長久手市文化の家 開館25周年記念シンポジウム「舞台芸術を未來へつなぐアーカイブ 地域の文化施設からひろがる舞台芸術の可能性」(2024/3/24)

音楽や演劇、ダンスなどの舞台芸術は、上演されるその場限りでしか存在できないものであり、残された周辺の資料のみが上演の証拠となります。しかし、特に都市部以外において、各地での上演資料を誰がどのように保存し、どう活用していけるのか、これまで十分に議論されてきませんでした。本シンポジウムでは、各地の実践者や研究者を招き、地域の文化施設はどのように舞台芸術アーカイブへの取り組みができるのかを検討する場です。

日時:3月24日(日)13:00~16:30
会場:長久手市文化の家 森のホール(オンライン配信あり)
料金:無料(要申込)

申込フォーム https://forms.gle/NkzMAAExc4XmeobM9
シンポジウム詳細 https://bunkanoie.jp/archives/5735

プログラム

  • 第1部:舞台芸術アーカイブと劇場の蓄積
    岡室 美奈子(早稲田大学文化推進部参与・文学学術院教授)
    「舞台芸術アーカイブのゆるやかな定義と早稲田大学演劇博物館の実践」
    生田 創(長久手市文化の家館長) 「長久手市文化の家の25年間」
    山本 宗由(長久手市文化の家)  「長久手市文化の家のアーカイブ活動について」
  • 第2部:地域の劇場と芸術アーカイブ
    井出 竜郎(アート&ソサイエティ研究センター)
    「アート・プロジェクトのアーカイブ構築から考える可能性」
    新里 直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
    「未来の創造、コミュニケーションの創発に向けてーー京都市内における劇場のアーカイブ活動」
    渡邉 朋也(山口情報芸術センター[YCAM])
    「創造の連なり—作品の修復・保存から始まる再創造」
  • 第3部:登壇者によるパネルディスカッション