「学会ニュース」カテゴリーアーカイブ

会員ウェブ懇談会開催 (2021/7/13)

デジタルアーカイブ学会会員各位

会員の皆様には日ごろ学会の発展のためご協力いただきありがとうございます。
2021年の通常総会は昨年同様、メールによる通信総会を実施いたしましたが、こ
れに合わせて広く学会員のご意見を伺うため下記の日程でウェブによる会員懇談
会を実施したいと思います。
吉見会長他、理事多数が出席して皆様と懇談いたします。

●日時: 2021年7月13日 (火) 10:00~12:00
●方法: Zoomを用いたウェブ懇談会

つきましては、参加ご希望の方はこちらからお申込み下さい。定員は80名とさせ
ていただきます。

日頃学会に対してお持ちのご要望、ご意見を発言・議論できる貴重な機会ですの
で奮ってご参加ください。お待ちしております。

参加を申し込まれた方には後ほどアクセス方法を連絡いたします。
よろしくお願いいたします。

デジタルアーカイブ学会事務局

第6回研究大会企画セッション公募 (2021/7/16 締切)

第6回研究大会企画セッションを公募

デジタルアーカイブ学会第 6 回研究大会 第2部 in 仙台を次の予定で開催いたします。

日時:2021年10月15日 (金)~16日 (土)
会場:東北大学災害科学国際研究所 (〒980-8572 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)

第2部の仙台大会については、2件ののワークショップ (企画セッション) を開催させていただきたいと存じます。

●日時:10月16日9時30分〜12時00分(2時間半) (予定)
●申込資格:会員
●会議形式:研究発表、シンポジウムなど形式は自由
●会場:東北大学災害科学国際研究所
●聴講人数制限:最大聴講数20〜30人程度(感染拡大防止の観点から会場の50%制限)
●備考:基本は,現地開催となります。オンライン配信などを企画される方は、申込者が準備等をお願いします。インターネット回線等は、事務局が準備させていただきます。
●原稿提出:予稿集にはワークショップ(企画セッション)概要のみ掲載。
開催後に運営責任者は報告(2ページ)を必ず提出すること。
報告は後日のデジタルアーカイブ学会誌に掲載する予定。
●締切:7月16日 (金)
●申込:こちらからお申込ください

頂いたお申込について研究大会実行委員会で審査の上、7月末に採否を通知します.奮ってご応募をお願いいたします.

第 6 回研究大会実行委員会
委員長 今村文彦

デジタルアーカイブ学会2021年度通常総会 (通信総会) 議決権行使受付開始 (2021/6/25締切)

デジタルアーカイブ学会2021年度通常総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2021年6月14日
デジタルアーカイブ学会会長
吉見 俊哉

デジタルアーカイブ学会規約第19条~21条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、件名を「2021年度通常総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2021年6月25日 (金) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

【決議事項】
第1号議案  2020年度財務諸表等の承認
1-1.2020年度事業報告 [資料-1
1-2.2020年度財務諸表等 [資料-2
1-3.2020年度監査報告書 [資料-3

第2号議案  顧問の選任
当学会の顧問に御厨貴氏 (東京大学名誉教授) を選任する。


なお、該当規約は次のとおりです。

  • 第6章:総会
    • 第19条:会長は年に1回通常総会を招集する。また会長が必要と認める時は、いつでも臨時総会を招集することができる。
    • 第20条:総会は次の事項について審議し、決議する。
      • 本規約の変更
      • 事業報告と収支決算の承認
      • 役員の選任および解任
      • その他重要な事項
    • 第21条:総会の決議は、出席会員の過半数で決定する。

第 9 回定例研究会 (2021/6/24)

デジタルアーカイブ学会 第9回定例研究会
デジタルアーカイブを議論するための基盤形成に向けて

デジタルアーカイブ学会では、学会員等の研究成果の発表と会員間の交流・意見
交換を目的とした定例研究会を開催しています。今回は、第6回研究大会におい
て永崎研宣氏が行った報告「デジタルアーカイブの内実はどう表現されるべき
か?:DAに関する議論の基盤構築に向けて」を出発点に、デジタルアーカイブの
議論の基盤をどのように形成していくか、特にデジタルヒューマニティーズでの
経験を踏まえながら、デジタルアーカイブの学としての確立に必要なことは何
か、について検討を行います。

  • 日時:2021年6月24日(木)  18:30~20:00
  • 開催方法:遠隔開催(Zoom利用)(6月21日(月)23:59までにお申し込み下さい)
  • プログラム:
    • 18:30~18:40  学会活動近況報告(10分)
    • 18:40~19:00  報告:永崎研宣:人文情報学研究所(20分)
    • 19:00~19:10  コメント:岡田一祐:北海学園大学(10分)
    • 19:10~19:20  コメント:西川 開:筑波大学(10分)
    • 19:20~20:00  討論:大向一輝:東京大学(司会)(40分)
  • 参加方法:
    • デジタルアーカイブ学会会員(参加費無料)
      こちらからお申し込みください:返信で参加案内をお送りします
    • デジタルアーカイブ学会会員以外の方(参加費1,000円)
      こちらからお申し込みください:メールにて振込先等をご案内します
  • 登壇者
    • 永崎 研宣:文化資料のデジタル化と応用についての研究・支援活動を長年にわたって行う
    • 岡田 一祐:日本語学・文献学の立場からデジタル空間への発言を続ける
    • 西川 開:研究テーマは知識コモンズ、学術情報流通、科学計量学、科学技術政策
    • 大向 一輝:オープンデータ、オープンサイエンス、デジタルヒューマニティーズに関する研究開発

※参考
永崎 研宣, [52] デジタルアーカイブの内実はどう表現されるべきか?:DAに関する議論の基盤構築に向けて, デジタルアーカイブ学会誌, 2021, 5 巻, s1号, p. s86-s89. https://doi.org/10.24506/jsda.5.s1_s86

デジタルアーカイブ学会「肖像権ガイドライン」正式公開 (2019/4/19)

デジタルアーカイブ学会は、法制度部会でまとめた「肖像権ガイドライン」を
2021年4月19日に正式承認し、公表しました。
digitalarchivejapan.org/bukai/legal/shozoken-guideline

「肖像権ガイドライン」の目的は次のとおりです。

肖像権ガイドラインについて

デジタルアーカイブ機関が、デジタルアーカイブを整備してその利用を促進する
にあたり、「権利の壁」として立ちはだかるものとして、著作権などと共に、い
わゆる肖像権が挙げられます。
肖像権は、著作権のように法律上明文化された権利ではなく、裁判例で認められ
た権利です。そのため、権利の対象や保護の射程などのはっきりした規定はな
く、すべて解釈に委ねられています。拠りどころの1つとなる最高裁の判決は、
法廷での写真撮影に関していくつかの要素を「総合考慮」して、写真撮影および
その公表により、本人の「人格的利益の侵害が社会生活上受忍の限度を超える」
ものかどうかを検討して撮影・公表の適法性を判断しています。
しかしながら、大量のコンテンツを扱うデジタルアーカイブ機関の現場では、
「総合考慮」という基準のみで公表の是非を判断するのは現実的ではありませ
ん。このような状況下では、本来デジタルアーカイブに保存され、活用されるべ
き多くのコンテンツが、肖像権の判断ができないという理由で死蔵化あるいは消
滅する危機に直面していると言っても過言ではありません。
デジタルアーカイブ学会法制度部会では、これまでもデジタルアーカイブの基本
法制の実現に向け活動してきましたが、これと並行して、デジタルアーカイブ機
関の現場担当者が肖像権処理を行うための拠りどころとなるようなガイドライン
を提案すべく、何度も検討を重ねてきました。
2019年には第1回「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつ
くる」を開催し、議論と意見交換の叩き台としてガイドライン案の第1版を公開
しました。2020年には第2回、第3回の肖像権ガイドライン円卓会議を開催し、ガ
イドライン案を順次改訂してきました。さらに、デジタルアーカイブ機関等にお
いて実証実験を行い、その結果をデジタルアーカイブ学会の研究大会ワーク
ショップで発表しました。
法制度部会では、以上の検討をふまえ、2021年1月にガイドライン案の「法制度
部会版ver.4」を公表し、パブリックコメント手続を実施しました。当学会は、
パブリックコメント手続で寄せられた意見や、その他の公開イベント、シンポジ
ウム等で得られた意見等をふまえ、ガイドラインの改訂を行い、ここにガイドラ
インの当学会公認版を公表します。
本ガイドラインは、権利者と利用者間の合意などに基づくガイドラインとは異な
り、肖像権という法的問題に向き合うための考え方のモデルをデジタルアーカイ
ブ学会が示し、デジタルアーカイブ機関における自主的なガイドライン作りの参
考・下敷きにして頂くことを目的としたものです。
各デジタルアーカイブ機関においては、本ガイドラインの考え方を参考に、肖像
が写ったコンテンツの公開方針を定めていただければ幸いです。
なお、本ガイドラインの記載のうち、肖像権という法的問題への考え方について
は、必ずしもデジタルアーカイブ機関だけに限定されない部分もあることから、
例えばメディアや、研究・教育、映像等の各種機関(営利・非営利を問いませ
ん)においても、本ガイドラインの考え方を参考に、自主的なガイドラインを策
定することは大いに考えられるところです。

2021 年4月19日
デジタルアーカイブ学会

2020 年度第 1 回臨時総会議決権行使結果報告

2020 年度第1回臨時総会 (議決権行使)

2021年3月31日

デジタルアーカイブ学会規約第17 条~19 条に従って会員の議決権行使をお願した結果、下記の結果となった。

  1. 実施期間: 2021/3/15~ 2021/3/29
  2. 対象会員数 (2021/3/15現在) (2021年度会員で理事会で入会承認されたものも含む)
    正会員 526 名、学生会員 40名、賛助会員 56名
    合計 622名
  3. 議決権行使数 フォーム利用 214名、メール利用  7 件合計 221 件から重複 10 件を除き、有効 211 件。なお期日までに議決権行使しなかった会員 411 名については各議案について賛成とみなした。
  4. 決議事項

第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2
議決結果
承認 620 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 1
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。
議決結果
承認 621 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 2
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]
議決結果
承認 619 (議決権非行使会員数411名を含む) 非承認 3
第1号議案の承認数は、行使された議決権の過半数を上回り、承認された。

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受賞者が決まりました

昨秋から慎重に議論しておりました、デジタルアーカイブ学会第 3 回学会賞の受
賞者を授賞理由を添えて以下のように公表いたしました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

授賞式

なお、授賞式を以下のように開催いたします。

2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

下記のとおり、2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使を実施します

デジタルアーカイブ学会2020年度第 1 回臨時総会 (通信総会) 議決権行使お願い

2021 年 3 月 15 日
デジタルアーカイブ学会会長
長尾 真

デジタルアーカイブ学会規約第17条~19条に従って会員の議決権行使をお願いいたします。

「決議事項」につき、ウェブでの議決を取ることといたします。下記【決議事項】資料をご覧の上、メールに記載されている議決権行使サイトより承認・非承認をご入力ください。ウェブでの入力が困難な場合は、電子メールの利用も認めることとします (事務局宛、件名を「2020年度第1回臨時総会議決権行使」とし、会員種別、氏名と議案についての賛否の記載をお願いいたします)。この議決権行使の締め切りは2021年3月29日 (月) 24時といたします (メールは同時刻までに到着したものを有効とします)。また前記期日までに議決権行使をされなかった会員については各議案について賛成とさせていただきます。

【決議事項】
第1号議案  2021年度計画等の承認
1-1.2021年度事業計画書 [資料-1
1-2.2021年度収支予算書 [資料-2

第2号議案  第3期役員選任 [資料-3

第3号議案  名誉会長・顧問選任
第2号議案の役員の承認にともない交代される現長尾真会長を名誉会長および顧問に選任する。

第4号議案  学会規約改正 [資料-4](変更点は赤字で示しています。解説資料も参照してください)[解説資料]

デジタルアーカイブに関する無料法律相談会 (会員向け)

デジタルアーカイブに関する無料法律相談会 (会員向け) 受付

デジタルアーカイブ学会法制度部会では、デジタルアーカイブに関するオンライ
ンでの無料法律相談会を実施していくことになりました。デジタルアーカイブに
関連する様々な法律問題についてご相談いただける機会となりますので、是非ご
参加ください。

  • 募集期間:2021 年 3 月 8 日 (月) から同年 6 月 7 日 (月) まで
  • 実施日時:相談者と調整のうえで決定
  • 実施方法: Zoomを用いたオンラインによる相談
  • 主 催: デジタルアーカイブ学会 (法制度部会)
  • 申込方法:
    本無料法律相談は、デジタルアーカイブ学会会員を対象にしています。
    申込にあたっては、こちらからお申し込みください。

【注意事項】
※応募者多数の場合には抽選となる場合がございます。
※お申込みから1週間を目処にメールにて担当者からご連絡いたします。
※相談時間は60分です。全てのご質問にご回答できない場合がございます。
※法律相談は当日限りです。後日のフォローや事件についての受任に関しては相
談員と別途協議して決めていただくことになります。
※ご相談の内容によっては、事前の資料送付や当日の資料持参をお願いする場合
がございます。
※法律相談は、あくまで相談員個人が弁護士等として回答するものです。デジタ
ルアーカイブ学会が法律相談を受けるものではございません。また、相談員の回
答がデジタルアーカイブ学会の見解に該当するものではありません。
※ご相談内容は、法制度部会内に限定して、事案研究やより良き法制度の検討の
ために共有させていただく場合がございます。また、事案をわからないように抽
象化した形で、ケーススタディとして学会内外で共有させていただく場合もござ
います。