「関連イベント」カテゴリーアーカイブ

国立国会図書館主催シンポジウム「デジタルシフトの次へ」(2024/9/24)

★国立国会図書館主催
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シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」
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  • 日時・場所
    2024年9月24日(火)14:00~17:00(13:30開場)
    会場 国立国会図書館 東京本館 新館講堂

  • プログラム
    【第Ⅰ部】基調講演(日英同時通訳付き)
    J・マーク・スウィーニー氏(米国議会図書館首席副館長)
    「すべての人のための図書館―米国議会図書館の戦略計画2024-2028―」(仮題)
    【第Ⅱ部】パネルディスカッション
    ファシリテーター:只野雅人氏(一橋大学大学院法学研究科教授)
    パネリスト:喜連川優氏(情報・システム研究機構機構長、東京大学特別教授)
          溝上智恵子氏(国士舘大学特任教授、筑波大学名誉教授)
           J・マーク・スウィーニー氏(米国議会図書館首席副館長)
          山地康志(国立国会図書館副館長)

  • 参加費:無料

  • 申込方法(先着順)
    国立国会図書館ウェブサイトの下のページからお申し込みください。定員(200名)に達した時点で受付を終了します。
    https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20240924sympo.html
    申込締切9/18(水)17:00

  • お問い合わせ先
    国立国会図書館 総務部企画課企画係
    電話:03(3581)2331
    メールアドレス:lecture@ndl.go.jp

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)第13回年次大会(2024/9/18~20)

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会(JADH)第13回年次大会のお知らせです。

The 13th Conference of Japanese Association for Digital Humanities (JADH2024)
https://jadh2024.l.u-tokyo.ac.jp

  • 日時: 2024/9/18-20
  • 場所: 東京大学本郷キャンパス・オンライン(ハイブリッド)
  • テーマ: Leveraging AI and Digital Humanities for Sustainable Infrastructure

8/16までは参加登録の早期割引が適用されます。
https://jadh2024.l.u-tokyo.ac.jp/registration

9/18はJADH2024プレシンポジウムです。(日本語のみ)
人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業 人文学データシンポジウム
「人文学研究データに関する提供と利用のギャップ」
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2024/di_event_20240918.html

ぜひご参加ください。
また関係各所に周知いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

国立国会図書館「デジタルアーカイブフェス2024―活用最前線!―」(2024/8/26)

「デジタルアーカイブフェス2024―活用最前線!―」(2024/8/26)

本イベントでは、直木賞作家・永井紗耶子氏によるデジタルアーカイブの創造的活用に関する講演・対談や、各分野の連携機関によるジャパンサーチ連携・活用事例報告等を行います。また、デジタルアーカイブに取り組む機関や活用者を顕彰するデジタルアーカイブジャパン・アワード2024の発表も行われます。
デジタルアーカイブを利活用した事例や知見の共有を図り、デジタルアーカイブがさらに様々な用途で利活用されるよう、アーカイブ機関の関係者だけでなく、デジタルアーカイブをこれから活用したいと考えている皆さまもぜひご参加ください。

  • 日時
    2024年8月26日(月)10:00~16:40

  • 主催
    内閣府知的財産戦略推進事務局及び国立国会図書館(共催)

  • 開催方法
    オンライン開催(Zoom Webinarを使用、YouTubeでも同時配信予定)

  • 定員
    Zoom Webinarは500名
    YouTubeライブは定員を設けません。

  • 参加費
    無料

  • 申込方法・期限
    次の内閣府のページよりお申込みください。
    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html
    当日はイベント終了時刻まで申込みを受け付けています。
    • YouTubeは限定公開です。Zoomの申込みをしていただきますと、受付完了メールとともにYouTubeのリンクが送付されます。

  • プログラム(予定)
  • 【第Ⅰ部】シンポジウム 10:00~12:00
    (1)基調講演「デジタルアーカイブと創造する」 
     作家 永井紗耶子

    (2)対談
     作家 永井紗耶子
     デジタルアーカイブ推進に関する検討会座長/国立情報学研究所名誉教授 高野 明彦

    (3)デジタルアーカイブジャパン・アワード2024表彰
     進行:
     デジタルアーカイブジャパン・アワード2024選考委員長/
     東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター准教授
     大向 一輝

  • 【第Ⅱ部】文化観光産業とデジタルアーカイブの活用等 13:30~14:30
    (4)デジタルアーカイブを活用した文化資産の継承と共創
    • 「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」
      東京工業大学准教授 川上  玲
    • 「アニメ制作会社の中間生産物アーカイブについて」
      株式会社トリガー 舛本 和也

  • 【第Ⅲ部】ジャパンサーチ連携・活用事例等 14:40~16:40
    (5)ジャパンサーチとの連携について(概要と連携方法等) 国立国会図書館

    (6)ジャパンサーチ連携・デジタルアーカイブ活用事例報告
    • 東京学芸大学「デジタルアーカイブの教育活用拡大を目指して ―ジャパンサーチと東京学芸大学教育コンテンツアーカイブの連携事例―」
      東京学芸大学総務部学術情報課 南雲 修司
    • 大阪府松原市「まつばら文化財デジタルアーカイブを活用したイベントについて」
      松原市教育委員会事務局文化財課 大矢 祐司
    • 龍谷大学図書館「龍谷大学図書館デジタルアーカイブとジャパンサーチ連携」
      龍谷大学図書館事務部 隨念 佳博
    • 国立劇場「ギャラリーを活用した国立劇場オンライン展示の取組について」
      国立劇場調査資料課 宮﨑 信子
    • 愛知県美術館「愛知県美術館にとってのデジタルアーカイブ」
      愛知県美術館 副田 一穂

国立科学博物館S-Net研究会のご案内(2024/6/22)

国立科学博物館S-Net研究会のご案内(2024/6/22)

6月22日(土)午後にオンライン上で開催予定の「第43回 自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会(S-Net研究会)」についてご案内いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  • 会合名:第43回 自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会 自然史系博物館資料のデジタルアーカイブ化と公開
  • 主 催:国立科学博物館
  • 協 力:NPO 法人西日本自然史系博物館ネットワーク
  • 日 時:2024年6月22日(土)13時30分~16時00分
  • 場 所:Zoom を利用したインターネット会合

※受付後、開催週の初め頃までにZoomのURLをお知らせします。

  • 内 容:
    ・開催挨拶、注意事項
    ・イントロダクション(趣旨説明等)  神保 宇嗣(国立科学博物館)
    ・講演1:デジタルアーカイブと博物館  井上 透(岐阜女子大学)
    ・講演2:ジャパンサーチ連携とコンテンツ利活用  眞籠 聖(国立国会図書館)
    ・講演3:地域博物館のDA関連の活動例 ―琵琶博の取り組み  大槻 達郎(滋賀県立琵琶湖博物館)
    ・講演4:デジタルアーカイブの標準規格IIIFの紹介  青柳 和仁(島根大学附属図書館)
    ・全体での質疑など
    (各講演は発表25分・質疑5分です)

  • 申込み方法:下記サイトへアクセスし、必要情報をご記入ください。
    https://forms.gle/ShjUNADL6m3bHKTG8
  • 申込締切:2024年6月16日(日)24時

※プログラムや申込方法など、詳細については下記ウェブサイトをご覧ください。
 https://science-net.kahaku.go.jp/app/page/activity.html#!#studygroup

リレーションズ フォーラム03「巨大都市東京でボトムアップ型の芸術祭はいかに可能か──東京ビエンナーレの挑戦」ご案内 (2024/5/24)

リレーションズ フォーラム03「巨大都市東京でボトムアップ型の芸術祭はいかに可能か──東京ビエンナーレの挑戦」開催のお知らせ(2024/5/24)

去る2月27日、4月19日、2回にわたって開催いたしましたリレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携プロジェクト「フォーラム01/02 能登半島地震と芸術祭の未来」には、それぞれ約100人の多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。フォーラム02の開催から約1か月が経ち、直前のご案内になってしまい、誠に誠に誠に恐縮ですが、私どもでは、明日、5月24日(金)18:30から、フォーラム03「巨大都市東京でボトムアップ型の芸術祭はいかに可能か──東京ビエンナーレの挑戦」を、下記の通り開催させていただきたいと存じます。どうか、下記の申し込みフォームでご登録いただき、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

  • 開催日時:2024年5月24日(金)18:30~20:00
  • 開催方式:オンライン配信*要事前登録・申込(無料)

詳細・申し込みは、以下にアクセスしてください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSetu6PQc7QQx4W5ICd4HrlgZFx35c-nfdu_7Bacm7l7aOMVGg/viewform

東京は、人口3,600万人の世界最大の巨大都市である。日本の総人口が減少し続け、やがて全国各地で消滅する市町村が多く出ることが予想される中で、東京だけが今も膨張し続けている。人口、情報、資本、権力が集中するこの巨大都市は、しかしまったくまとまりがない。多くの東京圏の住人は、地方の人々に比べればはるかに弱い危機感しか持ってはいない。東京都には莫大な税収が入るが、その官僚機構は旧態然たるタテ割りで、牢固たる事なかれ主義は何かと批判に晒されやすい中央省庁をはるかに超える。そしてその東京では、人口一極集中をさらに加速しかねない巨大再開発が目白押しである。

そのような東京をフィールドに、クリティカルな思想と実践、そして何よりも創造行為の集合的なムーブメントである芸術祭はいかに可能か?

2020/21年に第1回が開催されて以来、東京都心北部で中村政人、小池一子をリーダーとして開催されてきた「東京ビエンナーレ」は、この難しい、しかし壮大な課題に挑戦してきた。北川フラムにより先導され、妻有や奥能登、瀬戸内をはじめとする地方で開催されてきた芸術祭は、過疎や災害から原発や産業廃棄物まで、様々な課題を抱えてきた地方の自治体と協力し、地域住民の草の根からの危機意識とアートが連携する地平を開くものだった。ところが、東京はもちろん、横浜も名古屋も、そのような意味での「地方」ではない。つまり、東京都や横浜市、愛知県などの予算による文化イベントは可能でも、それでは決定的に欠けるものがあるのである。

2020/21年の「見慣れぬ景色へ」から23年の「リンケージ」へとそのテーマを深化させてきた東京ビエンナーレは、巨大都市東京ではなく、東京のもうひとつの貌、ヴァナキュラーでハイブリッドでマージナルな都市としての東京に注目してきた。実は、東京都心には、無数の空地や空き家、空隙のようなスペースがある。古い商店は価値のある建物を残し、大型ビルでも年月を経て空きスペースが増殖する。公共の空間は相変わらず使い勝手が悪いが、それでも丁寧に理解を得ていけば、開かれた空間に変容する。東京ビエンナーレは地道な努力を重ね、巨大都市の隙間を芸術的な創造の拠点とする作業を重ねてきた。

リレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携プロジェクト

フォーラムの第3回となるこのオンライン・イベントでは、第2回東京ビエンナーレの総合ディレクターとしてこの東京都心のボトムアップ型の芸術祭を先導した中村政人と西原 珉の2人のキーパーソンにご登壇いただき、あえて東京という巨大都市の都心で草の根的でボトムアップ型の芸術祭を開催することの困難と可能性をふんだんに語っていただくつもりである。

ゲスト[五十音順]:

  • 中村政人(東京ビエンナーレ2023 共同総合ディレクター)
  • 西原 珉(東京ビエンナーレ2023 共同総合ディレクター)

パネリスト[五十音順]:

  • 暮沢剛巳(東京工科大学・デザイン学部 教授)
  • 河 炅珍(國學院大學・観光まちづくり学部 准教授)
  • 潘 梦斐(國學院大學・観光まちづくり学部 助教)
  • 光岡寿郎(東京経済大学・コミュケーション学部 教授)
  • 村田麻里子(関西大学・社会学部 教授)
  • 山口 誠(獨協大学・外国語学部・教授)

モデレーター[五十音順]:

  • 毛利嘉孝(東京藝術大学・大学院国際芸術創造研究科 教授)
  • 吉見俊哉(國學院大学・観光まちづくり学部 教授)

ゲスト・プロフィール:

  • 中村政人(なかむらまさと)
    東京ビエンナーレ2023総合共同ディレクター
    1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授・副学長。
    「アート×コミュニティ×産業」の新たな繋がりを生み出すアートプロジェクトを進める社会派アーティスト。
    2001年第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館に出品。マクドナルド社のCIを使ったインスタレーション作品が世界的注目を集める。
    1993年「The Ginburart」(銀座) 1994年の「新宿少年アート」(歌舞伎町)でのゲリラ型ストリートアート展。
    1997年からアーティストイニシアティブコマンドNを主宰。秋葉原電気街を舞台に行なわれた国際ビデオアート展「秋葉原TV」(1999〜2000)「ヒミング」(富山県氷見市)(2004〜2016年)、「ゼロダテ」(秋田県大館市)(2007〜2019年)など、地域コミュニティの新しい場をつくり出すアートプロジェクトを多数展開し、2010年民設民営の文化施設「アーツ千代田3331」を創設(2023年3月閉館)。
    「東京ビエンナーレ2020/2021、2023」総合ディレクター。「千葉国際芸術祭2025」総合ディレクター。著書に「美術と教育」(1997)、写真集「明るい絶望」(2015)、「新しいページを開け!」(2017)、「アートプロジェクト文化資本論:3331から東京ビエンナーレへ」(2021)。平成22年度芸術選奨受賞。2018年日本建築学会文化賞受賞。

  • 西原 珉(にしはらみん)
    東京ビエンナーレ2023総合共同ディレクター
    キュレ—ション、心理療法士、東京芸術大学先端芸術表現科准教授、秋田市文化創造館館長。90年代の現代美術シーンで活動後、渡米。ロサンゼルスでソーシャルワーカー兼臨床心理療法士として働く。心理療法を行うほか、シニア施設、DVシェルターなどでアートプロジェクトを実施。2018年日本に戻ってアートとレジリエンスに関わる活動を試行中。米国カリフォルニア州臨床心理療法士免許。東京ビエンナーレ2020/2021では参加作家として「トナリプロジェクト」を推進し、東京ビエンナーレ2023においても継続した活動を展開する。

※ 参加お申込は上記ページ内「参加お申込みフォーム」でお願いいたします。

芸術祭とまちづくりの未来に関心のあるみなさまの1人でも多くのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

「第2回 DH若手の会(2024夏) -デジタル・ヒューマニティーズで “繋がる×広がる” 人文学-」開催(2024/7/26-27)

デジタル・ヒューマニティーズを行く「若手」の集いを、2024年7月26日-27日に開催します。昨年度に続き第2回の開催となります。

皆さんのこれからの研究関心をDHの領域の先達諸氏に投げて、議論して、発想や気づきを広げることで、DHに関わる研究者の研究を促進し、DHが人文学の各分野でさらに新しい研究の進展に寄り添っていけることを目指しています。ぜひお気軽にご参加ください。

詳細・申込は以下のサイトからお願いいたします。
https://dh.nihu.jp/news/20240418

人間文化研究機構(国立歴史民俗博物館)
大井将生

リレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携「能登半島地震と芸術祭の未来(後編)」オンライン座談会(2024/4/19)

リレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携プロジェクト
フォーラム02 能登半島地震と芸術祭の未来(後編)
(2024/4/19)

去る2月27日に開催いたしましたリレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携プロジェクト「フォーラム01 能登半島地震と芸術祭の未来(前編)」には、約100人の多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。フォーラム01の開催から約1か月半が経ちましたが、私どもでは、来る4月19日(金)18:00から、「フォーラム02 能登半島地震と芸術祭の未来(後編)」を開催させていただきたいと存じます。

  • 開催日時:2024年4月19日(金)18:00~19:30
  • 開催方式:オンライン配信*要事前登録・申込(無料)

詳細・申し込みは、以下にアクセスしてください。
https://relations-tokyo.com/research-colab-project_start/announce/
※ 参加お申込は上記ページ内「参加お申込みフォーム」でお願いいたします。

能登の現在と未来に関心のあるみなさまの1人でも多くのご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

吉見俊哉

記録映画アーカイブ・プロジェクト 第15回研究上映会「映画『夜明けの国』 –時枝俊江監督の希望と挫折」(2024/3/9)

記録映画アーカイブ・プロジェクト 第15回研究上映会「映画『夜明けの国』 –時枝俊江監督の希望と挫折」(2024/3/9)

  • 日時:2024年3月9日(土)14:00-16:40(13:30開場)
  • 会場:東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館3F 石橋記念ホール
    https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html
  • 定員:100名(参加無料・当日先着順・申し込み不要)
    ※満員の際は入場できない場合がありますことをご了承ください。
  • 上映:「夜明けの国」(1967年/110分/カラー/岩波映画製作所)
  • お話:坂口康(映像プランナー、本作助監督)
  • 司会:朱子奇(東京大学大学院学際情報学府博士課程)

第15回目は、岩波映画製作所のアーカイブの中から、文化大革命の最中に中国で撮影された貴重な記録映画を上映します。
1966年8月から1967年1月まで、およそ半年をかけて中国の東北地方を中心に取材・撮影された『夜明けの国』は、文革当時の中国社会を記録した珍しい作品です。本作は35mmフィルムで撮影されましたが、今回、4kスキャンでデジタル化することによって鮮明な映像が蘇りました。*会場の都合で4K動画をダウンコンバートしたBlu-rayで上映します。
監督は日本を代表する女性監督の一人、時枝俊江。国立映画アーカイブの企画「日本の女性映画人(2) ―1970-1980年代」(2024年2月6日-3月24日)では時枝監督の特集が組まれ、本作を含む21作品を上映予定です。今回は、それに先駆けて上映します。

<国立映画アーカイブ・日本の女性映画人(2) ―1970-1980年代>
https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/sites/5/2023/12/NFAJ-No52.pdf

完成後、時枝監督は本作について多くを語りませんでした。その理由は何なのか。上映後に、本作助監督である坂口康さんをお迎えして、撮影当時の状況やこの映画に込められた時枝監督の思いなどについてお話を伺います。

主催:記録映画アーカイブ・プロジェクト(東京大学大学院情報学環丹羽美之研究室)
お問い合わせ:記録映画保存センター(運営窓口)
Tel: 03-3222-4249 Email: center_otoiawase@kirokueiga-hozon.jp

今後、過去のフィルム作品はデジタル化して利活用することが多くなりますが、デジタル化に当たりオリジナルの画質をどう保証するのかが問題となります。
デジタル化に関心ある方にご案内をお願い致します。

リレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携「能登半島地震と芸術祭の未来」オンライン座談会(2024/2/27)

リレーションズ+芸術祭・まちづくり研究連携プロジェクト
フォーラム01 能登半島地震と芸術祭の未来(前編)
(2024/2/27)

  • 日時:2024年2月27日(火)19:15〜21:00
    開催方式:オンライン
  • ゲスト:
    関口正洋(アートフロント・ギャラリー)
    三浦伸也(防災科学技術研究所)
  • パネリスト:
    村田麻里子(関西大学)
    暮沢剛巳(東京工科大学)
    太下義之(同志社大学)
    山口誠(獨協大学)
    潘夢斐(國學院大学)
  • モデレーター:
    毛利嘉孝(東京藝術大学)
    吉見俊哉(國學院大学)

2024年元旦夕方、私たちは列島各地で大きな地面の揺れを感じました。慌ててテレビをつけると、震源が能登半島であることが伝えられていました。その後、徐々に被害状況が伝えられ、奥能登の珠洲、輪島、七尾地方が甚大な被害を受けたことがわかってきました。ショックでした。実は、この「リレーションズ」連携の対話プロジェクトを始めようとしているメンバーは、昨年11月、まさに珠洲・七尾の芸術祭やまちづくりの現場を訪ね、何人もの方々からエキサイティングな話を聞いてきたばかりでした。これからこの地方の方々と、どのような持続的なつながりを形成していけるかを考えていた矢先の震災でした。
能登半島の文化と芸能、アート、そしてまちの生業と観光がこれからどうなっていくのかということは、単に日本の一地方の震災復興にとどまらず、日本全体の文化とアート、地域社会の未来に関わる課題です。今回のフォーラム01は、そのような課題に向けて、まず奥能登芸術祭を現地でマネージされてこられたアートフロントの関口正洋さんから芸術作品の被害の現状についてお話しいただき、次に防災科学技術研究所の三浦伸也さんから震災からの復旧の現状と将来の人口予測についてお話しいただきます。その上で、本プロジェクトのメンバーである村田、大下、暮沢、山口、藩等のパネリストを交えて議論を深めていくつもりです。モデレーターは、毛利と吉見が務めます。
直前のご案内となり、誠に恐縮ですが、この日、部分的にでもご都合がつくようでしたら、ぜひ下記から視聴をお申込みください(無料です)。追って、リンク先をメールでご案内します。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSRBDe_I_S_yIg9UVK5rbythQmAnDFAXBMW_t_3WCf1ixwvA/viewform

長久手市文化の家 開館25周年記念シンポジウム「舞台芸術を未來へつなぐアーカイブ 地域の文化施設からひろがる舞台芸術の可能性」(2024/3/24)

音楽や演劇、ダンスなどの舞台芸術は、上演されるその場限りでしか存在できないものであり、残された周辺の資料のみが上演の証拠となります。しかし、特に都市部以外において、各地での上演資料を誰がどのように保存し、どう活用していけるのか、これまで十分に議論されてきませんでした。本シンポジウムでは、各地の実践者や研究者を招き、地域の文化施設はどのように舞台芸術アーカイブへの取り組みができるのかを検討する場です。

日時:3月24日(日)13:00~16:30
会場:長久手市文化の家 森のホール(オンライン配信あり)
料金:無料(要申込)

申込フォーム https://forms.gle/NkzMAAExc4XmeobM9
シンポジウム詳細 https://bunkanoie.jp/archives/5735

プログラム

  • 第1部:舞台芸術アーカイブと劇場の蓄積
    岡室 美奈子(早稲田大学文化推進部参与・文学学術院教授)
    「舞台芸術アーカイブのゆるやかな定義と早稲田大学演劇博物館の実践」
    生田 創(長久手市文化の家館長) 「長久手市文化の家の25年間」
    山本 宗由(長久手市文化の家)  「長久手市文化の家のアーカイブ活動について」
  • 第2部:地域の劇場と芸術アーカイブ
    井出 竜郎(アート&ソサイエティ研究センター)
    「アート・プロジェクトのアーカイブ構築から考える可能性」
    新里 直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
    「未来の創造、コミュニケーションの創発に向けてーー京都市内における劇場のアーカイブ活動」
    渡邉 朋也(山口情報芸術センター[YCAM])
    「創造の連なり—作品の修復・保存から始まる再創造」
  • 第3部:登壇者によるパネルディスカッション