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「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール-未来へつなげる-」の申込受付が開始されました (締切 2023/12/1)

「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール-未来へつなげる-」の申込受付が開始されました (締切 2023/12/1)

2023年は関東大震災から100年の経過を迎える年です。
様々な災害が繰り返し深刻な被害をもたらす日本では、日々風化してしまう災害の記憶・記録をいかに継承し、日常の中で防災意識を喚起すべきかが問われています。
一方、各地の災害記録を伝える資料はデジタルアーカイブ化されつつあり、防災教育への活用が期待されています。
しかしながら、その存在は周知されておらず、利活用が進展していません。
このような環境の中、各地のデジタル地域資料や電子書籍コンテンツなどを組み合わせた、新しい防災学習のあり方への検討が、今求められています。
本コンクールは、災害に関するデジタル資料やその教育活用事例の周知を図り、防災教育・学習におけるデジタル資料の活用を促進することを目的として開催します。

■部門・募集作品(両部門とも個人参加・チーム参加どちらでもOKです)

  1. 防災教材部門
    • 内容 学習の目的、学習活動・内容、発問、予想する学習者の変化や成果、使用資料など。
    • 方法 デジタル資料を活用した教材 様式… 自由。A4サイズ PDF1~10枚程度。
    • 対象 小・中・高校の教員、教育委員会職員、自治体文化財課などの職員、学芸員、学校司書・司書教諭・公共図書館司書、教職課程を履修する大学生・大学院生など
  2. 探究学習部門
    • 内容 学習背景・動機、調査内容と結果・関連研究のまとめ、立てた問い、自身の探究手法や探究の視点・切り口、わかったことや考えたこと、まとめなど。
    • 方法 ジャパンサーチのマイギャラリーを活用した教材…
      マイギャラリーで作成した探究学習の成果物データをエクスポートし、JSON形式で提出。
    • 対象 小学生・中学生・高校生

■応募期間 令和5年9月1日(金)~令和5年12月1 日(金)
■応募方法 申し込みフォームに必要事項を記入し、応募作品(防災教材部門はPDF形式/探究学習部門はJSON形式)を添付してフォームにて送付。
https://wtmla-adeac-r.com/news-1-1-1-3/qewY3PYe

■賞・副賞

  • 最優秀賞 各部門1点(探究学習部門は校種ごと)
  • 優秀賞 各部門 数点を防災教材部門・探究学習部門それぞれに授賞(探究学習部門は校種ごと)。
  • 入賞者に副賞として、賞状および最優秀賞3万円分・優秀賞1万円分の商品券/図書券等を進呈。

(中略)

[協力] デジタルアーカイブ学会 SIG ジャパンサーチ研究会、他

地域アーカイブ部会研究会 アーカイブと市民活動との「つなぎ目」を考える (2023/9/15)

デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会研究会
アーカイブと市民活動との「つなぎ目」を考える (2023/9/15)

【日時】
2023年9月15日(金)17時30分~19時頃まで
方法:Zoomによる公開研究会

【報告者】
水島久光(東海大学文化社会学部)、上松大輝(国立情報学研究所)

【趣旨】
2015年以降、デジタルアーカイブの議論が盛んになる中で、東海大学水島久光教授が一貫して市民による記憶や記録の保全・継承のアクションとの「噛み合わなさ」を問題にしてきた。自治体やオフィシャルな機関のイニシアチブから外れたところにある所謂「草の根」の活動が、フォーマット化されたデジタルアーカイブに乗り難い理由はどこにあるのか。2020~22年にDA学会のSIGとして行った「戦争関連資料」研究会での調査結果・議論を踏まえ、2022~23年に行ったいくつかの取組み、特に「大夕張アーカイブ(仮:北海道夕張市)」と「不屈館アーカイブ(仮:沖縄県)」に関する実験を通じて得られた仮説について報告し、小規模アーカイブのコンセプト(「誰の」「何のための」)とシステム実装(メタデータの策定)の間を結ぶ意味論的問題を提起する。

こちらからお申し込みください

産業とデータ・コンテンツ部会「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第16回)の開催について(2023/8/29)

産業とデータ・コンテンツ部会DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」(第16回)の開催について(2023/8/29)

1. 趣旨
デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」は、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の在り方を検討するため2021年4月に設置されました。2021年度は部会としての取り組みを議論するために連続3回のフォーラムを開催しました。その結果、部会が扱うべき課題が多様であり、関係者のバックグランド・視点も多様であることから、まずは諸課題に関する講演会・議論を通して情報共有と相互理解を熟成することが重要であると考えました。
「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」はこのような趣旨で2022年度から、月1回のペースで開催して参りました。今年度も引き続き、この取り組みを通してデジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップが構築できればと考えます。皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的なご参加、またご発表をお願い致します。

2. 実施概要
(1)日 時:2023年8月29日(火)13:00~15:00
(2)形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います)
(3)プログラム(予定)
司会:後藤和子氏(摂南大学 経済学部 経済学科教授)

(発表開始時刻は目安です。前後する可能性がありますがご了承ください。)

  • 13:00~「デジタルアーカイブとデータオーナーシップ」
    生貝直人氏 (一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻教授)
  • 13:18~「アニメ・マンガ×アーカイブデータを活用したサービス展開」
    上田哲也氏 (大日本印刷株式会社 コンテンツコミュニケーション本部 Web3ビジネス開発部)
  • 13:36~「民間組織のアーカイブズ:多様な側面と活用事例」
    金甫榮氏(公益財団法人渋沢栄一記念財団/東京大学)
  • 13:54〜 「外部ツールを用いた大規模言語モデルの拡張」
    清丸寛一氏(京都大学 大学院情報学研究科)
  • 14:12~「これからのデジタルアーカイブを支える最新ストレージ技術」
    脇昌弘氏 (ネットアップ合同会社)
  • 14:30~ 総合討論・意見交換

3. 参加について
(1)対象者:デジタルアーカイブ学会会員、DAPCON会員、DARA参加機関、その他関係者
(2)参加費:無料
(3)申し込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfHFh7NfXb7gAbVE3pB4XXBBo5d8EcM6AocRD6_PkzgHf77nQ/viewform?usp=sf_link

デジタルアーカイブフェス2023―デジタルアーカイブで地域の価値を再発見する―(2023/8/25)

デジタルアーカイブフェス2023―デジタルアーカイブで地域の価値を再発見する―(2023/8/25)

地域アーカイブは、地域の価値を再発見し、地域振興につながっていく可能性を秘めています。本イベントでは、地域アーカイブの可能性をテーマにしたパネルディスカッションや地域アーカイブ機関とジャパンサーチとの連携事例報告等を行います。また、ジャパンサーチの連携機関や活用者を顕彰するデジタルアーカイブジャパン・アワード2023の発表も行います。
デジタルアーカイブによる地域振興に資する情報や知見の共有を図り、デジタルアーカイブの利活用の輪を一層広げるため、アーカイブ機関の関係者だけでなく、地方自治体関係者やデジタルアーカイブの活用を考えている皆さまもぜひご参加ください。

■日時
2023年8月25日(金)10:00~16:30

■主催
内閣府知的財産戦略推進事務局及び国立国会図書館(共催)

■開催方法
オンライン開催(Zoom Webinarを使用し、YouTubeでも同時配信予定)

■定員
Zoom Webinarは500名
YouTubeライブは定員を設けません。

■参加費
無料

■申込方法・期限
こちらのリンク先より、Zoomの事前申込みを行ってください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_ebu96THoS5SQ_wpniLo_Tg
当日のイベント終了時刻まで申込みを受け付けています。
※YouTubeは限定公開とします。Zoomの申込みをしていただきますと、
 受付完了メールとともにYouTubeのリンクが送付されます。

■プログラム
【第Ⅰ部】シンポジウム 10:00~12:00(予定)
(1) パネルディスカッション
「地域アーカイブの可能性―地域の価値の再発見と活用」
(モデレーター)
上智大学文学部教授 柴野 京子
(パネリスト)
みんなの森 ぎふメディアコスモス 吉成 信夫
大分県大分市教育委員会教育部文化財課 串間 聖剛
鹿児島県日置市総務企画部地域づくり課 重水 憲朗

(2) デジタルアーカイブジャパン・アワード2023 表彰
進行:実務者検討委員会座長、国立情報学研究所名誉教授 高野 明彦

【第Ⅱ部】地域におけるデジタルアーカイブの構築・連携等 13:30~15:00(予定)
(3) ジャパンサーチとの連携について(概要と連携方法等)
国立国会図書館

(4) 地域アーカイブの域内連携・活用及びジャパンサーチとの連携事例報告

  • 長野県上田市「上田市デジタルアーカイブ」
    上田市マルチメディア情報センター 井戸 芳之
  • 縄文遺跡群世界遺産本部「JOMON ARCHIVES」
    縄文遺跡群世界遺産事務局 鹿内 翔平
  • 神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ「新聞記事文庫」
    神戸大学附属図書館情報管理課 守本 瞬
  • 栃木県「とちぎデジタルミュージアム SHUGYOKU」
    栃木県生活文化スポーツ部 和久 征夫
  • 福岡県福岡市「福岡市デジタルアーカイブ」
    福岡県福岡市経済観光文化局文化財活用部 福薗 美由紀

【第Ⅲ部】産業界におけるデジタルアーカイブの活用等 15:15~16:30(予定)
(5) デジタルアーカイブを活用した地域振興の可能性

  • デジタルアーカイブと地域資源のマッチング・観光活用による価値向上
    「アニメ聖地巡礼 訪れてみたい日本のアニメ聖地88」
    一般社団法人アニメツーリズム協会 専務理事 鈴木 則道
  • メタバースにおける地域アーカイブの活用と地域創生について
    「バーチャルトラベルプラットフォームANA GranWhale」
    ANA NEO株式会社 事業開発部 リーダー 松尾 英樹

■イベントページ
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html
※こちらのページから申込んでいただいても構いません。

「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」YouTube公開のお知らせ(2023/8/4)

「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」YouTube公開のお知らせ(2023/8/4)

「産業とデータ・コンテンツ部会」では2022年度から「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」と題したセミナーを毎月開催しています。https://sangyo.digitalarchivejapan.org/sangyo/#gsc.tab=0

この度、これまでご発表いただいたショートトーク約70本を、YouTubeの「デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会」チャンネルにて一般公開いたしました。
https://www.youtube.com/@user-ll4td3qj7v
こちらのリンクから、是非ご覧ください。

発表一覧は、産業とデータコンテンツ部会サイトにて、「産業化マップ」からもご覧いただけます。
https://sangyo.digitalarchivejapan.org/sangyo/index.php/map/

今後も、「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参ります。
皆様の(アーカイブ視聴を含め)積極的なご参加と、ご発表推薦をお待ちしております。

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) 第12回年次大会 (JADH2023) (2023/9/20~23)

日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (JADH) 第12回年次大会 (JADH2023)

■日時: 2023年9月20日~22日
■場所: 国文学研究資料館 (オンライン開催)
■概要:
(1) ワークショップ (2023/9/20)
研究者とライブラリアンとの対話:データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル
DHデータ基盤としてのデータセット~利用と提供から考える」(第3回人間文化研究機構DH研究会)
(2) メイン会議 (2023/9/21-22)

人間文化研究機構国文学研究資料館特定有期雇用職員(特任准教授又は特任助教)の公募(情報学・人文情報学)(締切 2023/9/4)

人間文化研究機構国文学研究資料館特定有期雇用職員(特任准教授又は特任助教)の公募(情報学・人文情報学)(締切 2023/9/4)

  • 准教授相当 : 正職員・正社員 / 任期あり / テニュアトラック以外 / 試用期間なし
  • 助教相当 : 正職員・正社員 / 任期あり / テニュアトラック以外 / 試用期間なし

■業務内容
【研究業務内容】

  • 情報学又は人文情報学に関する研究及び国文学研究資料館(以下「当館」という。)が実施する各種共同利用事業・共同研究に従事する。
  • 当館古典籍データ駆動研究センターの研究基盤整備部門を兼務し、「人文系データ分析技術の開発」を担当する。

■職種

  • 准教授相当
  • 助教相当

■契約期間

  • 准教授相当
    任期あり – テニュアトラック以外契約期間は、原則として2024年4月1日から2029年3月31日までとする。
    ただし、当館における審査を経て認められた場合は、契約更新を行う可能性がある(最長2034年3月31日まで)。試用期間なし
  • 助教相当
    任期あり – テニュアトラック以外契約期間は、原則として2024年4月1日から2029年3月31日までとする。
    ただし、当館における審査を経て認められた場合は、契約更新を行う可能性がある(最長2034年3月31日まで)。試用期間なし

東京国立博物館アソシエイトフェロー(情報処理)募集 (締切 2023/7/31)

東京国立博物館アソシエイトフェロー(情報処理)募集

  • 採用予定施設: 東京国立博物館
  • 職種: アソシエイトフェロー(情報処理) 1名
  • 任期: 令和5年10月1日~令和8年9月30日(※採用日の前倒しについては応相談)
  • 勤務内容:
    博物館収蔵品情報に関連するアプリケーションの開発・運用補助(主に博物館情報課で設計・開発しているソフトウェアの企画,プログラミング,ドキュメント整備等。)、及びデジタルデータの整備・管理を担当します。
    なお,必要に応じて他の情報処理に関する業務に携わることもあります。
  • 応募締切:令和5年7月31日(月)17時必着
  • 募集要項 https://www.nich.go.jp/wp-content/uploads/2023/06/231001saiyo_af_joho_1655.pdf
  • JREC-IN https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123070136

立命館大学 映像学部 教員募集 (締切 2023/8/21)

立命館大学 映像学部 教員募集 (締切 2023/8/21)

  • 募集分野 社会映像(デジタルメディア)
  • 募集職種 任期の定めのない専任教員(教授または准教授)
  • 職務内容・担当科目
    以下の科目の担当および学部または大学全般の教育・研究・広報・社会貢献に
    関わる活動、高等学校との連携等に関する活動、大学院における研究指導等に
    従事する。
    映像学部:「放送メディア演習」「デジタルメディア演習」「映像文化演習Ⅰ」
    「映像文化演習Ⅱ」「卒業研究」
    ※上記以外の映像学部専門基礎科目、映像学部専門科目、その他の科目、なら
    びに映像研究科科目を担当していただく場合があります。
  • 募集人数 1名
  • (中略)
  • 着任時期 2024 年 4 月 1 日
  • (中略)
  • 雇用契約期間 任期の定めなし(試用期間なし)
  • 所属・勤務地
    映像学部(映像研究科)・大阪いばらきキャンパス(大阪府)
    衣笠キャンパス(京都府)、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県)も含めて勤
    務地以外で開講される科目をご担当いただく場合があります
  • 担当授業時間 通年平均 5 授業時間(1 授業時間は 90 分)
    ※上記担当授業時間を超えて授業担当を命じることがあります
  • (中略)
  • 応募締切日 2023 年 8 月 21 日(月) ※応募書類必着
  • (以下略)

地域アーカイブ部会研究会:地域デジタルコモンズが拓くこと~『光が丘デジタルアーカイブ』とd-commons.net~ (2023/7/26)

デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会研究会
テーマ:地域デジタルコモンズが拓くこと~『光が丘デジタルアーカイブ』とd-commons.net~ (2023/7/26)


日時:令和5年7月26日(水)17:00~19:00
主催:デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会
登壇者:前川道博 長野大学教授、菅原みどり 立教大学大学院修士課程
進行:宮本聖二 地域アーカイブ部会長
開催方法:オンライン(ZOOM)
募集対象:デジタルアーカイブ学会員および一般

【概要】

 全国各地でさまざまなデジタルアーカイブの営みが進められています。その一方、多くの地域においてはまだその端緒につくことすらないのが実情です。地域のデジタルアーカイブを始めるにはその敷居が高く、なぜできないのか、またその解決をなぜ業者に委託するのか。地域アーカイブには何が問題かがわからないまま、一歩の踏み出しが阻まれる見えざる壁があります。その壁に遮られ、根本的な解決が求められる原資料やデータの永続的保全、権利処理、オープン性、運用コスト、人材育成といった課題解決に踏み込む提起にも至れません。
 何のためにデジタルアーカイブをつくるのか。どうするとそれがうまくいくのか。どこでも誰でも平易に利用が可能な地域デジタルコモンズクラウドサービスd-commons.netを開発し、各地でのデジタルアーカイブ活動の支援を行う前川道博長野大教授と、東京都練馬区で『光が丘デジタルアーカイブ』に取り組む菅原みどりさんに登壇いただき、地域でのデジタルアーカイブ構築、運営、活用はどうすると容易にできるのか、そもそもの課題は何なのかを話題提供します。

【Zoomウェビナー参加申込】
参加申込フォームからお申込みください(当日7/26(水)まで受付)。