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第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議 (2020/4/25)

第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議

  • 趣旨
    デジタルアーカイブ学会の法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場で解決が迫られている重要課題のひとつである肖像権処理を行うための「民間ガイドライン」の作成に取り組んできた。
    2019年9月には、部会でまとめたガイドライン素案を公開し、多様な観点から検討するための「第1回肖像権ガイドライン円卓会議」を開催して、160人を超える参加者の間で活発な意見交換を行なった。その後も、様々なステークホルダーの参加を得ながらオープンな議論を続け、素案の改善に活かしていく必要があると考え、2020年2月に京都で「第2回円卓会議in関西」、そして3月の東京での実施予定を延長し、4月にウェブ上で第3回の円卓会議を実施する。
    第3回では、これまでの議論をふまえたガイドラインの改訂版を公表するとともに、法学者や、写真の権利者、デジタルアーカイブの現場担当者らを交えて、ガイドラインを現場で活用するための方策を検討する。さらに、ガイドラインの有効性実証実験に協力可能な関連機関を募る予定である。
  • 主催デジタルアーカイブ学会法制度部会
  • 日時:2020 年 4 月 25 日(土)15:00~17:00(延長あり)
  • 形式:ウェブ会議システムを用いる(URL等の詳細は、開催日の数日前に参加者にメールで周知する。)
  • プログラム
    • ガイドライン第三次改訂版の報告
      川野智弘(弁護士)
    • ラウンドテーブル
      <討論者(50音順)>
      ・足立昌聰(LINE株式会社)
      ・内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
      ・大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
      ・宍戸常寿(東京大学教授)
      ・数藤雅彦(弁護士)
      ・中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
      ・橋本阿友子(弁護士)
      ・原田健一(新潟大学教授)
      ・福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
      ・宮本聖二(立教大学教授)
      ・渡邉英徳(東京大学教授)
    • 実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
      福井健策 法制度部会長
  • 参加方法
    招待及び一般参加申込。こちらからお申込み下さい。
    参加費: 無料
    定員:250名程度 (150名から増やしました)

第4回研究大会の実質的延期について

第4回研究大会の実質的延期について

4月25日(土)・26日(日)に開催予定の第4回研究大会について、理事会及び実行委員会では今般の社会状況の変化に対応して何とか実施すべく検討を重ねてまいりましたが、益々状況が厳しくなる中で、この日程で敢えて行なったとしても、研究大会本来の目的・機能が果たせないとの判断に至り、実質的な延期の措置をとることといたしました。

ご参加や当日のご発表を楽しみにしていただいた方も多数いらっしゃると思い
ますが、事情をご賢察いただき、ご了解いただければ幸いです。延期した大会へ
のご参加を切に願う次第です。

今後の具体的対応は以下のとおりです。

  1. 研究大会の実施について
    延期した研究大会は、10月17日(土)・18日(日)に東京大学で開催いたします。今回(4月)の研究大会プログラムについては、10月の大会を第5回研究大会と位置づけて開催し、第2回学会賞授賞式等を含め原則としてそのまま移行します。ご登壇者のご都合、会場確保等の理由により、ワークショップ構成、時間割等が変更される可能性はあります。また、今回中止した懇親会等の開催についても、改めて検討いたします。一般発表については、4月の会誌(予稿集)発行(J-STAGE オンラインのみの発行となります)をもって第4回研究大会における学会発表として扱います。そして第5回研究大会では、今回の発表者のうち、希望者については優先的に発表枠を設けることを検討します。第4回研究大会の予稿集への掲載を望まない方、第5回研究大会で新たに発表を希望される方についても対応させていただきます。
  2. 第4回研究大会参加費と予稿集掲載の扱い
    すでにお振込みいただいた今回(4月)の参加費は、発表予定者の方を含めてすべて返金いたします。4月の会誌(予稿集)への論文掲載費は徴収いたしません。

2020年3月30日
デジタルアーカイブ学会理事会

以上

「デジタルアーカイブ学会誌」記事の電子付録データ、J-STAGE Data に登載

デジタルアーカイブ学会誌」の記事にある電子附録データが、2020年3月16日にリリースされた J-STAGE Data に登載されました。
J-STAGE Data は研究データ公開の共有プラットフォームとして開発されたもので、海外で広く利用されている研究データリポジトリ「figshare (フィグシェア)」のシステムを利用しています。詳しい説明はこちらになります。
当学会誌は、この J-STAGE Data のパイロット誌として採用され、最近の電子附録データ、たとえば動画スライド写真グラフなどが今回登載されました。過去のデータも順次登載する予定です。
当学会誌に投稿・寄稿される方は是非ご自分のデータを登載することをお勧めします。

第4回研究大会で無料法律相談を実施します

第 4 回研究大会無料法律相談会

デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブ学会第4回研究大会の第1日目(4月25日)に、法制度部会員の有志の弁護士、弁理士による無料法律相談会を開催することになりました。デジタルアーカイブに関連する様々な法律問題についてご相談いただける機会となりますので、是非ご参加ください。

  • 日時: 2020年4月25日 (土) 11:45~18:00
    [1巡目]11:45〜12:15
    [2巡目]12:45〜13:15
    [3巡目]13:45〜14:15
    [4巡目]15:30〜16:00
    [5巡目]16:30〜17:00
    [6巡目]17:30〜18:00
  • 会場: 学術総合センター一橋講堂 2F
    (〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2)
  • 主催: デジタルアーカイブ学会 (法制度部会)
  • 申込方法:
    こちらからお申し込みください。本無料法律相談は、研究大会に参加されるデジタルアーカイブ学会会員を対象にしています。法律相談自体は無料ですが、研究大会への参加には参加費がかかります。
  • 【注意事項】
    • お申込が多数の場合には、ご質問の種類(デジタルアーカイブとの関連度)、回答に要する時間(30分の枠内での対応に適するご相談内容かどうか)などによって選別させていただく場合がございます。
    • 受付結果および時間指定は4月22日を目処にメールにてご案内いたします。
    • 相談時間は30分です。全てのご質問にご回答できない場合がございます。
    • 法律相談は当日限りです。後日のフォローや事件についての受任に関しては相談員と別途協議して決めていただくことになります。
    • ご相談の内容によっては、事前の資料送付や当日の資料持参をお願いする場合がございます。
    • 法律相談は、あくまで相談員個人が弁護士等として回答するものです。デジタルアーカイブ学会が法律相談を受けるものではございません。また、相談員の回答がデジタルアーカイブ学会の見解に該当するものではありません。
    • ご相談内容は、法制度部会内に限定して、事案研究やより良き法制度の検討のために共有させていただく場合がございます。また、事案をわからないように抽象化した形で、ケーススタディとして学会内外で共有させていただく場合もございます。
  • 本件についてのお問い合わせはこちらにお願いいたします。

デジタルアーカイブ学会第2回学会賞の受賞者が決まりました

昨秋から慎重に議論しておりました、デジタルアーカイブ学会第2回学会賞受賞者授賞理由を添えて以下のように公表いたしました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

授賞式

なお、授賞式を以下のように開催いたします。

第4回研究大会開催プログラムの変更 (お知らせ)

第4回研究大会開催プログラムの変更 (お知らせ)

デジタルアーカイブ学会第4回研究大会は、当初の日程通り、4月25~26日に開催いたします。ただし、新型コロナウィルスの感染対策として濃厚接触を減らすため、大会プログラムを以下のように変更します。

1. ポスターセッションを取りやめ、すべて口頭発表に変更します。発表時間は15分(ディスカッション含む)とします。
2. 懇親会は中止いたします。
3. 会場では座席間のスペースを最大限に確保いたします。

その他のプログラムについては大きな変更はなく、参加費等の支払い方法も変更ありません。ただし、今後も開催方法を再検討する可能性がありますので、最新情報はウェブサイトで随時ご確認ください。

皆様の参加をお待ちしております。

デジタルアーカイブ学会理事会

2020/3/6に予定の第 3 回肖像権円卓会議は延期

2020/3/6 に開催予定の第3回肖像権円卓会議は延期となりました

新型コロナウィルス感染の拡大に鑑み、3月6日に開催を予定しておりました、「第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議」は延期となりました。
参加お申込の方にはご迷惑をおかけしますがご理解のほどお願いいたします。

現在2020年4月25日に開催されますデジタルアーカイブ学会研究大会の中で開催することを検討中です。決定しましたらお知らせいたします。

学会ニュース:第 4 回研究大会 (2020/4/25-26) 参加登録開始

第 4 回研究大会 (2020/4/25-26) 参加登録開始

  • 日時: 2020年4月25日 (土)~26日 (日)
  • 会場
    学術総合センター一橋講堂
    (〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2)
  • 参加方法
    • 参加費
      正会員 5,000円、学生会員 2,000円、 賛助会員 5,000円 、非会員 8,000円
    • 懇親会費 5,000円
    • 非会員の方はお申込時点で入会 (2020年度会員) されますと、会員扱いとなります。この際ぜひご入会下さい。
    • 参加登録はこちらからお願いいたします。
  • プログラム
  • 4 月25日 (土)
    • ワークショップ
      1. 自然史・理工系デジタルアーカイブの現状と課題
      2. 8mm 動的映像のもつ資料価値を採掘する: その現状と展望
      3. 「公共文書」の発見
      4. デジタルアーカイブにおける肖像・顔写真
      5. 災害デジタルアーカイブ・災害記録を未来に活かす
      6. アートシーンのデータ流通とコンテンツ活用
      7. 「デジタルアーカイブ」再考
      8. デジタルデータの保存・管理
      9. 地域コンテンツのアーカイブプロジェクト
    • 会長挨拶・学会賞授賞式
    • 企業展示ライトニングセッション (募集中)
    • シンポジウム
    • 懇親会 (会費 5,000円)
  • 4 月26日 (日)
  • 託児所を用意しております。こちらをご覧ください

第 3 回肖像権ガイドライン円卓会議 (2020/3/6)

第3回肖像権ガイドライン円卓会議

  • 趣旨
    デジタルアーカイブ学会の法制度部会では、デジタルアーカイブ機関の現場で解決が迫られている重要課題のひとつである肖像権処理を行うための「民間ガイドライン」の作成に取り組んできた。
    2019年9月には、部会でまとめたガイドライン素案を公開し、多様な観点から検討するための「第1回肖像権ガイドライン円卓会議」を開催して、160人を超える参加者の間で活発な意見交換を行なった。その後も、様々なステークホルダーの参加を得ながらオープンな議論を続け、素案の改善に活かしていく必要があると考え、2020年2月に京都で「第2回円卓会議 in関西」、そして3月には東京で第3回の円卓会議を実施することとなった。
    第3回では、これまでの議論をふまえたガイドラインの改訂版を公表するとともに、法学者や、写真の権利者、デジタルアーカイブの現場担当者らを交えて、ガイドラインを現場で活用するための方策を検討する。さらに、ガイドラインの有効性実証実験に協力可能な関連機関を募る予定である。
  • 主催:デジタルアーカイブ学会法制度部会
  • 日時:2020年3月6日(金)午後6時半~9時
  • 場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館93B教室
  • プログラム
    1. ガイドライン第三次改訂版の報告
      川野智弘法制度部会員(弁護士)
    2. ラウンドテーブル
      <討論者(50音順)>
       井上佐知子(国立国会図書館電子情報部電子情報流通課課長補佐)
       内田朋子(共同通信編集局ニュースセンター校閲部委員)
       大髙崇(日本放送協会放送文化研究所メディア研究部)
       宍戸常寿(東京大学教授)
       数藤雅彦(弁護士)
       瀬尾太一(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
       中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
       橋本阿友子(弁護士)
       原田健一(新潟大学教授)
       福井健策(弁護士・デジタルアーカイブ学会法制度部会長):司会
       宮本聖二(立教大学教授)
       渡邉英徳(東京大学教授)
    3. 実証実験への参加機関公募及び今後の取組について
      福井健策 法制度部会長
  • 参加対象者と申込方法
    • 参加者数:50名~80名程度
    • 参加方法:デジタルアーカイブ学会員は無料、非会員は資料代2000円を当日いただきます
    • こちらからお申込ください。

公開セミナー「ミュージアムとジャパンサーチ―その可能性と課題―」 (2020/2/20)

公開セミナー「ミュージアムとジャパンサーチ―その可能性と課題―」 (2020/2/20)

プログラムに更新があります。こちらをご確認ください。

  • 日時: 2020年2月20日(木)
  • 場所: 東京大学工学部2号館9階93b教室(安田講堂北側。東京都文京区本郷7-3-1)
  • 主催:デジタルアーカイブ学会 (SIG ジャパンサーチ研究会)
  • 後援: 申請中
  • 開催趣旨
    2019年2月に、日本国内のさまざまな文化的コンテンツを横断的に検索できる国の分野横断統合ポータル「ジャパンサーチ(試験版)」が公開され、国立機関のデータベースを中心に運用の検証が進められています。今後、連携するデータベースの増加が望まれるところですが、博物館・美術館等のミュージアムの資料は形態やメタデータの多様さやデジタル化の進捗状況の問題などの理由で、連携を進めるためには多くの課題があります。
    このセミナーは、ジャパンサーチの推進主体と資料及びそのデータを保有するミュージアム、そしてデータの運用を担う開発者との間での情報共有と相互の状況の理解促進を図り、より多くの情報が活用されることをめざして開催するものです。コレクション情報の活用を進めたいが、どこから手をつけたらよいのか悩んでいるミュージアム、データベースは公開しているが、より幅広い連携の手法を探っているミュージアム、データベースの運用を担いながら、今後の展開を模索している企業など、課題をお持ちの方々の積極的なご参加をお待ちしています。
  • プログラム (変更される可能性があります)
    • 13:30 開会、主催者挨拶
    • 知的財産推進計画とジャパンサーチ(内閣府知的財産戦略推進事務局)
    • ジャパンサーチ(試験版)の紹介と実体験(国立国会図書館職員)
    • 最近のオープンデータ政策の動向とデジタルアーカイブ(渡辺智曉 国際大学GLOCOM教授)
    • デジタルアーカイブ運用の制度的課題(田良島 哲 東京国立博物館 特任研究員)
    • デジタルアーカイブ運用の技術的課題(村田良二 国立文化財機構文化財活用センター デジタル資源担当室長)
    • 15:2-~15:30 休憩
    • デジタルアーカイブとその連携に関する研究・実践プロジェクト及びシステム開発企業からのショートプレゼンテーション。プレゼン終了後、ポスターセッション。
    • 全体の質疑応答、意見交換
    • 17:00  閉会
    • 17:30~19:00 情報交換会(会費制)
  • 参加申込み
    • 参加費: 無料
    • こちらからお申込ください。応募多数の場合は締め切ることがあります。情報交換会 (会費4000円) の出欠もご記入ください。
  • インターネットへの接続
    • Eduroam が使用できます。
    • それ以外の方は UTokyo-Guest にお申込ください。
    • PC、タブレットなどをご持参いただければ、国立国会図書館による説明時に、実際にジャパンサーチ(体験版)での検索など、機能をお試しいただくことができます。
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