「学会ニュース」カテゴリーアーカイブ

第 3 回 DA フォーラム (2023/6/18) 予稿集と抄録集公開

第 3 回 DA フォーラム (2023/6/18)予稿集抄録集が公開されました

参加者募集中です (オンライン、参加費無料)

デジタルアーカイブ学会は一昨年、昨年とオンラインによるDAフォーラムを開催いたしました。こうしたオンラインでの発表は、地方の会員の発表・参加の門戸を広げ、また学生を含むより多くの会員に、発表と研鑽の機会を提供するものとなりました。本年もこれまでに続きオンライン形式で第3回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。

●日時: 2023 年 6 月 18 日(日)13:00 ~ 16:05
●形式: オンライン (参加費は会員・非会員とも無料)
●プログラム
digitalarchivejapan.org/daforum/3rd/3rd_program
発表終了後、発表者・参加者によるオンライン交流会を開催します。
●参加方法
こちらからお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/7df95a9b120079

第 3 回 DA フォーラム (2023/6/18) プログラム公開と参加者募集

第 3 回 DA フォーラム (2023/6/18)

デジタルアーカイブ学会は一昨年、昨年とオンラインによるDAフォーラムを開催いたしました。こうしたオンラインでの発表は、地方の会員の発表・参加の門戸を広げ、また学生を含むより多くの会員に、発表と研鑽の機会を提供するものとなりました。本年もこれまでに続きオンライン形式で第3回DAフォーラムを開催いたします。DAフォーラムは、一般的な研究発表の場であるだけでなく、より完成度の高い報告等に繋げるための研究・実践活動の展望を得る機会も提供することを目指します。

●日時: 2023 年 6 月 18 日(日)13:00 ~ 16:05
●形式: オンライン (参加費は会員・非会員とも無料)
●プログラム
digitalarchivejapan.org/daforum/3rd/3rd_program
発表終了後、発表者・参加者によるオンライン交流会を開催します。
●参加方法
こちらからお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/7df95a9b120079

産業とデータ・コンテンツ部会第 13 回 DA ショートトーク (2023/5/30)

産業とデータ・コンテンツ部会第 13 回 DA ショートトーク (2023/5/30)

  1. 日 時:2023年5月30日(火)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:太下義之氏(文化政策研究者、同志社大学教授)
      (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
    • 13:00~「人文学研究者から見たデジタルアーカイブ上の情報の正確さについて」東由美子氏 (国際ファッション専門職大学)
    • 13:18~「パーソナルドキュメントとデジタル保存」塩崎亮氏 (聖学院大学)
    • 13:36~「草の根・サブカル活動のアーカイブ的側面と課題・可能性」鈴木親彦氏(群馬県立女子大学)
    • 13:54〜 「ネット上に公開されたデジタルデータの活用-技術的に可能になったデータ活用を実現するための法制度の課題-」
      三浦伸也氏(国立研究開発法人 防災科学技術研究所 客員研究員)
    • 14:12~「ライオン(株)におけるアーカイブズのデジタル化の取り組み」松村伸彦氏 (元ライオン(株)社史資料室長)
    • 14:30~「建築模型アーカイブの現状と課題」近藤以久恵氏(WHAT MUSEUM 建築倉庫ディレクター)
    • 14:48~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

地域アーカイブ部会研究会「利用されるデジタルアーカイブを目指して ~大網白里市デジタル博物館を事例として~」 (2023/5/20)

デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会 研究会
テーマ:利用されるデジタルアーカイブを目指して
~大網白里市デジタル博物館を事例として~

  • 日時:2023年5月20日(土)17:00~19:00
  • 主催:デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会
  • 協力:大網白里市教育委員会
  • 登壇者:武田剛朗氏 (大網白里市教育委員会)
  • 進行:宮本聖二氏 (地域アーカイブ部会長)
  • 開催方法:オンライン (Zoom)
  • 募集対象:デジタルアーカイブ学会員および一般
  • 募集方法:こちらから

[概要]

千葉県大網白里市は、博物館や美術館を持たないために、「いつでもどこからでも無料で文化資源に親しんでもらいたい」と「大網白里市デジタル博物館」を2018年に開設しました。それから5年、コンテンツも充実してさまざまなところで活用されています。
2020年の春には、小学校3〜4年生を対象にした、このデジタル博物館と社会科副読本の連携シートを作成して、子どもたちの共同学習に役立てられています。「館を持たない自治体が提案する本格的デジタル博物館」とは何か、これからの自治体のデジタルアーカイブには大いに参考になる取り組みです。
構築と開設、運営にあたっている大網白里市教育委員会の武田剛朗さんに、コンセプトの設定からデザイン、制作、活用、これからについて収蔵コンテンツと共に、お話をしていただきます。
参加いただいた方々からも積極的にご質問、コメントをいただき、これからの自治体や地域のデジタルアーカイブについて考えていきましょう。

第 8 回研究大会サテライト企画セッション提案募集 (2023/6/5 締切)

  • 第 8 回研究大会は 2023 年 11 月 10 日~11 日に石川県金沢市で開催の予定です。
  • 今回の研究大会期間中の現地企画セッションは実行委員会企画のみとなり、一般の企画はオンラインで実施するサテライト企画のみとなります。
  • サテライト企画セッション (オンライン) は、第 8 回研究大会の前後 2 週間程度の間に実施していただきます (11/10, 11, 12 を避けて実施お願いいたします)
  • これまでのサテライト企画についてはこちらをごらんください。
  • 企画を提案される方は次の応募要領をご一読の上、こちらからご応募ください。
  • 応募要領
    • 応募者資格: デジタルアーカイブ学会会員
    • 応募締切: 2023 年 6 月 5 日 (月)
    • 応募された提案については実行委員会で審査の上、6月末までに採用可否を連絡いたします。
    • オンライン開催のための Zoom等はご自身でご手配ください。参加者募集は研究大会事務局が行います。
    • 登壇者の謝金等: 非会員登壇者への謝金はお支払いいたしません。
    • 大会終了後、「デジタルアーカイブ学会誌」の研究大会特集 (2024年5月号予定) に実施報告を掲載しますので、執筆ご協力お願いいたします (締切2024年1月末予定)。
    • 発表スライドの J-STAGE Data での公開: 可能な範囲でご協力ください。公開条件は CC BY 4.0 となります

第 8 回研究大会は石川県金沢市で開催 (2023/11/10~11)

第 8 回研究大会は下記のとおり石川県金沢市で開催の予定です。

(プログラムは今後変更されることがあります)

  • 2023年11月10日 (金)
    • 会場: 石川県立図書館 (石川県金沢市小立野2丁目43-1)
    • プログラム (13:00~)
      • 一般研究発表
      • 企画セッション
      • 企業展示等
      • 交流会
  • 2023年11月11日 (土)
    • 企画セッション (分散会場)10:00~12:00
    • 全体会議
      • 会場: 石川県立音楽堂交流ホール (〒920-0856 石川県金沢市昭和町 20-1)
      • プログラム
        • 基調座談会
        • 学会賞授与式
        • デジタルアーカイブ・エグジビション
  • 2023年11月12日 (日)
    • エクスカーション (オプション)

産業とデータ・コンテンツ部会第 12 回 DA ショートトーク (2023/4/25)

産業とデータ・コンテンツ部会第 12 回 DA ショートトーク (2023/4/25)

  1. 日 時:2023年4月25日(火)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:(調整中)
    • 13:00~「戦争関連資料のデジタルアーカイブ化」水島久光氏 (東海大学教授)
      13:18~「肖像権ガイドラインの点数計算補助ツール」川端秀寿氏・潮見渚氏 (株式会社地平)
      13:36~「著作権法の令和5年改正がデジタルアーカイブに与える影響」数藤雅彦氏(五常総合法律事務所)
      13:54〜 「フォトグラメトリを活用した庭園の3Ⅾデジタルアーカイブ」上野 友輝氏(広島工業大学 環境学部 建築デザイン学科)
      14:12~「ビジネス・アーカイブズの動向と可能性」肥田 康氏 (株式会社堀内カラー アーカイブサポートセンター)
      14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

産業とデータ・コンテンツ部会第 11 回 DA ショートトーク (2023/3/24)

産業とデータ・コンテンツ部会第 11 回 DA ショートトーク (2023/2/24)

  1. 日 時:2023年3月24日(金)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:柴野京子氏(上智大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)
      (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
    • 13:00~「デジタルアーカイブとAR技術」谷川 智洋氏 (東京大学次世代人工知能科学研究センター)
    • 13:18~「「デジタルアーカイブ概論」の刊行とその活用について」福島幸宏氏 (慶應義塾大学 文学部 准教授 / 東京大学 大学院情報学環 客員准教授)
    • 13:36~「改正博物館法および博物館 DX の推進に関する基本的な考え方」太下義之氏(文化政策研究者/同志社大学経済学部教授)
    • 13:54〜 「AIによる翻訳・通訳」隅田英一郎氏(情報通信研究機構フェロー)
    • 14:12~「凡人に出来るゲームアーカイブと、その先の壁」松田 真氏 (一般社団法人ゲーム寄贈協会 代表理事 松田特許事務所 代表弁理士)
    • 14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

本学会会長吉見俊哉教授 最終講義 (2023/3/19) のご案内

吉見俊哉教授 最終講義 (2023/3/19)

・講義タイトル:『東大紛争-1968-69』

・日時:2023年3月19日(日)午前 10時30分~(予定)
・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
・開催形式:オンライン開催(事前登録制、会場での聴講はありません)
*オンライン配信のURLは、開催前日の3月18日(土)にお知らせ予定です。
*期間限定アーカイブ配信予定(3月31日まで)、日英版あり。
・事前登録:こちらよりお願いいたします。(3月10日まで)

研究会「地域から発掘されるフィルム」 〜どう見つけ、確認し、デジタル化、共有、保管するか〜 (2023/3/17)

研究会「地域から発掘されるフィルム」 〜どう見つけ、確認し、デジタル化、共有、保管するか〜 (2023/3/17)

■主催:デジタルアーカイブ部会 地域アーカイブ部会
■とき:2023年3月17日 (金) 18:00~20:00
■場所:オンライン
■申し込みはこちらから

■登壇者:東海大学教授 水島久光、沖縄アーカイブ研究所 真喜屋力、聖学院高校 佐藤佑哉、聖学院高校教諭 大川功、ほか
進行・担当:宮本聖二 (地域アーカイブ部会部会長)

■研究会概要
昨年、戦前の地方(福島・会津と北海道札幌)の様々な姿を記録したフィルムが相次いで発見されました。
会津のフィルムは、東京北区の聖学院高校の生徒と先生が東京からの疎開学童の調査に会津美里町に赴いた時に、現地の元写真館のお宅から寄贈されました。
1937年の日中戦争から1944年までが映像に記録されていました。
一方、北海道の映像は、沖縄アーカイブ研究所にオークションで入手した方から持ち込まれたものです。これも1930年代から40年にかけての映像でした。
将兵たちが戦場に向かうあるいは帰還してきた様子、三国同盟締結を祝うパレード、シンガポール陥落の祝賀行事、ドイツのヒトラーユーゲントの若者たちなどの他、隣組の運動会、結婚式、祭りなどもありました。
撮影者が意図しないにも関わらず、どの映像も戦争の影がくっきり浮かびあがるものでした。
[デジタイズの壁]
一方、これらのフィルムは出てきたところで内容を確認することが容易ではありませんでした。8ミリもあれば、9.5ミリフィルムもあり、それらのデジタル化を一体誰がどこで行うのかの壁にすぐに突き当たったのです。
北海道のフィルムは沖縄アーカイブ研究所がデジタイズし、会津のフィルムはNHKとデータを共有することでNHKがデジタイズをしたのでした。
[共有と保管]
発見されたのちなんとかデジタイズもできたとしても、そのあとはその映像の共有をどうするかが課題になります。沖縄アーカイブ研究所では、入手してデジタイズした映像はそのサイトで公開しています。
会津のフィルムは、まだ内容が確認出ていないものもある上に、デジタイズした映像データのDA化、さらにフィルムをどこがどう保管するのかも不透明です。

戦前、アマチュアでフィルム撮影(パテベビー・9,5ミリ)を趣味にしていたひとは、10万人はいたのではないかと考えられます。まだ多くのフィルムが眠っていることでしょう。一方で、中身が確認できないと捨てられるものも数多くあるはずです。

■研究会の進め方
会津と北海道で発掘されたフィルムを事例に、地域からどのように発掘するのか、デジタル化をどのように進めるのか、その主体は誰・どんな組織であるべきか、共有するために何が求められるのか、などを議論して、できることと課題を浮き彫りにします。
学会メンバーの皆さんの参加をお待ちします。

研究会では、映像をまず見ていただいた上で、登壇者の方々の報告と意見交換ののち、参加者の方々も議論に参加いただく形で進めます。