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デジタルアーカイブ学会第10回定例研究会「デジタルアーカイブ利活用の内実」 (2022/3/22)

デジタルアーカイブ学会第10回定例研究会
「デジタルアーカイブ利活用の内実」

デジタルアーカイブ学会では、学会員等の研究成果の発表と会員間の交流・意見交換を目的とした定例研究会を開催しています。今回は、デジタルアーカイブの利活用に焦点を当て、地域におけるフィールドワークや初中等教育の現場で資料を扱われているお二人にご報告いただき、現状のデジタルアーカイブにおける課題と可能性について議論します。

  • 日時:2022年3月22日(火)18:30~20:00
  • 開催方法:オンライン(Zoom利用)
  • プログラム:
    • 18:30~18:40  学会近況報告(10分)
    • 18:40~19:05  報告1:フィールドワークの現場から:梅林秀行さん(25分)
    • 19:05~19:30  報告2:初中等教育の現場から:大井将生さん(25分)
    • 19:30~20:00  議論:司会:大向一輝(東京大学)(30分)
  • 参加方法:
    • デジタルアーカイブ学会会員(参加費無料)
    • デジタルアーカイブ学会会員以外の方(参加費1,000円)
      こちらからお申込みください。
  • 登壇者プロフィール:
    • 梅林秀行:京都高低差崖会崖長/京都ノートルダム女子大学非常勤講師。関心分野はデジタルアーカイブなどのオンライン資料を活用(ユーザーサイドの二次的加工など)したフィールドワーク実践。
    • 大井将生:東京大学大学院学際情報学府/TRC-ADEAC特任研究員。研究テーマは地域資料の教材化、デジタルアーカイブの教育活用、多様な資料のLOD化、多文化共生。
  • 参考:

デジタルアーカイブ学会が日本学術会議協力学術研究団体に指定される (2021/11/25)

デジタルアーカイブ学会が日本学術会議協力学術研究団体に指定される

2021年11月25日付でデジタルアーカイブ学会が日本学術会議協力学術研究団体に指定された旨通知がありました。
日本学術会議の協力学術研究団体に関する規則は次のようになっています。

第三十六条 学術研究団体及び学術研究団体の連合体のうち、学術会議の活動に協力すること
を申し出、幹事会で承認されたものに日本学術会議協力学術研究団体(以下「協力学術研究団体」という。)の称号を付与する。
2 学術会議は、協力学術研究団体と緊密な協力関係を持つものとする。
3 協力学術研究団体は、学術会議の求めに応じ、学術会議の活動に協力することができる。
4 協力学術研究団体は、学術会議の求めに応じ、会員又は連携会員の候補者に関する情報等を提供することができる。
5 学術研究団体の連合体たる協力学術研究団体は、学術会議と各学術研究団体との連絡調整を行うとともに、学術会議の各委員会の審議に協力することができる。
6 前各項に定めるもののほか、協力学術研究団体に関する事項は、幹事会が定める。

また、協力学術研究団体に指定されるための要件は次のようになります。

  1. 学術研究の向上発達を主たる目的として、その達成のための学術研究活動を行っていること
  2. 活動が研究者自身の運営により行われていること
  3. 構成員(個人会員)が100人以上であり、かつ研究者の割合が半数以上であること
  4. 学術研究(論文等)を掲載する機関誌を年1回継続して発行(電子発行を含む。)していること

これにより、日本学術会議から、各種会議開催についてのニュースメール等の配信、会議の共催や後援などを受けられるようになりました。

現在の協力学術研究団体の一覧はこちらになります。
www.scj.go.jp/ja/group/dantai/index.html

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム (第 3 回)

第3回「デジタルアーカイブを基盤とする産業振興政策:海外の動向とジャパンサーチの可能性」

・デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の在り方を検討するため本年4月に設置されたデジタルアーカイブ学会「産業とデータ・コンテンツ部会」では、今後の具体的な取組課題を明らかにするため、学会・産業界その他の関係者が集まり、共通認識を得る機会として、連続3回のフォーラムを開催することになりました。
・第1回「デジタルアーカイブ産業のスコープ」、第2回「アートコンテンツ展開のための基盤と見取り図」に続く第3回は、デジタルアーカイブを基盤とする産業振興政策をテーマに、海外の動向と日本の課題について、ビジネスおよび制度・政策的な観点からご報告をいただきます。さまざまな立場の方々の積極的なご参加を期待いたします。

  1. 日時:2022年1月26日(水)午後4時~5時30分
  2. 形式:ZOOMによるオンライン(アーカイブ配信は行いません)
  3. プログラム(予定)司会:柴野京子上智大学准教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長
    1. ご挨拶と趣旨説明:黒橋禎夫京都大学教授・デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会長(5分)
    2. 事例報告「EUのデータ戦略とデジタルアーカイブ」
      生貝直人氏(一橋大学大学院法学研究科准教授・東京大学大学院情報学環客員准教授)(20分)
    3. 事例報告「産業界DAとジャパンサーチ:相乗効果の可能性」
      神崎正英氏(ゼノン・リミテッド・パートナーズ代表)(20分)
    4. ―休憩(5分)―
    5. ディスカッション(40分)
    6. まとめ
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 定員:150名
    • 参加費:無料
    • 参加お申込みはこちら

SIG戦争関連資料研究会がNHKスペシャルに協力 (2021/12/4, 5放送)

SIG戦争関連資料研究会がNHKスペシャル制作に協力 (2021/12/4, 5放送)

SIG戦争関連資料研究会では、NHKスペシャルの制作チームと共同で戦争資料に関するアンケート調査を行いました。NHKはその結果に加えてエゴドキュメント(日記等の私的記録)を収集し、それをもとに、太平洋戦争開戦期の民衆心理をテーマとした番組を制作しました。この番組はNHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争 『1941 第1回 開戦(前編)』(2021年12月4日)、『1941 第1回 開戦(後編)』(2021年12月5日) として放送予定です。SIG主査の水島久光教授もデータ解析ミーティングの場面で出演予定です。ご視聴ください。

円卓会議「デジタルアーカイブの時代のMLAM連携〜沖縄・復帰50年に向けて〜」(2021/12/12)

円卓会議「デジタルアーカイブの時代のMLAM連携〜沖縄・復帰50年に向けて〜」(2021/12/12)

1972年5月15日、沖縄の施政権が日本に返還されて50年になります。沖縄は、19世紀までは日本本土とは別の歴史を歩んでいました。「琉球処分」以降の急速な本土への同化、その果てに起きた沖縄戦で県民の4人に一人が命を失い、その後27年間の米軍政府・民政府による統治が続きました。復帰後は、本土との格差解消という課題、米軍基地の負担の縮小が進まない状況がある一方で、独自の文化や自然を守り育てる営みが様々に行われています。
こうした沖縄の近現代の様々な出来事とそうした事象がどのような背景から起きたのでしょうか。私たちは琉球王朝時代から今日に至る文化財、資料、情報、音楽・舞踊などの芸能について出来る限り多くの人が触れて、見て、聞いて、過去を知り未来を想像し、はじめて新たな知やコンテンツを生み出すことができるようになると考えます。そのためには、博物館(M)、図書館(L)、資料館・文書館(A)あるいは新聞・テレビなどのメディア(M)の保有する資料やアーカイブコンテンツが大きな役割を果たすはずです。この円卓会議ではそうした各機関・団体の営みと役割を確認し、デジタル化によるさらなる価値拡大の可能性を考えていきたいと思います。同時に、主体も成り立ちも異なる各機関・団体が繋がることで相互に情報交換をする機会になると思います。
なお、本円卓会議は、今後のデジタルアーカイブ学会と沖縄県内の研究・実践者の関係を築くための公開会議として位置づけ、さまざまな検討課題を拾いあげ、関係者間で共有する機会といたします。またコロナ禍の状況に鑑み、会場にはパネリスト・学会関係者ほか、県内でアーカイブおよび資料研究と実践活動に関わる方のみの入場(40名:先着順)とし、その他・一般の皆様にはオンラインでご参加いただきます。

●とき:2021年12月12日(日)14:00~16:30
●場所:沖縄県立図書館 ホール/オンライン(音声配信予定:アクセス方法は後日)
●主催:デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会 参加費:無料
●パネリスト(機関・団体):沖縄県立図書館沖縄県公文書館沖縄アーカイブ研究所なんじょうデジタルアーカイブ岐阜女子大学沖縄サテライト校那覇市歴史博物館沖縄テレビ放送
●コメンテータ:宮本聖二(立教大学、Yahoo!Japan、デジタルアーカイブ学会 地域アーカイブ部会長・理事)
●進行:水島久光(東海大学、デジタルアーカイブ学会理事)

●オンライン参加のお申込みはこちら (参加費無料)


合わせてこちらも参加ご検討ください。

南城市デジタルアーカイブ活用円卓会議 (2021/12/11 (土) 13:30~)
■日時:12月11日(土) 13:30-16:10(受付開始:13:00~、配信開始:13:20~)
■会場:南城市役所1階大会議室(沖縄県南城市佐敷字新里1870番地)又はオンライン参加
■参加申込 https://forms.gle/FH7VzJjZgRcJE5AA8

DA フォーラム (オンライン研究発表会) (2021/12/19) プログラム公開と参加者募集開始

デジタルアーカイブ学会では研究大会に加えて、オンライン発表会形式をメインとする、DAフォーラムを実施することとなりました。
第 1 回 DA フォーラムは次の通り開催いたします。

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム (第 2 回)

第2回「商業アートコンテンツ展開のための基盤と見取り図」

  • デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の在り方を検討するため本年4月に設置されたデジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、今後の具体的な取組課題を明らかにするため、学会・産業界その他の関係者が集まり、共通認識を得る機会として、連続3回のフォーラムを開催することになりました。
  • 第2回は、産業振興の主要テーマであるアート、エンターテインメント関連のコンテンツ展開をとりあげます。国内には膨大なコンテンツが存在しますが、一部を除いて、規格・権利・保存・公開・課金等の様々な整備の困難があり、商業アーカイブズを形成できていません。ここでは産業化・商業化を前提とした共有プラットフォームの構想に向けて、コンテンツ事業、およびそのトライアルに取り組む事業者の方をお招きし、コンテンツデータの制作・流通・管理保存のシステムと考え方、実施に伴う課題等を検討したいと思います。奮ってご参加ください。
  1. 日時:2021年11月4日(木)15:00~17:00
  2. 形式:ZOOMによるオンライン
  3. プログラム(司会:柴野京子上智大学准教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)
    1. ご挨拶と趣旨説明:黒橋禎夫京都大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会長(5分)
    2. 事例報告「集英社Comics Digital Archivesの事業展開」
      岡本正史氏(集英社・デジタル事業部)(20分)
    3. 事例報告「アートコンテンツ活用の問題点」
      太下義之氏(文化政策研究者、同志社大学教授)(20分)
    4. コメント(10分)
      山川道子氏(株式会社プロダクション・アイジー・デジタルアーカイブ学会理事)
    5. ―休憩(5分)―
    6. ディスカッション(30分+20分)
    7. まとめ(部会長・副部会長コメント)
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 定員:150名
    • 参加費無料 (会員限定)
    • 参加お申込みはこちら

第6回研究大会第2部参加費無料に

第6回研究大会は2021年10月15日 (金)~16日 (土) に東北大学災害科学国際研究所で開催されます。
大会は現地開催とオンライン中継のハイブリッドで開催しますが、新型コロナウイルス感染の拡大状況に鑑み、この度参加費を無料とすることになりました。これは現地参加、オンライン参加、会員・非会員を問わず適用します。
この機会にぜひ参加お申込ください。
これにともない、すでに参加費をお支払いただいた方には返金いたします。

第6回研究大会は2021年10月15日 (金)~16日 (土) に東北大学災害科学国際研究所で開催されます。
大会は現地開催とオンライン中継のハイブリッドで開催しますが、新型コロナウイルス感染の拡大状況に鑑み、この度参加費を無料とすることになりました。これは現地参加、オンライン参加、会員・非会員を問わず適用いたします。この機会にぜひ参加お申込ください。
これにともない、すでに参加費をお支払いただいた方には返金いたします。

大会のプログラム
参加お申込み
サテライト・セッション (別日程で開催されます)
サテライト・セッションの参加お申込

です。

第 1 回 DA フォーラム (2021/12/19) 発表演題募集

第 1 回 DA フォーラム (中間研究発表会) は2021年12月19日(日)に開催されます。この発表の演題
を募集します。

DAフォーラムは、オンライン発表会形式をメインとすることで、地方の会員の発
表・参加の門戸を広げ、また学生を含むより多くの会員の発表の場となることを
目標としています。
幅広くデジタルアーカイブに関連する発表を募集いたします。
みなさまのご応募をお待ちしております。

募集締切は、2021年10月10日(日)となります。
募集要領詳細はこちらをご覧ください。
※登壇者は会員に限ります (共同発表者は会員でなくても構いません)。
非会員の方は入会のお申込みをお願いいたします。
演題お申し込みはこちらから

第6回研究大会第2部 (2021/10/15~16)プログラムの公開と参加者募集

デジタルアーカイブ学会第 6 回研究大会第 2 部
日時: 2021 年 10 月 15 日 (金)~16 日 (土)
会場:東北大学災害科学国際研究所 (〒980-8572 仙台市青葉区荒巻字青葉 468-1)

プログラム (特に記載のない限り、現地開催とオンラインのハイブリッド方式と
なります)

●2021 年 10 月 15 日(金)
会場: 災害研多目的ホール

13:00-13:30 開会の挨拶 吉見俊哉デジタルアーカイブ学会会長,今村文彦第6回
研究大会実行委員長
13:30-14:50 東日本大震災アーカイブシンポジウム(仮)
-リアルとデジタルのアーカイブの意義と未来-
司会:加藤 諭 (東北大学学術資源研究公開センター史料館)
【伝承館事例報告】各20分
青森県八戸市みなと体験学習館(前澤 時廣氏)
岩手県東日本大震災津波伝承館(藤澤修氏)
みやぎ東日本大震災津波伝承館(登壇者未定)
福島県東日本大震災・原子力災害伝承館(瀬戸 真之氏)
14:50-15:00 休憩
15:00-15:30 【デジタルアーカイブ事例報告】各15分
岩手県(いわて震災津波アーカイブ〜希望)(高杉 大祐氏)
宮城県図書館(アーカイブ宮城)(加藤 奈津江氏)
15:30-17:00 パネルディスカッション
国立国会図書館(中川 透氏)
東北大学(柴山 明寛,コーディネーター)
17:00-18:00 参加者同士のディスカッション時間(懇親会ではありません)
別会場(セミナー室,演習室A,演習室Bの三会場)

●2021 年 10 月 16 日(土)

10:00-12:00 企画セッション
企画セッション 1: デジタルアーキビストの在り方 (セミナー室)
企画セッション 2: 多様な担い手たちによる地域資料継承セッション (演習室 A)
企画セッション 3: SIGデジタルアーカイブ理論研究会による企画 (演習室 B)
12:00-13:00 昼食
13:00- ツアー (オプション)
宮城半日ツアー

●参加申込方法

参加費 (現地参加・オンラインとも)
(ツアーとサテライト・イベントのお申込は別となります)
正会員 2,000円
学生会員 無料
賛助会員 2,000円
非会員 3,000円
非会員学生 無料
お申込はこちら (Peatix でお申込みが出来ない方は
taikai@digitalarchivejapan.org に直接お申込ください。)
ツアーお申込 (準備中)