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デジタルアーカイブ学会第5回学会賞の受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第5回学会賞受賞者が決まりました

デジタルアーカイブ学会第5回学会賞の受賞者を授賞理由を添えて以下のように公表し、第8回研究大会 (石川) にて表彰しました。

功労賞

実践賞

学術賞(研究論文)

学術賞(著書)

学術賞(基盤・システム)

  • 該当なし

【11/26 ハイブリッド開催】U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア5:人文学における研究データの共有・公開に向けて」のお知らせ(締切 2023/11/20)

2023年11月26日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)は、U-PARLシンポジウム「むすび、ひらくアジア5:人文学における研究データの共有・公開に向けて」を東京大学総合図書館及びオンラインで開催します。
本シンポジウムでは、個々の研究者による研究データの共有・公開の課題を踏まえつつ、これからのデジタル化とデータ共有の在り方について考えます。
定員は対面30人、オンライン配信300人(いずれも要事前申込み、先着順)となっております。
詳細とプログラムは以下のとおりです。皆さまのご参加をお待ちいたしております。

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日時:2023年11月26日(日)13:30−16:30
会場:東京大学 総合図書館(本郷キャンパス)、及びオンライン(ライブ配信)
定員:対面30名、オンライン配信300名
参加費:無料
申込方法:事前申込制となっております。以下のサイトよりお申し込みください。
https://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh5
締切:2023年11月20日(月)

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〈趣旨〉
今日、様々な分野で知識・情報資源のデジタル化が進められています。本シンポジウムでは、個々の研究者による研究データの共有・公開の課題を踏まえつつ、これからのデジタル化とデータ共有の在り方について考えます。
第一部では、3つの分野からデジタル化と公開の事例を紹介するとともに、公開システムの構築や継続に関する課題についても情報共有を図ります。第二部では、分野横断的な研究データの共有・公開に向けた基盤整備について、現在進められている取り組みを紹介します。

〈プログラム〉

  • 第一部 知識資源のデジタル化と公開の事例
    • 「図書資料のデジタル化:アジア研究図書館デジタルコレクション」
      徳原靖浩(東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門U- PARL 特任助教)
    • 「フィールドノートのデジタル化と多目的・長期的利用」
      柳澤雅之(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)
    • 「戦災・災害のデジタルアーカイブ」
      渡邉英徳(東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授)
  • 第二部 分野横断的な研究データの共有・公開に関する取り組み
    • 「分野や国境を超えた人文学データの共有」
      池内有為(文教大学文学部准教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所 客員 研究官)
    • 「NII RDCにおけるデータキュレーション機能の開発」
      南⼭泰之(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)
    • 「研究データエコシステムとデジタルアーカイブ」
      大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター 准教授)
  • 第三部 パネル・ディスカッション
    • 司会:大向一輝
    • 登壇者:池内有為、南山泰之、柳澤雅之、渡邉英徳、徳原靖浩

カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震関連のデジタルアーカイブ(写真等の募集)と利用に関するワークショップのお知らせ(国立科学博物館)(2023/11/1)

カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震関連のデジタルアーカイブ構築支援と活用に関するプロジェクトがJ-RAPIDの支援により始まりました.この一環として,現場での写真やビデオなどのデータを収集・整理をし,衛星画像上にまとめ,復旧・復興計画の作成,被災地への支援,地震防災への教育や啓発への活用に役立てる活動が始まりました.いままでは衛星画像のみであったので,今回のプロジェクトにより「地上から捉えた写真」を組み合わせることで,様々な効果が期待されます.

1)現場データ(写真・ビデオ等)ご提供の依頼
今回のプロジェクトの主旨にご賛同いただいた上で,撮影した場所がわかる写真やビデオをご提供いただければ,それを全地球イメージの画像の上で重ねることができます.その結果は,WEBサイト上で表現されるだけでなく,特別展において,複数の液晶パネルで臨場感を多人数で共有できる「Liquid Galaxyリキッドギャラクシー」を用いて展示される予定です.ご提供をいただけるデータに関する著作権や2次使用については,クリエイティブ・コモンズのライセンスに沿って選択することが出来ます.
https://creativecommons.org/licenses/list.en

以下が,データご提供のサイト(Google Form)になりますので,是非に協力ください.提出期限は,来年の3月末を予定していますが,このプジェクトの終了後にも,日本とトルコ側で運用していきたいと思っております.
https://forms.gle/rrQGYsT9qLvER6379
※ご提供いただく場合,Googleアカウントが必要となります.

2)国立科学博物館でのワークショップのご案内
9/2-11/26の予定で、関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ —未来へつなげる科学技術—」開催されています.
https://www.kahaku.go.jp/event/2023/09earthquake/

ここでは,Liquid Galaxyリキッドギャラクシーで,関東大震災に加えて,トルコ南東部地震についての情報(衛星画像が中心ですが,今回,地上のデータをリンクいたします)を発信しております.この展示を見て頂きながら,デジタルアーカイブの利活用に関するワークショップを開催したいと思います.

日時:令和5年11月15日(水) 16:00-18:00
場所:国立科学博物館日本館4階大会議室(定員50名)
   https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/floormap/

参加が可能な場合には,今村(imamura@irides.tohoku.ac.jp)までご連絡を頂ければ幸いです.

東北大学災害科学国際研究所 今村文彦,柴山明寛,サッパシー・アナワット
東京大学情報学環 渡邉英徳
防災科学技術研究所 伊勢 正,遊佐 暁

技術普及部会「第1回 技術相談会」の開催について(2023/11/10)

デジタルアーカイブ学会「技術普及部会(https://gijutsu.digitalarchivejapan.org/)」では、初めてのイベントとして、第8回研究大会(金沢)にて、第1回技術相談会を開催いたします。デジタルアーカイブに関連する情報技術に関して、気軽に情報共有できる場にしたいと考えております。研究大会参加者は無料で参加できますので、ぜひご参加ください。

なお、今回が初めての試みのため、よりよいイベントとするためのアンケートを募集しています。こちらにもぜひご記入をお願いします(締切:2023年11月6日)
https://forms.gle/8LsfnoV7eRDU14oDA

1.開催概要
詳細は下記のURLでご確認ください。
https://gijutsu.digitalarchivejapan.org/event-20231110/

日時:2023年11月10日(金)13:00-17:40
会場:石川県立図書館 2階研修室横

  • セッション:
  • 13:05-14:05(ファシリテーター 中村 覚:IIIF、Linked Data、TEI、デジタルアセットマネジメント(Omekaなど))
  • 14:25-15:25(ファシリテーター 阿辺川 武:歴史地図、3D空間での表示、組織が持つデータのアーカイブ)
  • 15:40-16:40(ファシリテーター 永崎 研宣:DA設計についての考え方、IIIFの導入、翻刻・テキストデータの作成と導入、DAのワークフローの考え方、DAの高度化とコストの関係等々)
  • 16:40-17:40(ファシリテーター 神崎 正英:データのRDF/LinkedData化、メタデータ設計、共有と相互運用)
  • 時間未定(サブファシリテーター 細矢 剛:自然史系デジタルアーカイブ)
  • 時間未定(サブファシリテーター 北本 朝展:歴史地理データ、IIIF、くずし字OCR、歴史ビッグデータ、地球環境データ)

2.参加について
参加費:無料(ただし研究大会の参加登録が必要)
参加方法:デジタルアーカイブ学会第8回研究大会の現地参加者に限定し、セッションごとに先着順で受け付けます(最大10名程度)

第8回研究大会一般研究発表(2023/11/10)予稿集と抄録集が公開されました

デジタルアーカイブ学会第8回研究大会の一般研究発表は2023年11月10日、石川
県立図書館で開催されます。
https://taikai.digitalarchivejapan.org/8th/kenkyuhappyo/
各発表の予稿集(「デジタルアーカイブ学会誌」第7巻S2号)が公開されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsda/7/s2/_contents/-char/ja
また、抄録集も公開されました。
https://taikai.digitalarchivejapan.org/wp-content/uploads/2023/10/abstracts.pdf

一般研究発表に参加されるには、研究大会の参加登録が必要です。
研究大会では、一般研究発表の他、記念座談会、企画セッション、エクスカー
ションなどのイベントがおこなわれます。
https://taikai.digitalarchivejapan.org/8th/
こちらからご登録ください。
https://taikai.digitalarchivejapan.org/8th/registration/

「第18回 DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう! 100講演記念リアル開催」のお知らせ(2023/10/27)

デジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の見取り図とロードマップの構築を目指して2022年度から月1回のペースで「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」を開催して参りました。

このたび講演が100件目を数えることを記念し、第18回はリアルでの開催としました。100件目の記念講演はデジタルアーカイブ学会会長の吉見俊哉先生に講演頂きます。また、これまでの講演の中から、講演アーカイブの視聴数などをもとに「デジタルアーカイブ 産業のシーズを見つけよう! ショートトーク賞」を授賞します。さらに、懇親会の開催も予定しております。みなさまぜひ現地での参加をご検討頂けましたら幸いです。なお、今回はzoomでのオンライン中継はいたしませんが、後日講演をアーカイブで視聴することは可能です。

【開催日時】10/27(金)15:00~17:00

【場所】  東京大学ユビキタス館石橋記念ホール
      (https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html)
      本郷3丁目駅より徒歩3分(GoogleMap)

【参加申し込み】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfH9EOZ15ISSc_pwjm3SAA4v4mqjgf6kluq2BogJ_jYEk93DQ/viewform?usp=sf_link

【参加費】 無料

【スケジュール】

司会進行 柴野京子 副部会長(上智大学) 

  1. 開会の言葉 黒橋禎夫 部会長(DA学会理事/NII所長)15:00~15:10
  2. DAショートトーク 15:10~
    • #97 中村覚氏(東京大学史料編纂所)
      「オープンソースのOCR処理プログラム「NDLOCR」の応用事例紹介」
       15:10~15:25(発表12分+質疑)
    • #98 大高崇氏(放送文化研究所)
      「INAのアーカイブ利活用とフランスの法制度 日本への示唆」
       15:25~15:40(同上)
    • #99 城田晴栄氏 (㈱ループホール社長/弁理士)
      「音楽産業とデジタルアーカイブ ~音楽の権利処理ポイント~」
       15:40~15:55(同上)
    • (5分休憩)
  3. #100 吉見俊哉氏DA学会会長(國學院大学教授)    16:00~16:25(25分間)
  4. 授賞式 16:25~16:40 (15分間)
  5. 閉会の言葉 緒方靖弘 副部会長(DAPCON事務局長/ 寺田倉庫㈱執行役員) 16:40~16:50

【懇親会】

当日はショートトークの後に懇親会を設けます。
デジタルアーカイブの産業化に向けて、和やかに会話をできればと考えております。

ご参加希望の方は、○月○日(曜日)○時までに担当:柳 (iiiyanagi@g.ecc.u-tokyo.ac.jp )までご連絡ください。先着順、定員(20名)に達し次第応募を締め切らせていただきます。

日時:同日 17:00〜19:00
会場:ウイグル料理店「DOLAN(ドラン)」(立食形式)
   本郷3丁目交差点そば
   https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131004/13284119/
定員:50~60名
会費:6000円(現金のみ、お釣りのないようにお願いします)

■注意事項

  • ご来場人数を把握するため、事前の参加申し込みにご協力をお願いします
  • ご来場にあたる交通費・旅費のご用意はございません

ご不明点等ありましたら、ご返信もしくはdasangyo@gmail.comまでご連絡下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

静岡大学学術院情報学領域情報社会学系列 講師または助教の公募(締切 2023/11/15 必着)

静岡大学情報学部講師または助教公募(締切 2023/11/15)

  • 求人内容
    • 募集人員:講師または助教1名(年俸制)
    • 任期:なし
    • 所属:情報学領域情報社会学系列
    • 着任時期:令和6年4月1日
    • 専門分野:人文社会科学
    • 担当科目:
      全学教育科目:新入生セミナー、教養領域科目、学際領域科目など
      専門科目(学部):情報社会学科専門科目および「統計学入門」「データ処理演習」などの数理データサイエンス系科目など
      専門科目(大学院):情報学専攻専門科目
    • 応募期限:令和5年11月15日(水)必着

「みんなでつくる未来の本」プロジェクト発足記念フォーラム(第1回)オンライン開催のご案内(2023/10/26)

1 趣旨

東京大学大学院 情報学環 学際情報学府「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」で取り組むBBP(ビヨンドブック・プロジェクト)の一環として、読者参加や生成AIの活用を始めとするBBの可能性を広げる様々な新しい機能を試しながら、作家との交流を通じて利用者一人一人に対応したユニークな(パーソナル化した)「未来の本」の製品化の可能性を探るプロジェクトを開始しました。本フォーラムはその発足記念として、本プロジェクトの目標と取組概要を紹介し、今後のプロジェクト運営に資するため、関係者・ご関心のある皆様との意見交換を目的に開催いたします。 

2 実施概要

(1)開催形式:公開フォーラム(オンライン)
(2)開催日時:2023年10月26日(木)午後7時~9時
(3)内容

  1. 本プロジェクトの趣旨と概要:渡邉英徳(東京大学教授)
  2. 「未来の本」の可能性(討論)
    o 小松尚平(東京大学学際情報学府院生)
    o 鈴木親彦(群馬県立女子大学准教授)
    o 冨田萌衣(東京大学教養学部学生)
    o長尾洋一郎(講談社KODANSHA techゼネラルネージャー)
    o原田真喜子(東京大学特任研究員)
    o樋口恭介(作家、東京大学客員准教授)
    o渡邉英徳(東京大学教授):司会
    oもうお一人調整中     
  3. 質疑応答

(4)参加(聴講)自由、下記からアクセスしてください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/87459846496?pwd=LKKowHSirLwgeQqDgkbIofnZjJVjg6.1

半期会員募集のお知らせ (締切 2023/12/31)

半期会員募集のお知らせ (締切 2023/12/31)

デジタルアーカイブ学会は2017年5月1日に結成されましたが皆様のご支持をうけ、6年あまりで会員は700人台までに成長いたました。本学会ではデジタルアーカイブ関連分野で活動されている方の入会募集をしております。今から正会員に入会申込まれる場合、2023年度については半期会員(会費3000円)を選択できます。ぜひこの機会に入会お申込ください。ご案内はこちらをご覧ください。
https://digitalarchivejapan.org/about/soshiki/nyukai

1. 会員特典

  •  会員には学会誌を1部無料でお送りいたします。
  • 部会・委員会等各種活動、各種行事に参加できる他、会員総会で会の方針決定に参加できます。 
  • 学会誌に研究論文や事例/調査報告を投稿できます。また研究大会で発表ができます。

2. 会員の種類と会費

  • 会員(個人) 6,000円/年

2023年9月20日から2023年12月31日までに入会される場合は2023年度につき半期会員を選択することができます。今年度の会費は半額(3000円)となりますが、学会誌は2023年11月号(第7巻4号)(2023年10月15日までに入会申込された場合)と2024年2月号(第8巻第1号)のみ送付します。半期会員をご希望の方は申込フォームで「半期会員」を選択してください。

  • 学生 1,500円/年 (社会人学生は該当しません)
  • 賛助会員(団体)10,000円/年
    o 何口でもお入りになれます。
    o 会誌は1口あたり1部お送りいたします。
    o 会の活動に原則何名様でも参加できます。
    o プロダクト・レビュー
     <https://digitalarchivejapan.org/gakkaishi/toukou/productreview>
     を投稿いただけます(掲載料あり)。
    o (企業や事業をおこなっている団体が対象で、学会や大学研究室は対象となりませんのでご注意ください。)       

3. 入会申込み

2023年9月20日から2023年12月31日までに入会される場合は2023年度につき半期会員を選択することができます。今年度の会費は半額(3000円)となりますが、学会誌は2023年11月号(第7巻4号)(2023年10月15日までに入会申込された場合)と2024年2月号(第8巻第1号)のみ送付します。半期会員をご希望の方は申込フォームで「半期会員」を選択してください。

4. 会費お支払

年会費は会員データベースに登録後、会員管理委託先の「株式会社毎日学術フォーラム」より、ご連絡先に年会費請求書(払込取扱票)を郵送いたしますので、お手許に届きましたら、最寄の郵便局より送金の手続きをお願いします。銀行からお支払の場合は、下記の口座に振り込んでください。なお、振込手数料はご本人様にご負担をお願いします。

ゆうちょ銀行  〇一九(読み:ゼロイチキュウ)店 当座預金0487322 口座名義:デジタルアーカイブガッカイ

会員管理担当
株式会社 毎日学術フォーラム「デジタルアーカイブ学会」会員係
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
Tel.03-6267-4550 Fax.03-6267-4555

8/9.5/16ミリフィルムに記録されたダンス映像を探しています。(締切 2023/9/30)

8/9.5/16ミリフィルムに記録されたダンス映像を探しています。(締切 2023/9/30)
https://x.com/dance_archive/status/1696942920010707374?s=20

NPO法人ダンスアーカイヴ構想は、2023年度EPAD事業の一環として、ダンス映像の調査・収集に取り組んでいます。8ミリフィルム、9.5ミリフィルム、16ミリフィルムに記録されたモダンダンス、舞踏の映像についての情報をお寄せ下さい。

1920年代、日本ではモダンダンスと9.5ミリフィルム撮影カメラがほぼ同時期に西洋から導入され、普及が始まりました。その当初から映像作家やカメラ愛好家達が好んで被写体としたのは舞踊家でした。やはり同時期に刊行を始めた雑誌アサヒグラフには、舞踊家を招いた撮影会の広告が頻繁に掲載されています。プロアマを含めた、小型映画制作の歴史は、16ミリ、8ミリ、ビデオテープなどのメディアの変遷を経て現在に繋がっています。デジタル技術の進展の一方で、このような映像メディアは消滅の危機に瀕しています。本プロジェクトは、フィルムに記録されたダンス映像の収集を広く呼びかけることで、貴重な文化資産の発掘、保存に貢献することを目指しています。

  • 調査収集対象
    9.5ミリフィルム、8ミリフィルム、16ミリフィルムに記録されたモダンダンス、舞踏の映像
  • 募集受付
    2023年9月30日まで
  • 応募方法
    info@dance-archive.net まで、お名前、ご連絡先とお手元のフィルムについてわかる範囲の情報をメールでお寄せ下さい。内容が不明の場合でもお預かりして調査することが可能です。

EPADとは

2020年より新型コロナウイルス感染症による舞台芸術業界の危機に対して、文化庁の文化芸術収益力強化事業を受託して活動を開始しました。2023年に一般社団法人EPADとして法人化。設立当初より「芸術文化と共に生きる」を理念にデジタルアーカイヴを作り手と観客を繋ぐ重要な存在と捉え、全国に散逸する舞台に関わる様々な映像や記録(戯曲や過去に舞台美術家が手がけた作品の資料、ポスターなど)の収集とデジタルアーカイヴ化に着手しました。また、インターネット配信のための権利処理支援や新技術による収録支援など映像利活用のための様々なサポートも同時に行っています。

主催:一般社団法人EPAD
助成 : 文化庁文化芸術振興費補助金 (統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2) )    独立行政法人日本芸術文化振興会 

協力団体 : NPO法人ダンスアーカイヴ構想
調査協力 : NPO法人アート&ソサイエティ研究センター