが登録されています。2020年までの正式版公開を目指しており、連携データベースの追加や、利活用を容易にする機能の整備を行うとしています。

琉球政府文書のデジタル画像が、沖縄県公文書館から一部閲覧可能に

琉球政府文書のデジタル画像が、沖縄県公文書館ホームページの所蔵資料検索から一部閲覧できるように。 琉球政府文書とは、沖縄戦以降の米国統治下において立法、行政、司法の三権を有した琉球政府や、その前身機関によって作成・収受された文書。沖縄県公文書館の所蔵資料の中心を占めるもので、広く沖縄県民や研究者などの利用に供されている。 2017年10月現在、6,000簿冊以上もの琉球政府文書が所蔵資料検索から閲覧できるほか、資料紹介ページでは注目資料を紹介。 今後は公開資料を順次増やしていくとともに、資料紹介や広報誌「琉政だより」も充実させていく予定。