「関連イベント」カテゴリーアーカイブ

8/9.5/16ミリフィルムに記録されたダンス映像を探しています。(締切 2023/9/30)

8/9.5/16ミリフィルムに記録されたダンス映像を探しています。(締切 2023/9/30)
https://x.com/dance_archive/status/1696942920010707374?s=20

NPO法人ダンスアーカイヴ構想は、2023年度EPAD事業の一環として、ダンス映像の調査・収集に取り組んでいます。8ミリフィルム、9.5ミリフィルム、16ミリフィルムに記録されたモダンダンス、舞踏の映像についての情報をお寄せ下さい。

1920年代、日本ではモダンダンスと9.5ミリフィルム撮影カメラがほぼ同時期に西洋から導入され、普及が始まりました。その当初から映像作家やカメラ愛好家達が好んで被写体としたのは舞踊家でした。やはり同時期に刊行を始めた雑誌アサヒグラフには、舞踊家を招いた撮影会の広告が頻繁に掲載されています。プロアマを含めた、小型映画制作の歴史は、16ミリ、8ミリ、ビデオテープなどのメディアの変遷を経て現在に繋がっています。デジタル技術の進展の一方で、このような映像メディアは消滅の危機に瀕しています。本プロジェクトは、フィルムに記録されたダンス映像の収集を広く呼びかけることで、貴重な文化資産の発掘、保存に貢献することを目指しています。

  • 調査収集対象
    9.5ミリフィルム、8ミリフィルム、16ミリフィルムに記録されたモダンダンス、舞踏の映像
  • 募集受付
    2023年9月30日まで
  • 応募方法
    info@dance-archive.net まで、お名前、ご連絡先とお手元のフィルムについてわかる範囲の情報をメールでお寄せ下さい。内容が不明の場合でもお預かりして調査することが可能です。

EPADとは

2020年より新型コロナウイルス感染症による舞台芸術業界の危機に対して、文化庁の文化芸術収益力強化事業を受託して活動を開始しました。2023年に一般社団法人EPADとして法人化。設立当初より「芸術文化と共に生きる」を理念にデジタルアーカイヴを作り手と観客を繋ぐ重要な存在と捉え、全国に散逸する舞台に関わる様々な映像や記録(戯曲や過去に舞台美術家が手がけた作品の資料、ポスターなど)の収集とデジタルアーカイヴ化に着手しました。また、インターネット配信のための権利処理支援や新技術による収録支援など映像利活用のための様々なサポートも同時に行っています。

主催:一般社団法人EPAD
助成 : 文化庁文化芸術振興費補助金 (統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2) )    独立行政法人日本芸術文化振興会 

協力団体 : NPO法人ダンスアーカイヴ構想
調査協力 : NPO法人アート&ソサイエティ研究センター

関東大震災の建築アーカイブズ 資料をつなぐ(2023/9/27)

関東大震災の建築アーカイブズ 資料をつなぐ (2023/9/27)

  • 主催:清水建設株式会社技術研究所
  • 特別協力:国立映画アーカイブ・早稲田大学創造理工学部建築学科
  • 内容
  • 講演会の部(現地参加+オンライン)午後1時から3時まで
    • 「清⽔組による建物被害調査報告」 平井 直樹 清水建設技術研究所 研究員
    • 「関東⼤震災と内藤多仲」 早部 安弘 早稲田大学 教授
    • 「ウェブサイト 『関東⼤震災映像デジタルアーカイブ』について」 とちぎ あきら 国立映画アーカイブ 客員研究員
    • パネルディスカッション 「震災資料から組織を超えたアーカイブズ連携を考える」
    • ファシリテーター:藤本 貴子 法政大学 教務助手 (認証アーキビスト)
    • パネリスト: 小岩 正樹 早稲田大学 准教授  とちぎ あきら 国立映画アーカイブ 客員研究員
  • 展示の部(現地のみ)午後3時から4時まで
    • 早稲田大学 資料展示 監修:藤井 由理 早稲田大学 教授
    • 国立映画アーカイブ 「関東大震災映像デジタルアーカイブ」
    • 立教学院展示館 パネル展示 「関東大震災と立教学院」
    • 清水建設 「関東大震災デジタルアーカイブ」

「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール-未来へつなげる-」の申込受付が開始されました (締切 2023/12/1)

「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール-未来へつなげる-」の申込受付が開始されました (締切 2023/12/1)

2023年は関東大震災から100年の経過を迎える年です。
様々な災害が繰り返し深刻な被害をもたらす日本では、日々風化してしまう災害の記憶・記録をいかに継承し、日常の中で防災意識を喚起すべきかが問われています。
一方、各地の災害記録を伝える資料はデジタルアーカイブ化されつつあり、防災教育への活用が期待されています。
しかしながら、その存在は周知されておらず、利活用が進展していません。
このような環境の中、各地のデジタル地域資料や電子書籍コンテンツなどを組み合わせた、新しい防災学習のあり方への検討が、今求められています。
本コンクールは、災害に関するデジタル資料やその教育活用事例の周知を図り、防災教育・学習におけるデジタル資料の活用を促進することを目的として開催します。

■部門・募集作品(両部門とも個人参加・チーム参加どちらでもOKです)

  1. 防災教材部門
    • 内容 学習の目的、学習活動・内容、発問、予想する学習者の変化や成果、使用資料など。
    • 方法 デジタル資料を活用した教材 様式… 自由。A4サイズ PDF1~10枚程度。
    • 対象 小・中・高校の教員、教育委員会職員、自治体文化財課などの職員、学芸員、学校司書・司書教諭・公共図書館司書、教職課程を履修する大学生・大学院生など
  2. 探究学習部門
    • 内容 学習背景・動機、調査内容と結果・関連研究のまとめ、立てた問い、自身の探究手法や探究の視点・切り口、わかったことや考えたこと、まとめなど。
    • 方法 ジャパンサーチのマイギャラリーを活用した教材…
      マイギャラリーで作成した探究学習の成果物データをエクスポートし、JSON形式で提出。
    • 対象 小学生・中学生・高校生

■応募期間 令和5年9月1日(金)~令和5年12月1 日(金)
■応募方法 申し込みフォームに必要事項を記入し、応募作品(防災教材部門はPDF形式/探究学習部門はJSON形式)を添付してフォームにて送付。
https://wtmla-adeac-r.com/news-1-1-1-3/qewY3PYe

■賞・副賞

  • 最優秀賞 各部門1点(探究学習部門は校種ごと)
  • 優秀賞 各部門 数点を防災教材部門・探究学習部門それぞれに授賞(探究学習部門は校種ごと)。
  • 入賞者に副賞として、賞状および最優秀賞3万円分・優秀賞1万円分の商品券/図書券等を進呈。

(中略)

[協力] デジタルアーカイブ学会 SIG ジャパンサーチ研究会、他

デジタルアーカイブフェス2023―デジタルアーカイブで地域の価値を再発見する―(2023/8/25)

デジタルアーカイブフェス2023―デジタルアーカイブで地域の価値を再発見する―(2023/8/25)

地域アーカイブは、地域の価値を再発見し、地域振興につながっていく可能性を秘めています。本イベントでは、地域アーカイブの可能性をテーマにしたパネルディスカッションや地域アーカイブ機関とジャパンサーチとの連携事例報告等を行います。また、ジャパンサーチの連携機関や活用者を顕彰するデジタルアーカイブジャパン・アワード2023の発表も行います。
デジタルアーカイブによる地域振興に資する情報や知見の共有を図り、デジタルアーカイブの利活用の輪を一層広げるため、アーカイブ機関の関係者だけでなく、地方自治体関係者やデジタルアーカイブの活用を考えている皆さまもぜひご参加ください。

■日時
2023年8月25日(金)10:00~16:30

■主催
内閣府知的財産戦略推進事務局及び国立国会図書館(共催)

■開催方法
オンライン開催(Zoom Webinarを使用し、YouTubeでも同時配信予定)

■定員
Zoom Webinarは500名
YouTubeライブは定員を設けません。

■参加費
無料

■申込方法・期限
こちらのリンク先より、Zoomの事前申込みを行ってください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_ebu96THoS5SQ_wpniLo_Tg
当日のイベント終了時刻まで申込みを受け付けています。
※YouTubeは限定公開とします。Zoomの申込みをしていただきますと、
 受付完了メールとともにYouTubeのリンクが送付されます。

■プログラム
【第Ⅰ部】シンポジウム 10:00~12:00(予定)
(1) パネルディスカッション
「地域アーカイブの可能性―地域の価値の再発見と活用」
(モデレーター)
上智大学文学部教授 柴野 京子
(パネリスト)
みんなの森 ぎふメディアコスモス 吉成 信夫
大分県大分市教育委員会教育部文化財課 串間 聖剛
鹿児島県日置市総務企画部地域づくり課 重水 憲朗

(2) デジタルアーカイブジャパン・アワード2023 表彰
進行:実務者検討委員会座長、国立情報学研究所名誉教授 高野 明彦

【第Ⅱ部】地域におけるデジタルアーカイブの構築・連携等 13:30~15:00(予定)
(3) ジャパンサーチとの連携について(概要と連携方法等)
国立国会図書館

(4) 地域アーカイブの域内連携・活用及びジャパンサーチとの連携事例報告

  • 長野県上田市「上田市デジタルアーカイブ」
    上田市マルチメディア情報センター 井戸 芳之
  • 縄文遺跡群世界遺産本部「JOMON ARCHIVES」
    縄文遺跡群世界遺産事務局 鹿内 翔平
  • 神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ「新聞記事文庫」
    神戸大学附属図書館情報管理課 守本 瞬
  • 栃木県「とちぎデジタルミュージアム SHUGYOKU」
    栃木県生活文化スポーツ部 和久 征夫
  • 福岡県福岡市「福岡市デジタルアーカイブ」
    福岡県福岡市経済観光文化局文化財活用部 福薗 美由紀

【第Ⅲ部】産業界におけるデジタルアーカイブの活用等 15:15~16:30(予定)
(5) デジタルアーカイブを活用した地域振興の可能性

  • デジタルアーカイブと地域資源のマッチング・観光活用による価値向上
    「アニメ聖地巡礼 訪れてみたい日本のアニメ聖地88」
    一般社団法人アニメツーリズム協会 専務理事 鈴木 則道
  • メタバースにおける地域アーカイブの活用と地域創生について
    「バーチャルトラベルプラットフォームANA GranWhale」
    ANA NEO株式会社 事業開発部 リーダー 松尾 英樹

■イベントページ
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html
※こちらのページから申込んでいただいても構いません。

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) 第12回年次大会 (JADH2023) (2023/9/20~23)

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) 第12回年次大会 (JADH2023)

■日時: 2023年9月20日~22日
■場所: 国文学研究資料館 (オンライン開催)
■概要:
(1) ワークショップ (2023/9/20)
研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル
DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)
(2) メイン会議 (2023/9/21-22)

ドーナツ・プロジェクト2023 実践編 連続講座全12回

  • 令和5年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
  • 舞台公演記録のアーカイブ化のためのモデル形成事業

ドーナツ・プロジェクト2023 実践編 連続講座全12回

今年度の講座は、昨年度実施した「基礎編」の講座内容からそれぞれのテーマをさらに深めながら、ワークやディスカッションなどを用いたより実践的な内容を目指します。
◇対象
  • 演劇、舞踊、伝統芸能などの舞台芸術に携わっている方(アーティスト、制作者、劇団・公演団体・劇場スタッフなど)
  • 大学で舞台芸術や映像、アートマネジメントを学ぶ/学んだ学生
  • 舞台芸術の研究者、各種文化施設の学芸員、キュレーター、アーキビスト等。
  • アーカイブって何?、どうやって記録を残していけばいいの?、著作権って何?と思う方 など
◇講座日程2023年7月25日(火)、8月8日(火)、8月29日(火)、9月15日(金)◇会場早稲田大学 早稲田キャンパス(東京都新宿区西早稲田1丁目6‐1)◇定員
  • 【会場での受講】(講座 10回・ワークショップ2回+アーカイブ動画視聴):25名*申し込み多数の場合、抽選となります。
  • 【アーカイブ動画での受講】(講座ワーク部分・ワークショップ2回分を除く):50名
◇アーカイブ視聴方法 お申し込み時にご入力いただくアドレス宛に、メールで動画視聴リンクを送付いたします。 視聴期間:動画公開後から2024年2月9日(金)17:00まで *アーカイブ動画は、各講座終了から2~3週間後に公開いたします。 *アーカイブ動画は日本語字幕付きで配信いたします。◇受講料
  • 【会場での受講】講座10回/ワークショップ2回 + アーカイブ動画視聴: 7,000円(税込)*前年度受講者割引 6,000円(税込)
  • 【アーカイブ動画での受講】講座10回(講座ワーク部分・ワークショップ2回分を除く): 6,000円(税込み)*前年度受講者割引: 5,000円(税込)
*会場での受講に申し込まれる方は、受講者確定通知後に受講料をお支払いいただきます。 *受講キャンセル、ならびにお支払いいただいた受講料の返金はお受けいたしかねますので、ご了承ください。 *初めての方でもご心配いりません! 昨年度の講座を受講していない方には、昨年度の講座をまとめた『DONUTS BOOK基礎編』製本版を先着50名様に、データ版を皆様にプレゼントいたします。◇募集期間
  • 【会場での受講】2023年6月14日(水)12:00 ~ 7月2日(日)17:00*抽選の場合7月7日(金)受講者確定通知予定
  • 【アーカイブ動画での受講】2023年6月14日(水)12:00 ~ 7月2日(日)17:00
◇申込方法 ◇その他
  • *会場で受講いただく方には、10回の講座が終わった時点で課題をお出しします。その課題をもとにワークショップを進めます。
  • *すべての講座とワークショップを会場で受講した方に本講座の修了証を授与します。
  • *全受講生に講座内容をまとめた「DONUTS BOOK実践編」を配布します(2024年2月頃予定)

Code4Lib JAPAN Conference 2023 (2023/9/2-3)

Code4Lib JAPANカンファレンス2023

    • 日程
2023年9月2日(土)・3日(日)

会議関連情報

アート・ドキュメンテーション学会第34回 (2023) 年次大会 (2023/6/17~18)

アート・ドキュメンテーション学会第34回 (2023) 年次大会 (2023/6/17~18)

  • 日時:2023年6月17日(土)、18日(日)
  • 第1日目:6月17日(土)
    • 13:00-15:30 シンポジウム
    • 15:35-15:55 活動紹介
    • 16:10-17:00 第17回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞授賞式
    • 17:00-18:00 国際教養大学図書館 自由見学
  • 第2日目:6月18日(日)
    • 10:00-12:00 総会(会員限定)
    • 13:00-14:30 研究発表会
    • 14:30-14:45 ポスターセッション(ライトニングトーク)
    • 15:00-15:50 動向紹介
    • 15:50-16:00 閉会
  • 会場/開催方法
    国際教養大学 コベルコホール(D棟2階)
    〒010-1292 秋田市雄和椿川字奥椿岱193-2 >アクセス
    およびオンライン(Zoom)(ハイブリッド型)
  • 参加費(両日共通)
    参加方法・参加日数を問わず同額となります。

    • 会員・賛助会員 1,000円
    • 学生会員    無料
    • 非会員(一般・団体購読会員)2,000円
    • 非会員(学生) 無料
  • 参加申込
    こちらのPeatixからお申込みください
    2023年6月12日(月)22:00 締切
    参加申込みにはPeatixへのログインが必要ですが、GoogleアカウントやFacebook、Twitterのアカウントでもログインすることができます。
    本大会は、会員・非会員を問わずどなたでも参加できます。ただし、2日目午前中の学会総会は会員限定となります。
    大会プログラムには参加せず、総会のみに出席・委任状提出のみを希望する正会員は、こちらの別フォームからお申込みください。総会以外のプログラムへのご参加はPeatixからのお申込みが必要です。
  • 共催
    アート・ドキュメンテーション学会(JADS)、公立大学法人 国際教養大学
  • プログラム詳細はこちら

日本アーカイブズ学会2023年度大会開催 (2023/4/22~23)

日本アーカイブズ学会2023年度大会開催 (2023/4/22~23)

  1. 全体概要
    • 【日程】2023年4月22日(土)~23日 (日)
    • 【開催形式】 ハイブリッド形式(対面・オンライン併用)
    • 【会場】 中央大学多摩キャンパス 3号館
      アクセス情報:https://www.chuo-u.ac.jp/access/tama/
      ●会場へは公共交通機関でお越しください。
      ●周辺にレストラン等はありません。23日(日)の昼食は各自ご用意ください。
    • 【参加登録】対面参加・オンライン参加ともに登録が必要です。登録方法は下記「3 参加登録」をご確認ください。
    • 【参加費】 会員 500 円、非会員 1000 円 ※部分参加でも全日程参加でも同額です。
      <納付方法>
      ・会場でご参加の方は、会場受付にて現金でお支払いください。
      ・オンラインでご参加の方は下記のとおり請求しますので、指定の口座にお振り込みください。
      会員:5月に 2023 年度会費請求書を送付しますので、会費納付の際に合わせてお振り込みください。
      非会員:参加登録をされた方にメールで参加費の請求書を送付しますので、メール到着後2週間以内にお振り込みください。
      ※振込手数料はご負担ください。
    • 【総会について(会員のみ)】
      日本アーカイブズ学会会員(正会員・賛助会員)の方には、総会の詳細について4月上旬頃別途ご案内申し上げます。
  2. 大会講演会・自由論題研究発表会・企画研究会の概要 (※タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。)
    1. 大会講演会 4月22日(土)15:15~16:30 《3115教室》
      タイトル:「日本のアーカイブズ保存論」
      講演者:青木睦(国文学研究資料館 准教授)
    2. 自由論題研究発表会 4月23日(日)10:00~12:20 (10:00~10:05は注意等)
      【第1セッション】《3354教室》

      • 田口一博「地方議会資料における会議録の意味とアーカイブズ学との関係」
      • 堀内暢行「電子記録管理における電子メール特殊性―電子帳簿保存法への対応を事例として」
      • 橋本陽「AI vs HI:日本のアーカイブズの実務にAIを導入するための前提を考える」
      • 淺野真知「診療録(カルテ)の情報開示をめぐる諸問題―情報開示請求の事例から考察する―」

      【第2セッション】《3353教室》

      • 池永禎子「国立療養所大島青松園社会交流会館蔵「林記念文庫」に関する考察―アーカイブズ学の視点から―」
      • 林美帆・除本理史「岡山・水島の公害資料館開設におけるアーカイブズの活用事例」
      • 齋藤歩「1980年代米国の「建築図面アドバイザリー・グループADAG」における国・地域と専門領域の交わり―欧州またはアーカイバル・コミュニティからの参加者に注目した議事録分析」
      • 香村由佳「近現代建築物に関する記録の管理と記述について―旧朝香宮邸を事例として―」
    3. 大会企画研究会 4月23日(日)13:30~17:00 《3115教室》
      テーマ:「アーカイブズ編成・記述の現在―国際的動向を背景に―」
      スピーカー:

      • 清水邦俊(国士館史資料室)「民間史料における編成と記述の再確認―整理現場の視点から―」
      • 千代田裕子(東京大学文書館)「東京大学文書館におけるシリーズ・システム導入の試み―現状と課題について」
      • 元ナミ(東京大学文書館)「アーカイブズ記述の新標準:Records in Contexts(RiC)をめぐる最新動向と今後の展望」
      • 論点整理: 坂口貴弘(創価大学)

      参考文献(URLはいずれも2023-03-12最終確認):
      独立行政法人国立公文書館(訳)「ISAD(G):国際標準アーカイブズ記述 第2版」、2022年、https://www.archives.go.jp/about/report/pdf/ISAD(G)2nd.pdf
      森本祥子「新たな資料編成・記述方法の導入を目指して 第1部:東京大学文書館における編成記述の現状と課題」『東京大学文書館紀要』 第39号、2021年、1-9頁。 https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400157791.pdf
      寺澤正直「アーカイブズ記述の国際標準に関する近年の動き」『アーカイブズ学研究』 No.25、2016年、79-90頁。

  3. 参加登録
    下記Googleフォームからご登録ください。
    https://forms.gle/c5Yj8F5NQwh7jwh79
    *ご登録は、2023年4月21日(金)までにお願いいたします。
    *フォームの「送信」後、フォームに記入した内容がメールに返送された時点で、参加登録は完了します。
    *もし「送信」後しばらくしてもフォーム記入内容を含むメールが届かない場合は、お手数ですが大会登録関係専用アカウントjsaskenkyu2023★gmail.com(★を@に変更してください)までご一報ください。
  4. 【問い合わせ先】
    日本アーカイブズ学会事務局
    E-mail:office★jsas.info(★を@に変更してください)

東京大学基金が「戦災・災害のデジタルアーカイブ基金」募集開始

東京大学基金が「戦災・災害のデジタルアーカイブ基金」募集開始

ご支援のお願い

ロシアによるウクライナ侵攻,毎年のように起きる激甚災害など,現代は「災い」の多発する時代です。しかしながら「災いの記憶」は,時間の経過とともに上書きされ,忘却されていきます。
「災いの記憶」と,その経験を次世代に活かすためには,被災者の記憶を社会全体で共有し,引き継いでいく必要があります。しかし,そうした個人の貴重な記憶は,老い・死によっていずれ失われていきます。
「個人の記憶」を共有し,「社会全体の記憶」として残していくために,これまでの災害,そして来たるべき災害の記憶を保存・記録していく仕組みづくりが求められています。「デジタルアーカイブ」は,こうした記憶を保存・共有し,未来に継承する基盤として重要なものです。
渡邉英徳研究室では,広島・長崎原爆,あるいはウクライナ戦争,東日本大震災などをテーマとした「デジタルアーカイブズ・シリーズ」を2010年代から開発・運用してきました。しかし,こうしたアーカイブは,主に年限付きの研究費で開発・運用されており,持続性に不安があります。また,バーチャルリアリティ・人工知能などの先端技術を取り入れ,より使いやすいアーカイブ・システムを開発し,多くの人々の協力のもと成長させていくためには,財源となる寄付金が必要です。
本寄付金によって「デジタルアーカイブ」を構築し,「災いの記憶」を世界に発信することにより,「過去から学び・未来に活かす」モティベーションを社会に作り出します。そして,学生をはじめとした若い世代の参画により,持続可能性の高い活動を実現します。
戦災・災害に立ち向かう,平和で力強い世界の実現に向けて,一人でも多くの皆様に本プロジェクトへのご支援とご協力を賜りたく,よろしくお願い申し上げます。

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
教授 渡邉英徳