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Europeana の翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト

デジタルアーカイブ学会技術部会では、Europeana で翻刻プロジェクトを進めている Frank Drauschke 氏が来日するのを機会に、Drauschke 氏を交えた懇談会を下記のとおりおこないます。


参考: Europeana 翻刻プロジェクト
transcribathon.com/en/

懇談会 「Europeana の翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」
2018/2/23 (金) 15:00-17:00
東京大学情報学環本館 6F会議室 (会場が変更となりました)

話題提供

  • 飯倉 洋一(大阪大学大学院文学研究科)
    「クラウドソーシング翻刻のための基盤形成:日本古典籍の場合」(逐次通訳付き)
  • Frank Drauschke 氏
    共通の歴史を市民の手で – Europeana 1914-1918 と翻刻 (逐次通訳付き)

一般財団法人人文情報学研究所との共催

 

「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」

関西大学アジア・オープン・リサーチセンターでは、平成29年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業の選定を記念し、キックオフ・シンポジウム「デジタルアーカイブが開く東アジア文化研究の新しい地平」を開催。
www.kansai-u.ac.jp/ku-orcas/

【日時】
2018年2月17日(土)13:00~17:00
2018年2月18日(日)10:00~17:00
【場所】関西大学千里山キャンパス 以文館4階 セミナースペース
【プログラム】
2月17日(土)
■挨拶 関西大学 学長 芝井敬司
■関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの開設にあたって
内田 慶市 (関西大学アジア・オープン・リサーチセンター長)
■講演 13:30~
Nathalie Monnet (フランス国立図書館)
楊  暁捷 (カルガリー大学)
Hilde De Weerdt (ライデン大学)
下田 正弘 (東京大学)
2月18日(日)
■研究報告 10:00~
永崎 研宣 (人文情報学研究所)
二階堂善弘 (関西大学文学部)
山本 和明 (国文学研究資料館)
藤田 髙夫 (関西大学文学部)
安岡 孝一 (京都大学人文研情報研究センター)
武田 英明 (国立情報学研究所)
Tatiana Aleksandrovna( ロシア科学アカデミー東方文献研究所)

第 4 回定例研究会 (2018/2/9)

第 4 回定例研究会を次のとおり開催いたします。
digitalarchivejapan.org/reikai

●日時:2018 年 2 月 9 日(金)午後 4 時~ 7 時
●場所:東京大学本郷キャンパス工学部 2 号館 9 階 92B
●プログラム
(1) 学会活動の状況について(16:00-16:10)総務担当理事 柳与志夫(東京大学)
(2) 発表
〇産業日本語研究会の活動と今後の方向(16:10-17:30) 井佐原均(豊橋技術科学大学)
〇服飾分野におけるデジタルアーカイブ構築に向けての現状と課題(17:35-18:55) 田中直人(文化学園大学)
(3) お知らせ(18:55-19:00)
〇第 2 回研究大会の開催(2018年3月9日、10日at 東京大学)
〇シリーズ『デジタルアーカイブ・ベーシックス』の発刊
その他
司会:総務担当理事 柳与志夫 (東京大学)

●参加費:会員は無料。非会員は参加費1,000円を会場でいただきます。お申し出ください。
定員:80名(先着順)
お申し込みはこちら(定員になりましたら締め切らせていただます。)
pro.form-mailer.jp/fms/0d54624f127684

新年のご挨拶 (2018/1/1)

デジタルアーカイブ学会会員の皆様、またデジタルアーカイブに関心をお持ちの非会員の皆様(入会をお勧めします!)、新年明けましておめでとうございます。皆様にとりまして今年も良い年でありますようご祈念申し上げます。

デジタルアーカイブ学会は昨年発足し稔の多い活動をいろいろとしてまいりましたが、これも皆様方のデジタルアーカイブの重要性についての認識と意欲の表れによるものであったと感謝申し上げます。

おかげさまで、この我々の意欲は国会にも伝わりつつあり、馳浩議員をはじめとする議員連盟の皆様方のご協力によりデジタルアーカイブに関する法整備がなされようとするところまで参りました。本年はぜひこの法整備を実現していただき、我々の活動が国の支持を得てより広くまたより高度、具体的なものになってゆくよう努力する年にしたく存じております。どうか皆様方のご理解、ご協力をお願いいたします。

デジタルアーカイブにはいくつかの大きな意味があります。人類社会がこれまで築いてきた文化資産を保存・継承し、これからの社会を豊かにするために役立てること、またこれらの文化資産の上に更なる創造的な活動によって新たな文化資産を積み上げ、これを文化産業として社会の役にたつようにして行くことなども
大切であります。

特に日本の持つ各種の文化資産は諸外国の社会に受け入れられる高い価値を持つものであり、日本の観光産業にも貢献するものでありますから、この文化資産をデジタルアーカイブし世界中に流布し、日本の持つ魅力を伝える努力が欠かせません。こうしてグローバル化の中での文化国家日本の立ち位置を明確にしてゆく
ことにも貢献することが重要であります。

本年はデジタルアーカイブ学会がより一層発展するための基礎を固める年であると考えておりますので、皆様方のより一層のご理解とご協力をお願い申しあげます。

平成30年新春             会長  長尾 真

デジタルアーカイブin北海道&岐阜 (2018/2/8)

デジタルアーカイブ学会人材養成部会とコミュニティーアーカイブ部会は 2018 年2月8日にイベント「デジタルアーカイブin北海道&岐阜」を開催します。 奮ってご参加ください。

趣旨

地域・コミュニティーアーカイブの振興、その過程での人材養成の在り方などについて、北海道博物館、及び札幌学院大学を会場に研修会&研究会を開催します。また、研究会は Zoom を使い岐阜女子大学会場 (文化情報研究センター) と同時開催します。

期日・会場

2018年2月8日 (木)

主催

スケジュール

  • 研修会: 北海道博物館
    • 9:20 集合(正面玄関入ったカフェ前)
    • 9:30 博物館資料のDB化の現状説明(30分)
    • 10:00 アイヌ語アーカイブに関する講話(1時間)
    • 11:00 収蔵庫の見学(1時間)
    • 12:00 展示室見学{案内あり}(30分)
    • 12:30~ 昼食・自由見学
    • 移動 北海道博物館 → 札幌学院大学(タクシー利用が便利)
  • 講演・研究会: 札幌学院大学 (及び岐阜女子大学 (Zoom 経由で遠隔参加))
    • 15:00 基調講演「北海道のデジタルアーカイブについて」(B201 教室) 札幌学院大学教授 皆川雅章(上級デジタルアーキビスト)
    • 15:30 ~ 17:30 研究会

参加申し込み

  • 北海道博物館ツアー(定員20名)所属・氏名・メルアドレスとともに岐阜女子大学井上までお知らせください。
  • 研究会 北海道会場、岐阜会場別を明示し、所属・氏名・メルアドレスを岐阜女子大学井上までお知らせください。

研究発表申し込み

タイトル、概要、発表会場 (北海道または岐阜) を1月20日まで岐阜女子大学井上までお知らせください。なお、2月2日までにA4一枚のレジメを作成していただきます。(発表時間15分質疑5分を予定)

北海道博物館

  • 北海道開拓記念館(1971 年開館)と道立アイヌ民族文化研究センター(1994 年開所)という2つの道立施設を統合して2015年4月新たに開設されました。2つの施設が築き上げてきた伝統や優れた業績を継承した北海道を代表する「総合博物館」です。
  • アクセス
    • 9:00 新札幌バスターミナル発「開拓の村」行き(JR北海道バス)
    • 9:08 JR森林公園駅経由
    • 9:13 北海道博物館下車

国際シンポジウム デジタルアーカイブ時代の人文学の構築に向けて――仏教学のための次世代知識基盤の構築――

研究プロジェクト「仏教学新知識基盤の構築」は、IIIF,Unicode,TEIに関与しつつ、人文学の学術環境の刷
新と国際化に寄与してきました。
本シンポジウムでは、プロジェクトの中間成果をふまえつつ、欧州で開始された新たなデジタル研究環境構築プロジェクト Open Philologyや、西洋人文学研究におけるデジタル・ヒューマニティーズの現在の姿を手がかりとして、デジタルアーカイブ時代の人文学の知識基盤のありかたを模索してゆきます。

イベントサイトはこちら

主催 科研基盤S「仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示」
共催 東京大学大学院人文情報学拠点、一般財団法人人文情報学研究所

会場 東京大学文学部法文2号館1番大教室
日時 1月6日(土)13:00(開場12:30)-18:00
7日(日) 9:30(開場 9:00)-15:30

登壇者 (同時通訳付き)
ジェイムズ・カミングス(ニューカッスル大学)
ポール・フィールターレル(ライデン大学)
チャールズ・ミュラー(東京大学)
永崎研宣(人文情報学研究所)
高橋晃一(東京大学)
小野基(筑波大学)
船山徹(京都大学)
下田正弘(東京大学)

「デジタルアーカイブ推進コンソーシアム (DAPCON)」ホームページ

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム (DAPCON)」は、デジタルコンテンツ の流通・利用とそれを支えるデジタルアーカイブの構築に関わる諸団体が連携 し、その促進のための喫緊の課題解決に向けて取り組むために 2017 年 4 月に 設立されました。この度そのホームページが開設されました。

東日本大震災アーカイブシンポジウム

国立国会図書館と東北大学災害科学国際研究所は、平成30年1月11日(木)に 「東日本大震災アーカイブシンポジウム」を東北大学にて開催いたします。
http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/symposium/sympo20180111
東日本大震災の発生直後から、様々な団体が震災アーカイブに取組み、現在まで に数十の震災アーカイブが構築されました。特に県域のアーカイブの構築は、県 内の記録の収集やアーカイブ連携を促進し、東日本大震災の記録の網羅的な集約 を可能にしました。そのことにより、震災アーカイブの連携にともなう知見も得 られてきました。
本シンポジウムでは、震災アーカイブを取り巻く国際動向として、「世界防災 フォーラム」の概要を紹介するとともに、東日本大震災と熊本地震の被災県の震 災アーカイブ担当者による事例報告や、「被災県が実施する震災アーカイブの意 義」と題して、各県のアーカイブ構築と県内のアーカイブとの連携等について課 題解決に向けた議論を行います。

●日時:平成30年1月11日(木)13時00分から16時30分まで
●会場:東北大学災害科学国際研究所棟 1階多目的ホール(宮城県仙台市青葉区荒 巻字青葉468-1)
●共催:東北大学災害科学国際研究所・国立国会図書館

●参加及び参加申込み
(1)定員:200名 ※受付は先着順とし、定員に達した時点で終了します。(2)参加 費:無料
(3)参加申込み:参加を御希望の方は、こちらのお申し込みフォームからお申し 込みください。
※もしフォームを開けない場合は,①氏名,②ふりがな,③ご所属,④メールアドレ スを記載のうえ,以下のメールアドレスまでご送付ください.
E-mail:archiveforum* irides.tohoku.ac.jp(* を@に置き換えて下さい)
申込み期限:平成30年1月10日(水)17時まで

●プログラム
13:00-13:10(1)開会の挨拶:今村文彦(東北大学災害科学国際研究所所長)
13:10-13:30(2)震災アーカイブを取り巻く国際動向
・「世界防災フォーラム&ぼうさいこくたいの報告」:ボレー・セバスチャン (東北大学災害科学国際研究所 助教)
13:30-14:30(3)被災県が取り組む震災アーカイブ~復興にむけて目指すもの〜
・「いわて震災津波アーカイブ~希望~ について」:酒井淳氏(岩手県復興局 復興推進課推進協働担当課長 )
・「熊本地震への対応とデジタルアーカイブ」:林田昭広氏(熊本県知事公室危 機管理防災課熊本地震検証室主幹)
・「茨城県における東日本大震災の記録資料の収集と公開」:中原健次氏(茨城 県生活環境部 防災・危機管理局 防災・危機管理課 副参事)
・「福島県における震災関連資料の収集について」:半谷成満氏(福島県文化ス ポーツ局 生涯学習課 主任社会教育主事)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25(4)進化する震災アーカイブ~現状と課題~
・「在仙テレビ局の震災アーカイブ、その意義と活用法」:浮ヶ谷美穂氏(宮城 テレビ放送アナウンサー )
・「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の課題と取組」:伊東 敦子(国立国会図書館電子情報部主任司書 )
・「震災アーカイブを発展させるために研究機関がすべきこと」:柴山明寛(東 北大学災害科学国際研究所准教授)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:25(5)パネルディスカッション「被災県が実施する震災アーカイブの 意義」
・(進行/前半)柴山明寛 (東北大学災害科学国際研究所 准教授 )
・(後半/進行)ボレー・セバスチャン(東北大学災害科学国際研究所 助教
・上記報告者
・太田 朋子氏(宮城県図書館 資料奉仕部 震災文庫整備チーム)
16:25-16:30(6)閉会の挨拶:伊東 敦子(国立国会図書館電子情報部主任司書)

「デジタルアーカイブ学会誌」創刊号 J-STAGEで公開

「デジタルアーカイブ学会誌」創刊号 (9/9 発行) を J-STAGEで公開いたしまし た (11/16)。
www.jstage.jst.go.jp/browse/jsda/-char/ja/

掲載記事は以下のとおりです。

●巻頭言
デジタルアーカイブ学会の使命 会長 長尾 真
「デジタルアーカイブ学会誌」創刊にあたって 学会誌編集委員長 吉見 俊哉
●設立総会報告
ご挨拶 会長 長尾 真
来賓ご挨拶
デジタルアーカイブ学会設立の背景と趣旨 会長代行 吉見 俊哉
閉会のご挨拶 井上 透
総会の風景
●第1回研究大会基調講演
なぜ、デジタルアーカイブなのか?――知識循環型社会の歴史意識 吉見 俊哉
研究大会の風景
●学会活動・部会活動の紹介
デジタルアーカイブ学会がめざすもの 柳 与志夫
「法制度部会」の紹介と熱烈なお誘い 福井 健策
「技術部会」の活動について 高野 明彦
「人材養成部会」キーノート 井上 透
「コミュニティアーカイブ部会」について 坂井 知志
「関西支部」の狙い 原田 隆史、福島 幸宏
●動向解説
デジタルアーカイブに関連する法政策の状況と今後の論点 生貝 直人
デジタルアーカイブの技術動向に向き合う 永崎 研宣
世界のデジタルアーカイブの動向 時実 象一
●デジタルアーカイブ関連資料
●学会活動報告
●学会規約
●デジタルアーカイブ学会誌 編集方針、投稿規定、査読規程