- 趣旨
デジタルアーカイブ学会の法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場で解決が迫られている重要課題のひとつである肖像権処理を行うための「民間ガイドライン」の作成に取り組んできた。
2019年9月には、部会でまとめたガイドライン素案を公開し、多様な観点から検討するための「第1回肖像権ガイドライン円卓会議」を開催して、160人を超える参加者の間で活発な意見交換を行なった。その後も、様々なステークホルダーの参加を得ながらオープンな議論を続け、素案の改善に活かしていく必要があると考え、2020年2月に京都で「第2回円卓会議 in関西」、そして3月には東京で第3回の円卓会議を実施することとなった。
第3回では、これまでの議論をふまえたガイドラインの改訂版を公表するとともに、法学者や、写真の権利者、デジタルアーカイブの現場担当者らを交えて、ガイドラインを現場で活用するための方策を検討する。さらに、ガイドラインの有効性実証実験に協力可能な関連機関を募る予定である。
- 主催:デジタルアーカイブ学会法制度部会
- 日時:2020年3月6日(金)午後6時半~9時
- 場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館93B教室
- プログラム
- ガイドライン第三次改訂版の報告
川野智弘法制度部会員(弁護士)
- ラウンドテーブル
<討論者(50音順)>
井上佐知子(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課課長補佐)
内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
宍戸常寿(東京大学教授)
数藤雅彦(弁護士)
瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
橋本阿友子(弁護士)
原田健一(新潟大学教授)
福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
宮本聖二(立教大学教授)
渡邉英徳(東京大学教授)
- 実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
福井健策 法制度部会長
- 参加対象者と申込方法
- 参加者数:50名~80名程度
- 参加方法:デジタルアーカイブ学会員は無料、非会員は資料代2000円を当日いただきます
- こちらからお申込ください。
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