日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) 第12回年次大会 (JADH2023)
■日時: 2023年9月20日~22日
■場所: 国文学研究資料館 (オンライン開催)
■概要:
(1) ワークショップ (2023/9/20)
「研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル」
「DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)
(2) メイン会議 (2023/9/21-22)
■日時: 2023年9月20日~22日
■場所: 国文学研究資料館 (オンライン開催)
■概要:
(1) ワークショップ (2023/9/20)
「研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル」
「DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)
(2) メイン会議 (2023/9/21-22)
今年度の講座は、昨年度実施した「基礎編」の講座内容からそれぞれのテーマをさらに深めながら、ワークやディスカッションなどを用いたより実践的な内容を目指します。◇対象
【第2セッション】《3353教室》
参考文献(URLはいずれも2023-03-12最終確認):
独立行政法人国立公文書館(訳)「ISAD(G):国際標準アーカイブズ記述 第2版」、2022年、https://www.archives.go.jp/about/report/pdf/ISAD(G)2nd.pdf
森本祥子「新たな資料編成・記述方法の導入を目指して 第1部:東京大学文書館における編成記述の現状と課題」『東京大学文書館紀要』 第39号、2021年、1-9頁。 https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400157791.pdf
寺澤正直「アーカイブズ記述の国際標準に関する近年の動き」『アーカイブズ学研究』 No.25、2016年、79-90頁。
ロシアによるウクライナ侵攻,毎年のように起きる激甚災害など,現代は「災い」の多発する時代です。しかしながら「災いの記憶」は,時間の経過とともに上書きされ,忘却されていきます。
「災いの記憶」と,その経験を次世代に活かすためには,被災者の記憶を社会全体で共有し,引き継いでいく必要があります。しかし,そうした個人の貴重な記憶は,老い・死によっていずれ失われていきます。
「個人の記憶」を共有し,「社会全体の記憶」として残していくために,これまでの災害,そして来たるべき災害の記憶を保存・記録していく仕組みづくりが求められています。「デジタルアーカイブ」は,こうした記憶を保存・共有し,未来に継承する基盤として重要なものです。
渡邉英徳研究室では,広島・長崎原爆,あるいはウクライナ戦争,東日本大震災などをテーマとした「デジタルアーカイブズ・シリーズ」を2010年代から開発・運用してきました。しかし,こうしたアーカイブは,主に年限付きの研究費で開発・運用されており,持続性に不安があります。また,バーチャルリアリティ・人工知能などの先端技術を取り入れ,より使いやすいアーカイブ・システムを開発し,多くの人々の協力のもと成長させていくためには,財源となる寄付金が必要です。
本寄付金によって「デジタルアーカイブ」を構築し,「災いの記憶」を世界に発信することにより,「過去から学び・未来に活かす」モティベーションを社会に作り出します。そして,学生をはじめとした若い世代の参画により,持続可能性の高い活動を実現します。
戦災・災害に立ち向かう,平和で力強い世界の実現に向けて,一人でも多くの皆様に本プロジェクトへのご支援とご協力を賜りたく,よろしくお願い申し上げます。
東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
教授 渡邉英徳
ジャパンサーチを通して、デジタルアーカイブが相互に連携することで、異なる分野・地域のひと同士の結び付きや、コミュニティ間のコンテンツ交流が生まれます。
本イベントでは、ジャパンサーチの連携機関やこれからデジタルアーカイブを構築する自治体から、ジャパンサーチを使った地域資源の連携や活用に関する取組をご紹介いただきます。
地域アーカイブの関係者や地域アーカイブに関心のある方のご参加をお待ちしております。
■日時 2023年3月24日(金)14:00〜15:45
■主催 国立国会図書館
■開催方法 オンライン開催(Zoom Webinarを使用)
■定員 200名程度
■参加費 無料
■申込方法・期限
こちらのリンク先より、Zoomの事前登録を行ってください。
★申込の〆切は、3月23日(木)18:00まで
※事前登録フォームでは、登壇者へのご質問を募集しています。地域アーカイブについて気になること、知りたいことなど、お気軽にご入力ください。
■プログラム
【事例報告】 14:00~15:15
【質疑応答・ディスカッション】 15:15~15:45
四半世紀以上にわたり、インターネット・アーカイブは、インターネットサイトやその他の文化的成果物のデジタルライブラリを構築してきました。従来の本の図書館のように、私たちは研究者、歴史家、学者、印刷物への障害を持つ人々、そして一般の人々に無料でアクセスできるようにしています。独立した非営利企業としてインターネット・アーカイブの使命は、すべての知識へのユニバーサルアクセスを提供することであり、世界中からのユーザーとサポーターを歓迎します。
コンピューター科学者であるブリュースター・ケールは、若い時からずっとデジタル時代の「すべてのライブラリ」を構築することを夢見ていました。ライブラリ、つまり「アーカイブ」は、人類のすべての出版物が含まれ、時代を超えて進化し、成長し続け、世界中の誰にも100%無料で提供されるものです。このデジタルライブラリの夢は1996年に実現しました。それは非営利団体として成立し、インターネット・アーカイブと名付けられました。あらゆる人へ「すべての知識へのユニバーサルアクセス」を提供することを使命としています。今日、インターネット・アーカイブは世界最大のデジタルレポジトリの一つとなり、以下を含む大規模で包括的なオンラインライブラリを維持しています。
・7,350億のWebページ
・4,100万のテキストコレクション(書籍、ドキュメント、雑誌など)
・1,470万件の音声録音(8,300バンドによる24万件のライブコンサートを含む)
・700万の映像(クローズドキャプション検索で利用できる240万ニュース番組を含む)
・440万枚の画像
・1,600の教育アイテム
・89万件のソフトウェアタイトル(その多くはエミュレート可能)
インターネット・アーカイブは、日本のサポーターと友人のための最初のウェビナー(Web+Seminar)を計画し、みなさまをご招待いたします。このオンラインイベントでは、アーカイブの創設者であるブリュースター・ケールが私たちの使命について説明し、インターネット・アーカイブのスタッフが私たちの膨大で多様なコレクションを紹介します。そして、日本の友人たちが関連するエキサイティングなプロジェクトを紹介します。
これは、アーカイブについてさらに学び、日本の他のアーカイブサポーターやユーザーと出会い、インターネット・アーカイブをさらに活用し、支援する方法を考えるまたとない機会です。お会いできることを楽しみにしています!
■日時 2023年3月12日(日)13時半~17時(オンライン開催)
活動報告13:30~14:00/第一部14:00~15:30/第二部15:45~17:00
■参加 無料(定員 200名・事前予約制)
※事前にお申込みいただいた方のみ、見逃し配信でご覧いただけます。
お申込みはこちら:
(詳細:)
チラシ:
■主催 文化庁/一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
■後援 国立国会図書館, NHK,日本民間放送連盟,日本脚本家連盟,日本シナリオ作家
協会,日本放送作家協会,放送番組センター,放送文化基金,
■内容
●ご挨拶・活動報告13:30~14:00
●第一部 座談会 14:00~15:30
「台本から読み解く世相文化~懐かしいあの番組の制作秘話」
「ゲバゲバ90分」「8時だョ!全員集合」「欽ドン!」「SMAP×SMAP」から
「LIFE!」まで
伝説となった番組を作った作家たちが大集合! 人気番組の秘話を語っていただきま
す。
登壇者:奥山侊伸氏(放送作家)、鶴間政行氏(放送作家)
内村宏幸氏(放送作家・日本放送作家協会理事長)
●第二部 パネルディスカッション15:45~17:00
「脚本は誰のもの?」~デジタル脚本アーカイブズの未来~
池端俊策氏(脚本家)
佐伯俊道氏(脚本家・日本シナリオ作家協会理事長)
福井健策氏(弁護士・骨董通り法律事務所)
司 会:吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授)
■問い合わせ先
日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
〒102-0081 東京都千代田区四番町4の9東越伯鷹ビル5階
tel:03(5210)7029 fax:03(5210)7021
Email: nkac@hosakkyo.jp
ジャパンサーチAPIハッカソン―ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!―(2023/2/11,2/19)
ジャパンサーチは、国内の様々な連携機関から集約した多様なコンテンツのメタデータを提供しています。コンテンツの幅広い利活用を促進するため、 集約しているメタデータをAPI(SPARQLエンドポイント、簡易API)で取得できるようにしており、また、リンクトデータ(RDF)として構造化も しています。
この度、このAPIの利活用を目的とした「ハッカソン」を開催します。ジャパンサーチのデータの利活用に関心のある方のご参加をお待ちしております。
■日程:
2023年 2月11日(土・祝) 9時~16時
2月19日(日) 15時30分~17時 【2日間開催】
※両日程の間の期間は、各チームで自由に開発を進めます。
■開催方法:オンライン開催(Zoom Meetingsを使用)
参加者はチーム(最大5名程度)に分かれ、チームごとに開発作業を進めます。
※チーム分けは、申込時にお知らせいただいた情報等をもとに事前に行います。
■詳細:ジャパンサーチのページをご覧ください。
https://jpsearch.go.jp/event/hackathon202302
■申込方法:次のページからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEqdeqgqzsrGNyQUQiC5-Fjh5oohRragdou
★申込み期限: 2023年2月8日(水)20:00まで★
■プログラム:
1日目【2月11日(土・祝)9時~16時】
下記講師によるレクチャーのあと、Zoomのブレイクアウトルームの機能を使い、チーム別に作業を行います。
○「ジャパンサーチ利活用スキーマとSPARQL」 神崎正英(ゼノン・リミテッド・パートナーズ代表)
○「ジャパンサーチAPIの利活用事例」 中村覚(東京大学史料編纂所助教、国立国会図書館非常勤調査員)
2日目【2月19日(日)15時30分~17時】
各チームの成果発表・デモ、講師による総評など
■定員:最大25人程度
※応募者多数の場合は調整いたします。両日参加できる方を優先します。
■参加費:無料