第 8 回研究大会は石川県金沢市で開催 (2023/11/10~11)

第 8 回研究大会は下記のとおり石川県金沢市で開催の予定です。

(プログラムは今後変更されることがあります)

  • 2023年11月10日 (金)
    • 会場: 石川県立図書館 (石川県金沢市小立野2丁目43-1)
    • プログラム (13:00~)
      • 一般研究発表
      • 企画セッション
      • 企業展示等
      • 交流会
  • 2023年11月11日 (土)
    • 企画セッション (分散会場)10:00~12:00
    • 全体会議
      • 会場: 石川県立音楽堂交流ホール (〒920-0856 石川県金沢市昭和町 20-1)
      • プログラム
        • 基調座談会
        • 学会賞授与式
        • デジタルアーカイブ・エグジビション
  • 2023年11月12日 (日)
    • エクスカーション (オプション)

産業とデータ・コンテンツ部会第 12 回 DA ショートトーク (2023/4/25)

産業とデータ・コンテンツ部会第 12 回 DA ショートトーク (2023/4/25)

  1. 日 時:2023年4月25日(火)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:(調整中)
    • 13:00~「戦争関連資料のデジタルアーカイブ化」水島久光氏 (東海大学教授)
      13:18~「肖像権ガイドラインの点数計算補助ツール」川端秀寿氏・潮見渚氏 (株式会社地平)
      13:36~「著作権法の令和5年改正がデジタルアーカイブに与える影響」数藤雅彦氏(五常総合法律事務所)
      13:54〜 「フォトグラメトリを活用した庭園の3Ⅾデジタルアーカイブ」上野 友輝氏(広島工業大学 環境学部 建築デザイン学科)
      14:12~「ビジネス・アーカイブズの動向と可能性」肥田 康氏 (株式会社堀内カラー アーカイブサポートセンター)
      14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

日本アーカイブズ学会2023年度大会開催 (2023/4/22~23)

日本アーカイブズ学会2023年度大会開催 (2023/4/22~23)

  1. 全体概要
    • 【日程】2023年4月22日(土)~23日 (日)
    • 【開催形式】 ハイブリッド形式(対面・オンライン併用)
    • 【会場】 中央大学多摩キャンパス 3号館
      アクセス情報:https://www.chuo-u.ac.jp/access/tama/
      ●会場へは公共交通機関でお越しください。
      ●周辺にレストラン等はありません。23日(日)の昼食は各自ご用意ください。
    • 【参加登録】対面参加・オンライン参加ともに登録が必要です。登録方法は下記「3 参加登録」をご確認ください。
    • 【参加費】 会員 500 円、非会員 1000 円 ※部分参加でも全日程参加でも同額です。
      <納付方法>
      ・会場でご参加の方は、会場受付にて現金でお支払いください。
      ・オンラインでご参加の方は下記のとおり請求しますので、指定の口座にお振り込みください。
      会員:5月に 2023 年度会費請求書を送付しますので、会費納付の際に合わせてお振り込みください。
      非会員:参加登録をされた方にメールで参加費の請求書を送付しますので、メール到着後2週間以内にお振り込みください。
      ※振込手数料はご負担ください。
    • 【総会について(会員のみ)】
      日本アーカイブズ学会会員(正会員・賛助会員)の方には、総会の詳細について4月上旬頃別途ご案内申し上げます。
  2. 大会講演会・自由論題研究発表会・企画研究会の概要 (※タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。)
    1. 大会講演会 4月22日(土)15:15~16:30 《3115教室》
      タイトル:「日本のアーカイブズ保存論」
      講演者:青木睦(国文学研究資料館 准教授)
    2. 自由論題研究発表会 4月23日(日)10:00~12:20 (10:00~10:05は注意等)
      【第1セッション】《3354教室》

      • 田口一博「地方議会資料における会議録の意味とアーカイブズ学との関係」
      • 堀内暢行「電子記録管理における電子メール特殊性―電子帳簿保存法への対応を事例として」
      • 橋本陽「AI vs HI:日本のアーカイブズの実務にAIを導入するための前提を考える」
      • 淺野真知「診療録(カルテ)の情報開示をめぐる諸問題―情報開示請求の事例から考察する―」

      【第2セッション】《3353教室》

      • 池永禎子「国立療養所大島青松園社会交流会館蔵「林記念文庫」に関する考察―アーカイブズ学の視点から―」
      • 林美帆・除本理史「岡山・水島の公害資料館開設におけるアーカイブズの活用事例」
      • 齋藤歩「1980年代米国の「建築図面アドバイザリー・グループADAG」における国・地域と専門領域の交わり―欧州またはアーカイバル・コミュニティからの参加者に注目した議事録分析」
      • 香村由佳「近現代建築物に関する記録の管理と記述について―旧朝香宮邸を事例として―」
    3. 大会企画研究会 4月23日(日)13:30~17:00 《3115教室》
      テーマ:「アーカイブズ編成・記述の現在―国際的動向を背景に―」
      スピーカー:

      • 清水邦俊(国士館史資料室)「民間史料における編成と記述の再確認―整理現場の視点から―」
      • 千代田裕子(東京大学文書館)「東京大学文書館におけるシリーズ・システム導入の試み―現状と課題について」
      • 元ナミ(東京大学文書館)「アーカイブズ記述の新標準:Records in Contexts(RiC)をめぐる最新動向と今後の展望」
      • 論点整理: 坂口貴弘(創価大学)

      参考文献(URLはいずれも2023-03-12最終確認):
      独立行政法人国立公文書館(訳)「ISAD(G):国際標準アーカイブズ記述 第2版」、2022年、https://www.archives.go.jp/about/report/pdf/ISAD(G)2nd.pdf
      森本祥子「新たな資料編成・記述方法の導入を目指して 第1部:東京大学文書館における編成記述の現状と課題」『東京大学文書館紀要』 第39号、2021年、1-9頁。 https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400157791.pdf
      寺澤正直「アーカイブズ記述の国際標準に関する近年の動き」『アーカイブズ学研究』 No.25、2016年、79-90頁。

  3. 参加登録
    下記Googleフォームからご登録ください。
    https://forms.gle/c5Yj8F5NQwh7jwh79
    *ご登録は、2023年4月21日(金)までにお願いいたします。
    *フォームの「送信」後、フォームに記入した内容がメールに返送された時点で、参加登録は完了します。
    *もし「送信」後しばらくしてもフォーム記入内容を含むメールが届かない場合は、お手数ですが大会登録関係専用アカウントjsaskenkyu2023★gmail.com(★を@に変更してください)までご一報ください。
  4. 【問い合わせ先】
    日本アーカイブズ学会事務局
    E-mail:office★jsas.info(★を@に変更してください)

東京大学基金が「戦災・災害のデジタルアーカイブ基金」募集開始

東京大学基金が「戦災・災害のデジタルアーカイブ基金」募集開始

ご支援のお願い

ロシアによるウクライナ侵攻,毎年のように起きる激甚災害など,現代は「災い」の多発する時代です。しかしながら「災いの記憶」は,時間の経過とともに上書きされ,忘却されていきます。
「災いの記憶」と,その経験を次世代に活かすためには,被災者の記憶を社会全体で共有し,引き継いでいく必要があります。しかし,そうした個人の貴重な記憶は,老い・死によっていずれ失われていきます。
「個人の記憶」を共有し,「社会全体の記憶」として残していくために,これまでの災害,そして来たるべき災害の記憶を保存・記録していく仕組みづくりが求められています。「デジタルアーカイブ」は,こうした記憶を保存・共有し,未来に継承する基盤として重要なものです。
渡邉英徳研究室では,広島・長崎原爆,あるいはウクライナ戦争,東日本大震災などをテーマとした「デジタルアーカイブズ・シリーズ」を2010年代から開発・運用してきました。しかし,こうしたアーカイブは,主に年限付きの研究費で開発・運用されており,持続性に不安があります。また,バーチャルリアリティ・人工知能などの先端技術を取り入れ,より使いやすいアーカイブ・システムを開発し,多くの人々の協力のもと成長させていくためには,財源となる寄付金が必要です。
本寄付金によって「デジタルアーカイブ」を構築し,「災いの記憶」を世界に発信することにより,「過去から学び・未来に活かす」モティベーションを社会に作り出します。そして,学生をはじめとした若い世代の参画により,持続可能性の高い活動を実現します。
戦災・災害に立ち向かう,平和で力強い世界の実現に向けて,一人でも多くの皆様に本プロジェクトへのご支援とご協力を賜りたく,よろしくお願い申し上げます。

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
教授 渡邉英徳

産業とデータ・コンテンツ部会第 11 回 DA ショートトーク (2023/3/24)

産業とデータ・コンテンツ部会第 11 回 DA ショートトーク (2023/2/24)

  1. 日 時:2023年3月24日(金)13:00~15:00
  2. 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
  3. プログラム (予定)
    • 司会:柴野京子氏(上智大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)
      (発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)
    • 13:00~「デジタルアーカイブとAR技術」谷川 智洋氏 (東京大学次世代人工知能科学研究センター)
    • 13:18~「「デジタルアーカイブ概論」の刊行とその活用について」福島幸宏氏 (慶應義塾大学 文学部 准教授 / 東京大学 大学院情報学環 客員准教授)
    • 13:36~「改正博物館法および博物館 DX の推進に関する基本的な考え方」太下義之氏(文化政策研究者/同志社大学経済学部教授)
    • 13:54〜 「AIによる翻訳・通訳」隅田英一郎氏(情報通信研究機構フェロー)
    • 14:12~「凡人に出来るゲームアーカイブと、その先の壁」松田 真氏 (一般社団法人ゲーム寄贈協会 代表理事 松田特許事務所 代表弁理士)
    • 14:30~ 総合討論・意見交換
  4. 参加について
    • 対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
    • 参加費:無料
    • 申し込み:こちらから

本学会会長吉見俊哉教授 最終講義 (2023/3/19) のご案内

吉見俊哉教授 最終講義 (2023/3/19)

・講義タイトル:『東大紛争-1968-69』

・日時:2023年3月19日(日)午前 10時30分~(予定)
・主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
・開催形式:オンライン開催(事前登録制、会場での聴講はありません)
*オンライン配信のURLは、開催前日の3月18日(土)にお知らせ予定です。
*期間限定アーカイブ配信予定(3月31日まで)、日英版あり。
・事前登録:こちらよりお願いいたします。(3月10日まで)

日本学術会議法改正法案に関するご報告 (2023/3/8)

         日本学術会議法改正法案に関するご報告          

                           日本学術会議事務局

 平素より大変お世話になっております。
 政府提出法案の今国会への提出期限は慣例により3月中旬が締切りとなってい
るところですが、本日の参議院議院運営委員会理事会において、政府側より、日
本学術会議法の一部を改正する法律案について、関係方面との調整等に時間を要
していることから閣議決定に至っておらず、所管官庁において調整に努力をして
まいる旨の報告があったとのことです(衆議院に対しても近々同様の説明が行わ
れる見込みです)。
 現時点では、当該法律案の国会提出時期の目途は明らかになっておりません。

 以上、お知らせいたします。

「ジャパンサーチで地域のコンテンツをつなぎ、人をつなぐ」(2023/3/24)

地域アーカイブ関連イベント「ジャパンサーチで地域のコンテンツをつなぎ、人をつなぐ」(2023/3/24)

ジャパンサーチを通して、デジタルアーカイブが相互に連携することで、異なる分野・地域のひと同士の結び付きや、コミュニティ間のコンテンツ交流が生まれます。
本イベントでは、ジャパンサーチの連携機関やこれからデジタルアーカイブを構築する自治体から、ジャパンサーチを使った地域資源の連携や活用に関する取組をご紹介いただきます。
地域アーカイブの関係者や地域アーカイブに関心のある方のご参加をお待ちしております。

■日時 2023年3月24日(金)14:00〜15:45
■主催 国立国会図書館
■開催方法 オンライン開催(Zoom Webinarを使用)
■定員 200名程度
■参加費 無料
■申込方法・期限
こちらのリンク先より、Zoomの事前登録を行ってください。
★申込の〆切は、3月23日(木)18:00まで
※事前登録フォームでは、登壇者へのご質問を募集しています。地域アーカイブについて気になること、知りたいことなど、お気軽にご入力ください。

■プログラム
【事例報告】 14:00~15:15

  • 「なんじょうデジタルアーカイブ」(沖縄県南城市) 田村卓也(南城市教育委員会デジタルアーカイブ専門員)
  • 高知県佐川町におけるジャパンサーチ活用事例 大道剛(地域学習コーディネーター)森木貴子(佐川町教育研究所教育指導員)
  • 「デジタルアーカイブ福井」(福井県)長野栄俊(福井県文書館主任司書)

【質疑応答・ディスカッション】 15:15~15:45

インターネット・アーカイブ 日本向けウェビナー (2023/3/25)

インターネット・アーカイブ 日本向けウェビナー (2023/3/25)

  • 主催:インターネット・アーカイブ
  • 日時:2023年3月25日(土)10:00~11:00(日本時間)
  • 登壇者:
    • ブリュースター・ケール (インターネット・アーカイブ創立者)
    • トム・ガリー (東京大学教授)
    • ケネス・ウィルバーン(イーストカロライナ大学名誉准教授)
    • 萩野正昭(ボイジャー創業者)
  • 日本語字幕、通訳あり
  • 申込方法 申込ページ内の reserved a spot ボタンからお申し込みください。
  • 主催者からのメッセージ
    2023年3月3日インターネット・アーカイブから日本のみなさまへ
    オンラインイベントへどうぞ

    四半世紀以上にわたり、インターネット・アーカイブは、インターネットサイトやその他の文化的成果物のデジタルライブラリを構築してきました。従来の本の図書館のように、私たちは研究者、歴史家、学者、印刷物への障害を持つ人々、そして一般の人々に無料でアクセスできるようにしています。独立した非営利企業としてインターネット・アーカイブの使命は、すべての知識へのユニバーサルアクセスを提供することであり、世界中からのユーザーとサポーターを歓迎します。

    コンピューター科学者であるブリュースター・ケールは、若い時からずっとデジタル時代の「すべてのライブラリ」を構築することを夢見ていました。ライブラリ、つまり「アーカイブ」は、人類のすべての出版物が含まれ、時代を超えて進化し、成長し続け、世界中の誰にも100%無料で提供されるものです。このデジタルライブラリの夢は1996年に実現しました。それは非営利団体として成立し、インターネット・アーカイブと名付けられました。あらゆる人へ「すべての知識へのユニバーサルアクセス」を提供することを使命としています。今日、インターネット・アーカイブは世界最大のデジタルレポジトリの一つとなり、以下を含む大規模で包括的なオンラインライブラリを維持しています。

    ・7,350億のWebページ
    ・4,100万のテキストコレクション(書籍、ドキュメント、雑誌など)
    ・1,470万件の音声録音(8,300バンドによる24万件のライブコンサートを含む)
    ・700万の映像(クローズドキャプション検索で利用できる240万ニュース番組を含む)
    ・440万枚の画像
    ・1,600の教育アイテム
    ・89万件のソフトウェアタイトル(その多くはエミュレート可能)

    インターネット・アーカイブは、日本のサポーターと友人のための最初のウェビナー(Web+Seminar)を計画し、みなさまをご招待いたします。このオンラインイベントでは、アーカイブの創設者であるブリュースター・ケールが私たちの使命について説明し、インターネット・アーカイブのスタッフが私たちの膨大で多様なコレクションを紹介します。そして、日本の友人たちが関連するエキサイティングなプロジェクトを紹介します。

    これは、アーカイブについてさらに学び、日本の他のアーカイブサポーターやユーザーと出会い、インターネット・アーカイブをさらに活用し、支援する方法を考えるまたとない機会です。お会いできることを楽しみにしています!

研究会「地域から発掘されるフィルム」 〜どう見つけ、確認し、デジタル化、共有、保管するか〜 (2023/3/17)

研究会「地域から発掘されるフィルム」 〜どう見つけ、確認し、デジタル化、共有、保管するか〜 (2023/3/17)

■主催:デジタルアーカイブ部会 地域アーカイブ部会
■とき:2023年3月17日 (金) 18:00~20:00
■場所:オンライン
■申し込みはこちらから

■登壇者:東海大学教授 水島久光、沖縄アーカイブ研究所 真喜屋力、聖学院高校 佐藤佑哉、聖学院高校教諭 大川功、ほか
進行・担当:宮本聖二 (地域アーカイブ部会部会長)

■研究会概要
昨年、戦前の地方(福島・会津と北海道札幌)の様々な姿を記録したフィルムが相次いで発見されました。
会津のフィルムは、東京北区の聖学院高校の生徒と先生が東京からの疎開学童の調査に会津美里町に赴いた時に、現地の元写真館のお宅から寄贈されました。
1937年の日中戦争から1944年までが映像に記録されていました。
一方、北海道の映像は、沖縄アーカイブ研究所にオークションで入手した方から持ち込まれたものです。これも1930年代から40年にかけての映像でした。
将兵たちが戦場に向かうあるいは帰還してきた様子、三国同盟締結を祝うパレード、シンガポール陥落の祝賀行事、ドイツのヒトラーユーゲントの若者たちなどの他、隣組の運動会、結婚式、祭りなどもありました。
撮影者が意図しないにも関わらず、どの映像も戦争の影がくっきり浮かびあがるものでした。
[デジタイズの壁]
一方、これらのフィルムは出てきたところで内容を確認することが容易ではありませんでした。8ミリもあれば、9.5ミリフィルムもあり、それらのデジタル化を一体誰がどこで行うのかの壁にすぐに突き当たったのです。
北海道のフィルムは沖縄アーカイブ研究所がデジタイズし、会津のフィルムはNHKとデータを共有することでNHKがデジタイズをしたのでした。
[共有と保管]
発見されたのちなんとかデジタイズもできたとしても、そのあとはその映像の共有をどうするかが課題になります。沖縄アーカイブ研究所では、入手してデジタイズした映像はそのサイトで公開しています。
会津のフィルムは、まだ内容が確認出ていないものもある上に、デジタイズした映像データのDA化、さらにフィルムをどこがどう保管するのかも不透明です。

戦前、アマチュアでフィルム撮影(パテベビー・9,5ミリ)を趣味にしていたひとは、10万人はいたのではないかと考えられます。まだ多くのフィルムが眠っていることでしょう。一方で、中身が確認できないと捨てられるものも数多くあるはずです。

■研究会の進め方
会津と北海道で発掘されたフィルムを事例に、地域からどのように発掘するのか、デジタル化をどのように進めるのか、その主体は誰・どんな組織であるべきか、共有するために何が求められるのか、などを議論して、できることと課題を浮き彫りにします。
学会メンバーの皆さんの参加をお待ちします。

研究会では、映像をまず見ていただいた上で、登壇者の方々の報告と意見交換ののち、参加者の方々も議論に参加いただく形で進めます。

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