阪神・淡路大震災から31年、東日本大震災から15年、そして能登半島地震から2年。テクノロジーの進化に伴い、災害デジタルアーカイブは今、大きな転換点を迎えています。
従来、アーカイブは発生した事象を未来へ「ロングタイム」に保存するストックとしての機能が主でした。現在では、衛星画像や3D技術を用いて、発災直後の報道、支援、復旧活動などのコミュニケーションに「リアルタイム」で寄与するフローとしての情報活用が実現しつつあります。
また、時間の経過とともに記憶が風化するという「ロングタイム」の課題に対しては、デジタルアーカイブのみならず、古写真のカラー化やマインクラフトを用いたワークショップなど、市民参加によるコミュニケーションを誘発する手法も生まれています。多様な技術の「コンバージェンス(収斂)」によって、長期的な記憶の継承と即時的な災害対応が結びつき、新たなコミュニケーションが生まれ始めています。
本シンポジウムでは「ロングタイムとリアルタイム」「コミュニケーションとコンバージェンス」の視点から、デジタルアーカイブの未来を展望します。
本イベントは、東京大学・NHKの包括連携協定(東京大学創立150周年記念事業)の一環として実施されます。
【日時・場所】
2026年3月12日(木)13:00~19:00
東京大学本郷キャンパス 福武ホール(シアター、スタジオ)
【登壇者】
- 東京大学大学院情報学環 学環長 目黒公郎/教授 関谷直也/教授 渡邉英徳
- 株式会社QUICK 代表取締役社長 松本元裕/データソリューション事業本部 副部長 荻野紘和
- 国立科学博物館 理工学研究部研究主幹・関東大震災100年企画展担当 室谷智子
- 石川県 戦略広報監 中塚健也
- NHK メディアイノベーションセンター 副部長 鈴木聡/報道・映像センター チーフカメラマン 新井田利之
- 日本テレビ 報道局 総合ニュースセンター 調査報道班 プロデューサー 小川達大
- 岩手日報社 編集局メディアセンター長 鹿糠敏和
- 大分合同新聞社 編集局報道部・編集委員 江藤嘉寿
- 読売新聞社 読売新聞グループ本社DX推進本部 梁田真樹子
【申込・詳細】
申込およびイベントの詳細はこちらのページをご覧ください。
https://da2026.peatix.com/